アダム

【名前】

 アダム・ポール・タウンゼント

【性別】

 男

【年齢】

 83才

【身長】

 181cm

【職業ならび身分】

 元魔導士の平民 ※今は野菜等を育てて生計を立てている模様

【家族】

 妻、娘、娘婿、息子、孫娘2人

 だが生存者は、孫娘の1人ジェニー・ルー・タウンゼントのみ



 元魔導士というよりは、日焼けした、まるでずっと農業を生業としてきたような外見。頑固そうな印象を与えるというか、実際頑固なおじいさん。ジェニーの胡桃色の髪と瞳は彼から受け継いだものだろう。

 少しだけハゲ散らかしてはいるが、83才という高齢のわりには、足腰も、その精神もしっかりとしている。


 魔導士は引退している者の、現在現役の魔導士の中では知らない者がいないほどの有名人。彼の魔導士として卓越した力は、悪しき者であるフランシスやサミュエルも認めている。


 若き頃に、友好的な関係を築き始めていた”神人たち”を、サミュエル含む複数の魔導士に誘拐された。この襲撃により、一般人も10数名死亡し、行方不明の神人たちは今もなお発見されていない。

 彼が家を空けていた大雨の日、崖からの落石が彼の家を襲い、彼の妻、彼の娘、彼の婿、彼の息子、そして彼の娘が産んだ子供のうちの長女(ジェニーの姉)は死亡した。

 魔導士の力を持っていながらも、愛する者を守れなかったことを悔やみ続けている彼は、唯一の家族となったジェニーを何よりも大切に思い、守り抜きたいと思っている。

 彼が崩壊した自宅より持ち帰った少年魔導士・ネイサンが乗っていた古びた木の板は、”誰か”を救うことができなかった彼の過去に起因するものである。


 魔導士は引退していたが、約200年前に地中にその魂を氷漬けにされていたフレディたち7人の騎士を発見し、魔導士としての意地と誇りをかけ、その哀れな凍った騎士たちを助けようとした。

 彼は孫娘・ジェニーにその背中を押され、フレディや他の「希望の光を運ぶ者たち」とともに首都シャノンへと向かうのだ。

 

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