第16話ケーキ
あれ?今日私は死ぬのかな。
と鈴は瞑想している。何故ならば目の前で天使達が
「鈴ちゃん!鈴ちゃん!」
びくっ!
「はい!」
「大丈夫ー?」
ふと前を見るとリナちゃんと彩ちゃんが心配そうに見ている。私は大丈夫と笑った否、にやけた。だってだってだって!可愛いんだもん!
「鈴ちゃん鈴ちゃん!ボディアートやって!」
「いいですよー。」
そう言うと彩ちゃんは嬉しそうに二の腕をだした。朱さんもだしたからペアにすると思い、鈴蘭を書いた。
合わせるとハート形にした。二人は嬉しそうに笑った。その後二人は仕事があるという事で帰っていった。リナちゃんはまたくると言って違う所に出掛けた。ぼーとしてると、先輩達が帰ってきてお客さんも来た。忙しい一日が始まる。
「鈴ちゃーん、休憩入っていいよ~!」
そう先輩に言われたので休憩入った。あれから、お客さんがたくさん来て大忙しかった無論秋達もいたが役には一応たっていたかな。鈴はそんな事を考えてコンビニにご飯食べいこうとしたら、見覚えのある格好をした女がいた。そう薫であり。鈴は少し助走をかけて飛び蹴りをした。
「いで~!何すんだよ~」
「なんであんたがいるんだよ!」
「いやー蘭さんにこれを届けて欲しいって」
薫の手には蘭特製のスイーツがあった。鈴はあぁーまた実験台になるのかー(^_^;)と顔に出していたら薫はドンマイと肩に手を置いた。鈴は受け取って薫に別れを言おうとしたら、後ろで可愛い声が聞こえた。
「あれー!鈴ねぇーちゃーん!!」
「友加里ちゃん!」
後ろには薫の妹友加里ちゃんがいた。薫とは正反対で純粋で天使だなー。
友加里は鈴が持ってる箱を指差した。「鈴ねぇーちゃーんそれなぁーに?」
「んー、これはねスイーツだよ。」
「スイーツー✴」
友加里は目をキラキラさせていた。そういえば友加里といい薫といい甘いものが好きだっけ。あっだから、友加里ちゃんを連れてきたのかー
鈴はため息をついて食べる?と聞いた。二人はうんとうなずいた。
けど、どうしよう食べる場所がない。
んー、と悩んでいたら彩達が話しかけてきた。鈴は簡潔に言ったら。じゃあ私たちの所で食べる?と言って鈴はうんとうなずいた。
「わざわざすみません。」
「いいのいいのそれに可愛い子とかっこいい子がいればね!」
「彩惚れるなよ。」
「そこの二人いちゃつくならあっち言ってw」
リナは二人に向けて手をしっしっとやった。彩達はえーと笑った。鈴は3人にお礼と言ってケーキを食べませんか?と聞いた。3人はえっ?と驚いていたけど鈴はどうぞと開けた。
彩達はじゃあとケーキを選び始めた。皆幸せそうに食べるのが好きだなと飼い猫は思った。
その思いは他人事なのかわからない。
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