再戦――家を護る者
†††
「うー、うあー……」
春日の陰陽師の少女、月は唸っていた。別に物の怪から受けた傷が悪化したとかではない。彼女が戦うのはもっと別の、聞けば馬鹿馬鹿しくなってしまうような事だったが、今の月にとっては抗おうと思っても抗えないものだった。
なんで、あんな事を聞いてしまったのだろう。生の脚がどうとか。
それを思い出す度に顔から火が出ているのではないかと思うほどに熱くなる。
隣に座る日向に与えた一真の護衛の任は解いていた。敵である物の怪が人間に操られている以上、霊力の強い日向が傍にいれば返って狙われやすくなるかもしれないという月の判断からだった。勿論、影女の標的が邪気を蓄えた女性である為、彼の妹である花音が狙われないという保証もないわけだが……。いつもはあれ程に五月蠅い式神が今は黙ったまま、悶える少女を眺めている。それが余計に恥ずかしい。
ただ、元気づけようと思ったその事自体を悔いるつもりは全くない。
あの時の一真がどんな顔をしていたかを思い出すならば。辛そうとか、苦しそうという感じでは無かった。例え、それを感じているのだとしても一真はそれを極力面に出そうとはしない。
ただ、何もかもを自分で背負いこもうとしている感じだった。まるで、世の中の凶事が全部、自分の責任であるかみたいな顔。
短い間で様々な事を知りすぎた事もあるのだろう。だけどその何もかもを背負い込む姿勢は間違いだ。彼は一般人なのだから。
――何も知る必要も無く、責任を負う必要も無く、ましてや戦う必要なんて全くない。
それを幼き頃の自分が巻き込んだ。
母を救うという焦燥のままに突っ走ったが為に……。
――危険に巻き込んだ。
湯だったかのように真っ赤になる顔を蒲団に埋める。頭の中は、色々な思いで掻き混ぜられ、グシャグシャだった。すっと髪を撫でられて月は顔を上げた。
「たとえ、戦いに巻き込まなかったとしてもいずれ、飛び込んで来たかもしれない。そう考える事は出来ないかなぁ?」
いつの間にか、日向が月の目の前に座り込み顔を覗き込んでいた。その瞳が柔和に笑む。
「なーんてね」
「そう思うのは、今までの式神としての記憶の中にそういう人間がいたから?」
「さーてね。もう、忘れたよ。今の私の主人は貴女様だし」
茶化すようにおどける。月も釣られて笑った。この式神の言葉は驚くほど、心の中をすっきりさせてくれる。自分の責任が軽くなったわけでも消えたわけでもないのに。
「でも、次からは巻き込まない。それに一真が飛び込んでくる事もないようにする」
そう、自分が未熟であるという事には変わりない。あの物の怪、影女が母や他の女性から霊気を奪っていただけでなく、別の人間から霊力を受け取っていたが為に異常なまでのしぶとさを見せていた事は関係ない。
「ほらほら、だったら今は休んで英気を養わないと」
白磁のように真っ白な手で押され頭が枕に落ちる。日向は満足そうな顔で月を見下ろす。
「そうそう。ちゃんと休まないと、ただでさえ口下手なのにとんでもない事を口走っちゃうからね、月は。『私の生脚どうだった』はないよなぁ~……あ」
しまったという顔をした瞬間、日向は月の手で人間の姿から霊符へと戻された。
†††
その日の朝、珍しく一真は寝坊した。いや正確に言うと一度はいつも通りの時間帯に起きる事が出来たのだが、身体が動かず二度寝してしまったのだ。
朝練にはもう間に合わない時間帯、いや朝練はしばらくないのだったか。だが、弁当を作るだけの余裕も無さそうだ。台所まで来て、夜のうちにご飯を炊くのを忘れた事に気付いた一真は色々と諦めた。
朝、寝坊した原因を作った奴は未だ二階の机の上にいる。寝ているらしく、声を掛けても返事一つ返ってこなかった。
「お前の使い手になってやる」と宣言された一真は、その日の夜から、破敵之剣・天ノ光――長いので天あまつと呼ぶことにした――と共に鍛錬をする事となった。
鍛錬と言っても別に剣の振り方や戦い方を学んだわけではない。「そんなものは自分でどうにかしろ」と天には突き離すように言われた。一真が学んだのは霊気の存在を感じ取る事だった。霊気は万物に宿るということ。この世という大きな川の中で流れていく物であるという事。
その二つを教えて貰ったが、表面通りでの意味でしか一真にはわからない。
「自分の身体の中を流れる霊気を感じ取る事から始めろ」
