第5話 ああ、このくらい賢ければ(羨望)

大変お待たせいたしました。申し訳なかったです。

お二人目の作者さまの ご紹介をさせていただきます。

ブログには3月27日にUPいたしております。


著者名:銀鏡しろみ 怜尚れいなさま

    https://kakuyomu.jp/users/Deep-scarlet


作品名:深緋ふかきあけ恵投けいとう

    https://kakuyomu.jp/works/4852201425154878005


ジャンル:ミステリー

完結済

注意:残酷描写あり、暴力描写あり、性描写あり


ご本人レビュー:命をつなぐ至上の『愛』_本格医療系ミステリー_


概要:総合病院の院長のご令嬢で医学部志望の才色兼備な女子高生、大城おおしろ優梨ゆうりは、偶然遭遇した解離性同一性障害の男子高校生、影浦かげうらに興味を持ち接近しようとする。影浦には内気だが心優しい主人格の『あきら』と、攻撃的だが正義感のある交代人格の『夕夜ゆうや』が共存していた。友人の陽花はるか風岡かざおかの助けを借りて二人は親密になるが、影浦の過去を知るうちに ある謎に直面する。

 同じ頃、父の病院に感染経路不明のB型肝炎ウイルスの新規感染患者が立て続けに来院するという不可解な現象がみられる。原因を究明しようとし考えをめぐらすが、そのとき優梨らを狙う恐るべき魔の手が忍び寄る。なぜ狙われたのか? 優梨たちの運命は? そして影浦についての知られざる驚愕の真相とは?

 すべての謎が明らかになり ひとつに繋がった瞬間、真の愛に満ちあふれた感動と涙の真実が蘇る。


◆本作品の紹介文

深緋ふかきあけ恵投けいとう -Deep scarlet gifts-】

 殺人も起こらず明確なワトソン役も存在しない、ちょっと異色なミステリーを書きたいと思いました。一言で言えば医療系ミステリーですが、主たる舞台は病院ではありません。名古屋に住む女子高生が主人公です。コンテストの7つのカテゴリーではファンタジーを除く すべての要素を含んでいると思っています。

 内容はライトノベルというよりは大衆小説的かもしれません。全体的にシリアスな内容に仕上がっていると思います。

 医学の専門用語も登場します。私なりに かなりの調べものをして、現実性をなるべく損なわないように構想を練りました。

 メッセージ性は強めです。文庫換算では約400ページ、全53話構成で完結済です。

 ミステリーに分類していますが、実際に問題提起がなされるのは第三章の終わり~第四章あたりからです。第三章までは恋愛小説のように進行していきますが、それも中盤からのミステリー、そしてクライマックスに繋げるための大切なパートです。

 三人称一元視点(序章除く)ですが、章によって場面や主人公が変わることがあります。つまり視点の切り替えがありますゆえ、章のタイトルに付記されている人物の名前を参照してください。(伊坂幸太郎氏作の「陽気なギャング」シリーズのような感じです。)

 序章は敢えて読みにくくしていますが、短いながらも物語を統べる非常に重要なチャプターですので、序章以降も読んで頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 私自身、小説は初執筆ながらも推敲を重ね、内容には それなりにオリジナリティーがあると思っていますので、どうか読んでいただけると幸いです。

 なお、第一回コンテストにはエントリーしませんが、同シリーズの別作も製作中ですので、完成し次第公開したいと思います。よろしくお願いします。

 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』


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猗綺子おススメれびゅう:この作品に出会えたことこそ僥倖です


 他の追随を許さない完成度。

 正直、高校生にしては知識レベルが高すぎますが その一途さと瑞々しさは、若いなあ……と感嘆します。

 非常に濃密で、行き届いた学術的説明。数学の話も、きちんと本筋に絡んでいる。無駄のない描写です。

 あとは……高校生らしさが、もう少し欲しかった……というのは贅沢でしょうか。

 お見事な良作です。ありがとうごさいました。


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 驚きの初執筆作品です。

 中学生のころから勉強をさぼって書きまくっていた猗綺子とは知能的にも雲泥の差でございます。やはり、しっかり勉強なさっていた方の説得力は、わたくしとはまるで違います。


 それでいて、こころにも訴えかけるんですよぅ、この作品は(*っ´Д)っ

 終盤は涙が涙がっ

 そして、もう一度、序章を読んで、納得。

 最後まで読まなければならないだけでなく、さらに序章を読まなければならない。

 『私』の心が波のように押し寄せてくるようになります。


 わたくしが心の底から舌を巻いた作品。尻尾も巻きそうで恐ろしい。でも感動の嵐です。


 名古屋は近いので、ああ、あそこかーと思いながら読むのも楽しかったです。


 どうか是非とも、お読みいただけますように。そして、同シリーズの次作を楽しみにしております♪

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