「お中元のお返し選んどいてくれ」

兄:

「ぬ、ぬわ~! とにかく忙しいので、先方に適当に失礼にならないものを選んで送り返しといてくれ!! 俺は仕事する! ほいカタログ!!」


私:

「わかりました。予算の都合は気にしなくていいですか?」


兄:

「うむ! 金に糸目はつけんで良いぞ!」


私:

「それでは、山吹色のお菓子を包んでおきましょうか」


兄:

「俺に失礼だと思わんのか。その発言は」

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