天にそう言われて鍛錬を開始したのが、夕飯と風呂を済ませた後の夜の九時。鍛錬終了を天に宣言されたのが朝の四時頃。その成果は「こんな呑み込みの悪い奴初めてだ」と天に評される程。
一時間ちょっとしか眠れなかったせいで、平衡感覚が、とてもおかしい。冷凍庫にあったパンを電子レンジに放り込み適当にダイヤルを回す。その間にふらふらっと危なっかしい酔っ払いのように階段を駆け上がり、部屋まで戻り、机の上の剣を引っ掴む。その動きはダイイングメッセージを残そうとする死にかけ寸前の人間を思わせる。
「おぃ、この眠気どうにかしてくれ」
「あん?」
天は実に面倒そうな声を上げながら目覚めた。朝まで鍛錬に付き合った天もまた、どうしようもなく眠そうだった。
「学校なんだよ!」
「あーん? おかしいな。長くあいつの元を離れていて曜日感覚が狂ったかな? 今日は“土曜日”だと思っていたが」
途端、一真の身体は床に崩れ落ちた。月が「また、明日」なんて言うから……と言い訳にするのは卑怯か。大体、月は明日とは言ったが、「学校で」とは言わなかった。そう言えば、未来のメールには「明日は学校に行く」とあったが、今日が土曜日だと気づいているのだろうか。
物の怪との事で、まだ頭が混乱しているかもしれない。一真と同じように。だが、今の一真には彼女の事を気遣う余裕も無かった。這うようにして自分のベッドまで戻り、手に力を入れどうにか立ち上がる。
「日光と風浴びろー……そこから霊気を蓄えろ。そうすりゃ多少は覚める」
「らじゃー」
外の光を遮る雨戸を開けると外は快晴だった。朝の陽ざしが溢れんばかりに部屋に入り込んでくる。が、入り込んできたのはそればかりではなかった。
「一真ぁ―!!」
「声でけぇ」
ガンガン頭に響く声に一真は思わず耳を塞いだ。声の主は、未来だった。制服を着ている。あぁ、やっぱり勘違いしたまんまだったかと一真はぼんやりと考えつつ。
窓を閉じた。
蒲団に潜り込む。
――そして、ぴんぽーんという音が耳に届いた。
「はいはーい」と、花音が言いつつ、階段を下る足音が聞こえた。続いて鍵が開いてドアが開く音。
「おはよう、花音ちゃん。今、お兄さんに挨拶したのだけど無視されちゃってさ。これってイジメの始まりかなぁ? って、あれ? 今日学校休み?」
「おはようございます、兄がご無礼をかけました。良く言ってきかせるので……て、あれ? 今日って土曜じゃないですか?」
「…………あ」
聴力のいい一真の耳には、そんなやり取りが窓越しに伝わってきた。辺りが静かなせいもあるだろう。
一真には千里眼があるわけではないが、今未来がどんな表情を浮かべているのか目に映るようだった。
「あはは、どうしたんですか? なんかすごく疲れているみたいです。うちの兄もなんか最近すごく疲れてるみたいな表情だし。学校で、何かありました?」
一真はハッとして、起き上がり、窓の方を見た。かろうじて未来の長い髪が見える。
――花音、気が付いていたのか
妹の観察力の高さ、そして何も気がついてはいないだろうと、思っていた自分自身の思慮の浅さを恥じる。
「修行不足だなぁ」と天が独り言のようにごちる。一真は振り向いたが、破敵之剣は沈黙したまま、それ以上を語らない。
急いで私服に着替え、天を高校の指定鞄に押し込み、階段を下りる。
「よ、未来。悪い悪い」
「あ、こんのぉ! いい度胸してんなぁ、この私を無視するとは!」
不良みたいに顔を凄ませる未来に、一真は少し身を引いた。怖い。物の怪にあんだけびびっていたのが嘘のようだ。同時にこいつを、からかってみたいという意地の悪い心も芽生えた。
「今日は学校休みだぞー」
「わ、わかっているわよ! さっき妹さんに教えて貰ったから。あんたこそ、いつまで寝てるつもり? 寝癖の髪どうにかしなさいよ」
言われて、一真は髪を撫でつけた。が、手を放した途端、まるで意志があるかのように撥ねる。それを見て女子二名が笑う。何か言い返そうと思ったが、何言っても二人には適いそうにないので止めておく。
「家でご飯食べます? あ、もう食べてるだろうけど」
ひとしきり笑った後、花音が提案した。
「あ、うん。食べてないんだ。実は。いいの?」
「いいぞ」花音もその方が喜ぶ――という言葉は口には出さない。
そういう事で三人で食卓を囲むことになった。パンとハムとサラダの三種しかないが。未来は沖家の母がいつも座っている席についた。母は今日の昼には帰ってくる。花音も喜ぶだろう。未来と話す花音の顔はいつになく楽しそうだった。話している内容自体は普段食卓で一真とやり取りしている物とそう大して違いはない。学校の話、最近出たお菓子の話、友達の事等々。
