第18話 シャワー
鈴は屋根から家に帰り、服を脱いだ。シャワーはまた後で良いか、これから朝御飯と洗濯物とやんないと。
やっぱりシャワー浴びよ。鈴は裸のまま下に降りた。シャワーを浴びて軽く洗い、ダサい私服に着替えてリビングに行くとゾンビがいた。そのゾンビはやけ酒をしたらしい。缶ビール荒れている。鈴はお茶を沸かすためポットにスイッチを入れて、雨戸をあけた。そして光を入れた。ゾンビはうめき声をあげたが起きない。鈴は仕方なく大声で叫んだ。
「こら!長谷川!会議中だぞ!!」
「はい!すみません!ってあれ?」
「おはよう。お姉ちゃん。」
蘭は鈴の掛け声に飛び起きた。蘭はほっとしてまた寝ようとしたけど鈴はそれを許さない。化粧を落として着替えてくるように言った。鈴はその間に朝食を用意している。そいたら、蘭が降りてきた。
「んーまだ耳キンキンするー」
「自業自得でしょう?またやけ酒?」
「そうなの!!あの男~私を愛してるといっても金だけもらってなくなればぽいってしやがって!!」
「はいはい。」
鈴は蘭の愚痴を聞き流しながら、食器を片してる。今日の学校どうしようかなーレポートもあるしちゃんと行こうかな?けど、後少しで学校終わるしな。鈴は新聞紙をとってチラシを見た。そしたら、お得の記事があり以外と車で行かないと遠いな。けど車持ってるの兄と母しかいないからな~。あっ一人いたわ。ここに。鈴は蘭を見てニヤリと笑った。
ふー。以外と買えた。
「酒買えた~!」
「今日は飲まないでよ!」
鈴は蘭のバイクで遠くのスーパーまで来てる。蘭はまた飲むぞ~といきこんでる。鈴はため息をつきずんずん進む蘭を追いかけたら後ろを誰かに押された。
ドン!!
あっ危ない。
ガシッ!ズザァー
「大丈夫?鈴ちゃん?」
目の前には御子さんがいた。蘭も気付きよってくる。鈴はハッとし御子さんに怪我はないかと聞く。けど笑い、大丈夫と言った。鈴はホッとしスーパーの袋を見た。破けてなさそうでよかった。
「よかった~破けてない。」
「そんなことより、鈴!怪我は?」
「んっ?してないよw」
「よかった。御子!Nice!」
「発音いいなーw」
そう。蘭と御子は仕事仲間。
同じカフェのパティシエ仲間だ。御子さんは美人だけど彼氏はいない。ちなみに左手の中指にダブルリングがキラリと光った。その目線には蘭が写っている。
鈴はニヤニヤしながら御子さんを見つめている。御子は気づいて照れて目線を外した。蘭はわからない顔をしている。スーパーの荷物を持ち帰ろうとしたら、御子も蘭に用事があるそうで家によるところだったらしい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます