時と場合
「キャハハハ……ねえ、お腹空いてたんでしょ~? たくさん食べてね~」
少年はそう言って誰かに食べ物を渡したが
「え? 要らないって? 人がせっかく親切にしてるのに~?」
だがやはりその誰かは首を振って拒否する。
「ふーん? あんただって同じ事したじゃんか。必要のないものを送りつけたりしてね……勝手な奴はこうしてやるよ」
「キャハハハ、お腹いっぱいになり過ぎちゃったね~」
その誰かの腹は膨れあがって破裂していた。
ねえ~?
行為自体はいい事だけどさ~、時と場合を考えようね~。
でないとさ……
キャハハハ……
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