だが、女の子同士で話すというのはそれだけで違うのかもしれない。考えてみれば、花音はいつも自分の事よりも家族の事を優先させるようにしていた。
だから一真もつい家事を頼んだりする。そのせいで一体どれだけの負担を掛けただろう。
「――そうそう、聞きました? 最近起きている怪事件」
花音が何気なく自然に訊ねた。ついさっきまで話していた兄の面白い話――一真としては心外だが――で、笑っていた未来は、その笑顔のまま硬直した。その微妙な変化には気付かずに花音は続ける。
「女性ばかりが行方不明になる事件。うちの学校では神隠しだなんだって先生まで騒いでます。行方不明になった人達は皆見つかったみたいですけどねー」
「あ、うん、そうみたいね。良かったわ、ホント」
笑みと苦みが半々という奇妙な表情に花音も気づき、怪訝な表情になる。
「あ、こーいう怖い話嫌いでした?」
「うん、まあ。恥ずかしい話だけどネ」
どうにか誤魔化そうとしたが、花音は妙な所で勘がいい。その言葉を表面通りには受け取っていないようだった。丁度、その時、家の電話が鳴った。電子音でベートヴェンの「運命」が鳴る。母の携帯から掛かってきた事を知らせるものだ。
「お母さんだー!」花音はぱたぱたと駆けていく。その背中を見つつ、未来が安堵の溜息をついて肩を落とした。
「大丈夫か?」
「うん、お気遣いどーも」
軽く手を振り、自分は大丈夫だという事を示す。が、やはりここ数日続いた物の怪の襲撃のショックは容易には抜けないらしい。それが普通の反応なのだ。物の怪に立ち向かおうなどと考えている一真の方がむしろおかしい。心を侵されていくような身の毛のよだつような、あの悪寒を覚えているなら猶更だ。
憎悪。
悲痛。
そして絶望。
負の感情を掻き混ぜて凝り固めたかのような存在。そんな物を何度も相手にして無事でいられると思うほど一真も楽観者ではない。
昨日は生き延びた。
一昨日も。
その前も。
――だけど次はわからない。
負ければ死ぬよりも惨めな目に遭うかもしれない。強くなりたいと言った。だけど本当に強くなどなれるのか? 精神的な面での強さが無くてはいけないと刀真は言っていた。そんな強さ自分のどこにある?
破敵之剣は力を貸すと言った。だが、力を身に着けるだけの資格が自分にあるのか……?
「あれ?」
花音は受話器を耳に当てたまま、怪訝そうに眉をひそめる。繋がらなかったのだろうか。海人は席を立ち、花音に近づいた。
その時だった。
「な、なにこれ……
」
「そんな驚くことでもないだ……ろ」
調子のおかしい受話器のことを言っているのだと、一真は思った。しかし、違う。花音の口調と表情は、そんな日常的な物とはかけ離れていた。
一真は気が付いた。
花音の持つ受話器。
そこから漏れる黒い霧のようなものを。
「受話器離せ、花音!!」
「花音ちゃん……」
未来は青ざめ、一真は叫んだ。直感的に感じる。これは“あいつ”だ。しかし、花音は受話器を離さなかった。まるで、その黒い霧に魅入られたように、受話器を握りしめ続ける。
「あ、いや……」
『あなたも大変ねぇ、常に我慢、我慢』
受話器越しにではなく、直接頭に響くような声だ。
「なに、この声」
「聞くな、花音!!」
一真は叫びながら鞄に手を突っ込む。破敵之剣が、海人の手の中で鼓動する。『家にいつもいるのは一人。それは、あなた。孤独でしょうに』
霧はだんだんと、大きくなる。人間の女性を思わせる輪郭を形成し、花音の首に手を伸ばした。
『おまえ、こっちに来たい? こっちに来れば何も考えなくていいのよ?』
霧の中に浮かんだ少女の顔がにんまりと笑う。
「誰、だか知らないけど……」
花音はガチガチ震えながら、声を絞り出す。
「そっちには行かない」
そして、花音は霧の手の中で、気を失った。
「お前……花音は俺の家族だ」
一真は、未だ妹の体を抱えている霧を睨み据える。
反響音のような笑い声が返ってきた。
「そう、じゃあ、どうするの?」
「許さねぇ」
一言発し、一真は破敵之剣を抜き放った。白銀に輝く刃が、部屋の中で煌めき――一閃。腕が宙を舞い、床に落ちると同時に生々しい音を立てた。
「な、何?!」
驚きの声が、霧の向こうから上がった。先程よりもはっきりとした声。続いて、霧の中から声の主の顔が浮かび上がった。
