暮れ泥む思い出
海の
細く痕、浜に残り。
突堤に触るる
煌々と流るる遠望の、金薄く張らる揺めき。
異国の文字、浜に見出だし、
拾いては、
恋揺する脳裏の微笑み、
甘く香る肌、紅潮に俯く若かりし頃よ。
小川に流せし涙、また此処に
波際と同じ、寄せては返す晩年の色。
赤く、赤く染まう、時の顔色。
kiskの詩集 kisk @kiskfragment
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