第6話 冥探偵と名探偵
三人目の作者さまから、めでたくブログ宣伝ご紹介の ご了承を頂けました!
もうすぐ第1回カクヨムWebコンテストの読者審査期間が終わってしまうので、わたくし大変 焦っております。まだまだ、ご紹介いたしたい作品は多くあるのです。うう、タイピングの遅さにも焦る。
では、第三号者さまのご紹介です。
著者名:先生
https://kakuyomu.jp/users/Y_EVE
作品名:女子高生冥探偵と魂の契約
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154873088
ジャンル:ミステリー
完結済
キャッチコピー:たぶん、わかる人は6話目ぐらいで だいたいわかる
概要:愛知県飛島村で発生する女子高生無差別殺人事件。
事件を受け、村に住む「自称」女子高生名探偵ルルムは活動を開始する。
一方、クラスメイトにして「本物」の女子高生名探偵である大川歩美は、「この事件に探偵は必要ない」
と やや消極的だ。協力してくれそうにない。
大川の言い分に理解はしても納得のできないルルムは、共に議論を重ね、事件について自分の考えを認識していく。
ガールズラブ要素、ナシ。
愛に見返りを求めてはならない。
※レビューでの批判が難しいようでしたら、ぜひTwitterにて叩きにきて下さい。アカウントは@EVE_kakuyomuです。よろしくお願いします。
※注意
この物語では、愛知県飛島村という実在の村を舞台としています。
しかし私はその隣町の大都会、愛知県弥富市の出身であり、飛島村の構造や特徴等は調査と実感により比較的リアルに描いたつもりですが、飛島村の人々とその思想信条に関しては完全な想像であり、飛島村の人々に一切の罪はありません。
もし誤解を招き苦情が来るようであれば「飛鳥村」とかに変えるつもりです。
しかし、大都会弥富市民の抱く飛島村への憧れと嫉妬は概ね事実であり、「弥生市」とかに変えるつもりは あんまりありません。
高校も架空のものです。
※また、この物語は殺人事件や それに準ずる違法行為等を扱いますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
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猗綺子おススメれびゅう:その吸引力、ダ○ソン級
いろいろと倫理的に問題はありそうですが、こころ惹かれる冥作(!)かと。
カドフェルを思い出すラストでした。
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イギリスの女流推理作家といえば、アガサ・クリスティがあまりにも有名ですが、エリス・ピーターズも面白い作品を数多く残しています。1944年に大英帝国勲章を受章していることからも、その功績はクリスティと比較して決して遜色ないものです。
彼女の代表作と呼べる『修道士カドフェル シリーズ』は、12世紀のイギリスが舞台で、若い頃に十字軍に参加していたという経歴をもつ修道士カドフェルが、殺人事件を「きわめて平和的かつ実際的に」解決するのが特徴的な作品です。
私は残念ながら2作品しか所有しておりませんが、どちらの作品も大好きです。
カドフェルは、ただ犯人を暴いて終わらせるようなことはしません。
いかに加害者の周囲や被害者遺族を傷つけず、事態を「日常」に戻すかに腐心します。
その解決方法があまりに見事なので、事件関係者たちは救われ、日常を回復します。カドフェルにとって、解決とは、ただ犯人をつきだすことと同義ではないのです。
今回ご紹介しました『女子高生冥探偵と魂の契約』にも。その精神が通じていると思います。
また、「自称」女子高生名探偵、という肩書と、前半での様々な描写が、あるどんでん返しの伏線になっています。それは事件自体にも関わってくるので、このアイデアは非常に面白いです。「まさか そんなわけないよ!」ということが、あたかも当然であるかのように思える細部設定。
とにかく面白いです。
こちらも第1回カクヨムWebコンテスト応募作品です。
是非とも お読みいただいて、ともに応援いたしましょう!
ちなみに前回に続いて愛知県が舞台の作品ですが、とくに贔屓したつもりはございません。純粋に、作品の内容で選んだつもりです。
本当はファンタジー作品もご紹介したいのですが、なかなか私の選択基準に適う作品が見つからず、申し訳ないです。ファンタジーって、本当にゼロから創り上げないといけないので、難しいですよね。私も長編ファンタジーを執筆していますが、なかなか思う水準に達せず、苦心しております。
それでは、四人目の候補者の方にコンタクトをとってきます!
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