――影女
月が、そう呼んでいた少女の顔が、霧の中に浮かんでいる。
「このまま、滅しちまいな」天の声が、一真に呼びかける。
そのつもりだ。
一真は剣を構える。影女は身の危険を察してか、蒼白な顔を一層青ざめさせた。ここで、一真と戦うのか、それとも……。
――俺はお前を恐れないぞ
一真は、剣を構えつつ、心の中でのみ思う。
――お前はどうだ? 俺と刺し違える覚悟はあるのか
その声が彼女に届いたのか、どうなのか。影女は迷う事無く、霧の中へと消え失せていった。
後に残るのは声のみ。
『大きな戦いの前の余興として、忍び込んだのだけども、とんだ痛手だったわぁ。でもね、もう一人の……あなたの大事な“彼女”の方は、頂くわよ』
「ふざけんな、そんな事させるか!」一真は天井のどこともつかない場所を睨み、叫ぶ。
『あなたが彼女と一緒に戦うこと、彼女はそれを望みはしない』
姿なき声は、最後にそう残して消え去った。部屋に立ち込めていた霧は、海岸の水が引くように、受話器の中へと引っ込んでいった。ほっとし、力が抜けて一真は、花音が倒れている傍で、膝をついた。
「一真!?」
「大丈夫だ、未来。ちょっと気が抜けたってだけで」
心配そうに覗き込んでくる未来もまた、顔が青ざめていた。
「い、いや、うん。なら、いいけど……それは?」
と、未来は、今は懐剣の状態に戻っている天を、指差して、聞く。
「これは……うーん、説明し辛いな。栃煌神社にあった剣だ。物の怪を倒す力がある」
「また、ざっくりした説明だなぁ」と天は豪快に笑う。が、勿論、未来にその声は聞こえなかった。一真は無言のまま、天を鞄の中に戻した。
呆然としている未来の顔を見ながら、一真は思った。
――また、未来を巻き込んでしまった。
一真はその事に罪悪感を覚える。そして気が付く。
――あぁ、そうか。月も同じことを。
同じことを思いながら、生きてきたのだ。これまで、何度も何度も。もしも、自分が原因で、未来や花音が物の怪に取り込まれたりしたら。今日は無事だった。だが、明日も無事であるという保証はどこにもない。
一真は、妹の額に手を当てた。苦しそうに息をしているが、生きている。
「うっ」
花音は呻き、そっと瞼を開けた。視線が一真と合う。
「あ、あれ、私何を?」
花音の疑問に、一真は戸惑う。どう返したらいいものか。天が助言をくれた。
「何も無かったことにしろ」
一真は頷いた。
「いきなり、倒れるから心配したぞ」
「え、えー!? 私、倒れたの? そうなの?」
花音が声を上げて、未来を見た。
「え、うん。そう、そうよ! 心配したんだから」
あまり信用出来ない口調だったが、花音は気が動転しているのか、「そ、そうなんだ」と納得している。
「疲れすぎかなぁ。おかしいなぁ。いやね? 変な夢見ちゃってさー」
「どんな夢だ?」一真は何気なく尋ねた。
「うん、電話に出たらね、変な霧が出てくる夢。で、恐ろしい声で私を霧の中に引きずり込もうとするの。そうそう、ホラーっぽい夢。やたらとリアルで……て、未来さん。ごめんなさい。やっぱり怖い話って“怖い”ですよね」
「え、え? あー、うん?」あいまいに答える未来に、一真は苦笑した。
「気にするな、こいつパニックになると、変なこと口走るんだ」
花音は頬を膨らませた。
「だってだって、本当に怖かったんだから! でも、まぁ、ありがと」
唐突な感謝の言葉に、一真は驚いた。
「なんだよ、藪から棒に」
「うぅん、夢の中でさ。霧に引き込まれそうになって、私とても怖かった。もう二度と光が見れないような……そんな感じがして。でも、兄ちゃんの声が聞こえたの」
「声か」
花音は頷いた。
「うん、それでね。たぶん、そのおかげで私は戻ってこれたんだなぁと……やだなぁ、私。大げさかな?」
照れを必死で隠す妹の顔は、真っ赤に染まっていた。一真はようやく笑った。
「あぁ、大げさも大げさだ。でも、なんともなくて良かった」
「うん、ありがと……あ」
受話器が再び鳴った。『運命』母からの電話だ。花音の顔からサーッと血の気が引いた。
――また、影女?
一真は思ったが、その可能性は薄いだろう。しかし、今の状態で花音に取らせるのは酷だ。一真は迷うことなく受話器を取った。
『お! やっほーい我が息子よ!』
「テンションたっかいなぁ……」
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