第14話 狐

あれから、数週間たった。

テストが無事に終わり。明日は文化祭当日だ。

鈴は最終確認をしている。小物やアクセサリーを机に並べている。

明日朝早く来て、続きをしようと思い。帰りの支度をしていたら、ガタンと音がした。鈴は頭に?を浮かべ。考えた。泥棒ではないだろう、だったら誰だろう。歌手コースの人かな。けど、音をした方は歌手コースの教室とは離れている。じゃぁ誰?鈴は疑問に思いながら、カバンを持って音した方へ歩いっていった。


カツカツ


音した方へ向かったらとある教室の扉があった。ここを開けたら霊がわーっていう落ちじゃないよね。鈴は悩んでやっぱり帰ろうとしたら、

ドン!

ドアから大きな音が聞こえた。

「誰か助けてー」

中から人の声が聞こえた。鈴は大変だと思いドアに思いっきり蹴りを入れたらドアがバキッて鳴り開いた。中からは美少女が出てきた。ショートカットできれいな顔をしていた。鈴はびっくりしていると美少女は鈴に近ずき。

「ありがとうございます。」

「あっいえ。けど、貴方」

そう、美少女は制服が中学校だったのだ。顔には似合わず年が幼いことにびっくりしている。美少女は恥ずかしそうに言った。


「実は姉に荷物を届けるついでに探検していたら、」

「閉じ込められたと。」

美少女ははい。と照れた様子で俯いた。鈴は微笑み、美少女の頭を撫でた。美少女はびっくりして鈴を見た。鈴は嫌だったと聞いたが美少女は全然と笑った。その笑顔は烏が幼いときに見せた笑顔とよく似ていた。鈴はなぜか違和感があった、そうこの子一回見たことある。そして、鈴は問い掛けた。

「貴方はどこの人間?」

美少女は笑った。仮面を剥がして。

「何だ、ばれちゃった?まぁいいや」


狐は飼い猫に勝負を持ちかけた。


「ねぇ猫さん私に愛を教えて?」


そうして、狐は飼い猫を壁に押し当てた。

鈴はこれが世にゆう壁ドンだなぁと悟った。美少女は鈴に深いキスをした。

猫は申し訳ないと思い蹴りを入れたが狐は避けた。この攻撃を避けられるのは闇の住人しかいない。飼い猫はバタバタと暴れるけど、狐の方が上で飼い猫の手首を掴み拘束した。そして舌を口の中にいれて猫の舌を絡めた。久しぶりの深いキスで鈴が力抜けて壁を沿って座り込んだ。

狐は唇を舐めて猫を食べようとしたら



ガタン


狐は音に気ずきそそくさ逃げた。飼い猫は音に向かって話しかけた。

その影からは烏が出てきた。飼い猫は皮肉込めて例を言ったけど、烏は笑いながら飼い猫を抱き抱えた。なっとくのいかないような顔をしていた飼い猫は烏の温もりに身をゆだめた。

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