第23話 悪魔
とある悪魔が囁く。
お前は一生俺のもの。
黒猫は笑う。
いいですよ。
ですが、条件があります。
悪魔は問う。
条件?いいだろう。なんだ。
黒猫は言う。
神を滅ぼす手伝いをしろ。
悪魔も笑い黒猫も笑う。
「さぁ、始めましょう?」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
『電話だよ~!出てよ~
出ないと、お前のひm』
ピッ
「あの、いつも言いますけど勝手に人の着信音変えないでください。」
「おっは~!くーちゃんゲンキー?
私はねー」
「用件早く言え。」
まったく。朝からあの人の声を聞くなんて…。最悪しかない。
まだ、隣に寝てるペンを起こさずようにベットから起きて、支度をする。カジュアルな服でスキニーパンツを着て多少暴れても無理ないように薄い服を着る。
「あぁでね!」
やっと本題か。私は放置をしてた携帯を耳に当てた。
「例の件わかったよ~ん。」
「相変わらず早いですね。」
「くーちゃんの頼み事は単純だからね~。」
いちいち、うるさいな。
けど、情報網はこの人が世界いち
「報告は?」
「えっとね~、〒×××ー××××だから、くーちゃん家の近くだね♥」
〒×××ー××××って確か。
あそこらへんか。
悪運が強いのかしら、巻き込まれるなんて。早いうちに始末しとかないと…。巻き込まれてしまう。
下手に浸入してもな~、逆に刺激して気づかれたら余計に厄介だ。
やっぱり。直談判してもらった方が…。
だったら、
pill pill
「おぅ、おはよう」
「おはようw」
「どうした?」
「少し頼みことが…」
さぁ。事件の花を回収しましょう?
えーと、この辺であってるよね?
んー、まさか空き家がリフォームされているとは(汗)知らなかった。こんな大きな家になっていたとはwなるべくここには来ないようにしよう。それにしてもまさかすんでる人もすごかったとは。
普通の住人なら空き巣で回収できるけど政治家の住人ならそれは出来ないな。
それが政治家の娘なら。
「おい。あれ、」
薫がうしろを見た、そしたら一本縛りのいかにも女子高生がそこに立っていた。
私たちをみて怯んだから、なにか心当たりがあるみたいだな~。
そんな、あからさまに避けなくても一応一つ下なんだし~可愛い顔が勿体ない。薫はどうするんだと言う顔をしてこちらを見た…。んーいきなり声かけないとダメかw
「あの、すみません。」
わ~すごい怯えてるww
けど、怖いわなww見知らぬ人に声をかけられて平気な人はいない。
そう、光の人間だったら余計にそう思う。私は安心させるように仮面をつけた。
「大丈夫ですよ。あなたが余計なことしなければなにもしませんよ?」
そう、すべてはあなたしだい。
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