第39話 SF1ファンタジー4

「横浜駅SF」

 横浜駅を読み終えた。まだおまけがあるけど基本終了だと思う。あのおまけは前日譚なのかな。そのうち見るかもとりあえずは終了。綺麗にできてる。何よりもアホな設定だと思う。なのにそれをしっかりストーリーに載せて物語を閉じてる。ただ問題はこれ2時間の映画ぐらいの原作かと思う。その割には濃密さが無い。理由は基本設定を説明する部分で軽快に読んでいくためストーリー展開筋がかなり薄い。実際文字数は2時間映画の原作ぐらいでもそれを持たせるほどのストーリー筋展開は弱い。間延びしてるのとは違う。読んでるときは一切退屈を感じないのに終った後文字の量に対してストーリーの厚み薄いなって話になる。終わりを迎えるときと読んでる途中って全く感情の質が違うと思う。この作品の良さは間違いなく読んでる途中にあると思う。ただそれをずっと続けるのも良くないからこれで良かったと思う。1~3話までは映像化が向くけど残りは、正直文字で読んだほうがかなり面白い。だからこれ映像向きの作品じゃない。



 ファンタジーの方が異世界転生でゲーム的に作られた設定を軸にちまちました話の運び方するから無茶苦茶似てる。ただこの作品は全体のストーリの絡めかたかなり上手い。根本的に異世界転生ものってSFの話し運びと似てるんじゃないだろうかと思ってしまう。



「ブルーメンブラット」

 駄目だ現代編もう一つ。最初は慣れなくていろいろ面白かったけど。慣れてしまったら古臭い。一昔前の現代ファンタジーバトルって感じだ。ただ設定的には学園で殺し合いとはFATEみたいだな。やっぱ現代日本って舞台が今更だな。絶対駄目とは思わない。今でもそういう作品は刺激がある。ただあっちからきたとか無視して現代ファンタジーバトルでみたらイマイチ。嫌な予感はしてたけどやはりか。


「戦乱怒涛のエトルシア」

 こっちはまだ見れる。途中で???ってなったら不思議能力使いやがったって分かった。不意にやるから意表つかれた。その後あああれかと分かって腑に落ちたすっきり感。ちょっと面白いかも。


「穏やかな終末に、一杯の葡萄酒を。」

 6話か当初の不安のとおりになってきたな。星にならないそこそことまり。雰囲気は特別なもの持ってるんだけどな。会話もそれを壊さないようなのんびりしたもの。ただなもうちょっといろいろと。


「誰にでもできる影から助ける魔王討伐」

 台詞が良く分かってなかった。ナオが言ったと分かる。やっぱりこの日本人が一番分からん…。普通召喚物は見る側のシンパシーのためが大きい。召喚された日本人が何を考えてるか分からない。よっぽど主人公のアレスの方が分かる。何かあるんだろうなこの勇者には。



 後はもう全話読んでしまった「ほがみこイロハ。」だけになる。今回脱落したのと、期待してた作品はここまでかと確定気味。そもそも前回ここまでかと思ったので決め手になった。多分星つけない。



 じっくり読書から遠ざかってやっと読んで終った。次はランキングをざっと見ていく。自分の調査でおそらくランキング下位はこれはと思う作品は確立かなり低いと思う。だからそこは上がってきてもらうしかもう見ないと思う。もうちょっとタグや検索が整理されてほしいけど、異世界転生召喚だけ分けて考えたほうが良いのかも。ランキング400位まで横並びってのは王道異世界ファンタジーについてで、召喚ものなら上位の方が面白いのかもしれない。私が400位まで中々良いと思ったのは王道ファンタジーが多い。その辺り散々酷く言ってしまった上位だけどひょっとしたらワンランク上の作品が多いのかもしれない。ただ上位を見てて思うのはあれより同じランキング内で下がるのか?疑問が一杯だけど。

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