第36話 ファンタジー30以内再検査

 最初にレビュー見て無いなんて書きましたが自分のエッセイに書かれたレビューは読んでますからね!それとなく本文で触れてるから分かるかな?と思ってです。私他の方のエッセイにも星ポンポン出しています。書き物と広く捕らえていて物語とは違うは思います。ただ私物語と全く別物だと思ってないんですよ。日常を舞台にしたような作品で会話が重要にナルもので会話がつまらんって物語の価値落とすと思ってますから。ツァラトゥストラはかく語りき、なんて自分の考え主人公にだべらせてるだけですからね…。ただそれでも一線引いて分けています。私自身がいたらぬ点が分かってきてきちんと分けないとあかんと思ってるからです。だからエッセイのレビューと物語のレビュー同一にしてないのもあります。実際100%に近くレビュー見てないのは事実です。レビューの上手さの勉強以外はほとんど価値が無いと思っています。


 カドカワのやってる事も無茶苦茶分かるんですよ。荒れてギスギスしますからね。でも2つの点で問題なんですよ。アカデミー賞などの意見交換で一切批判が無い作品評価ってあると思いますか?面白いけど自分はこっちの方が面白い。それは前者には欠点があるからって始まる部分があるでしょ?なんですかあのレビュー?すべての作品が100点ならそりゃレビュー向きですがそんなわけないです。実際100点に対してレビューしてると全く思えないですしね。皆レビューに慣れててあわせて書いてるだけです。あんなもの評価でも何でも無いです。第2点多くの人間はランキング自体に疑問を持ってるわけです。その疑問に対してレビューが全くフォローしてない所かより疑念を悪化させている。やりたいこととかすげー分かるのですが、七転八倒ぐらいの空回り。もんどりうって転げまわっています。これやり始めて途中でレビュー押しが始まったわけです。私噴出しましたよ。カクヨムの運営は頭が膿んでいる…。分かるよ私問題抱えてるの知ってるから。だからって何でそんな頓珍漢な方向に…。所詮角川って作家とばかりつるんでて読者視点に立てないんでしょうね。


 きつい言い方するとね、この次元の作者は角川は一切応援しなくて良いです。(書き手目線ではすごいと尊敬しています)這い上がれた人間だけを帯につけた宣伝文句で宣伝すれば良いだけです。その手法をここに持ち込むなっての。悪口を緩和しろなんて思っていません。読者が見たくない作品を避けられるようなレビュー。どっちにしても私はどうでも良いです。私は価値の薄い漫画物語のレビューなんてどうでも良いです。それより文芸系のものを個人の意見じゃなくて、掲示板の様な場所で優れた評価者による議論による選考こそが理想だと思っています。個人の紹介って全く面白くないんですよね。そもそも何故面白くないのか?が自分でやって分かりました。こんな僅差の作品から上位数作選んでも価値が無い。もう一つは参考にしたい人との価値観のズレです。その話は大量にしました。文芸はその点楽ですよ。読者が見て面白い作品を選ぼうするわけじゃないです。ある一定のレベルを求めて評価しますからね。実際激しい乖離が無いからネット小説のランキングではおそらく選べない一般の指標になると書いてるんですけどね。価値観そのものを議論する場はかなり参考になると思います。一番の目的は評価者を絞ることで悪口レベルの作者を排除する事にあります。とにかく無意味に荒れるのは嫌です。不快感の発露以外人間性を感じない人じゃなくて建設的な意見が言える人。



 さて今回は30位までの改正です。随分変わったのと私のファタンジー一番のお気に入り作品が消えたと言うのがショックです。かと言って他のサイトまで追いかけて読む気は無いです。


「Levelmaker」

 これ自体はあんまり面白いと思わない。ただこれコテコテすぎて参考になるわ。なるほど私が感じてた違和感。それはレベルをカンストして魔王倒しに行くんだこれ…。それ見てるほうは面白くない。でもやってる人が楽しい。考えてみるとオーバーロードそうだな。このどうしようもなく見てる人のことを考えないのがやってる人が作品を見ると面白いんだわ。じゃ何故つまらんと?この程度だから、オーバーロードもっと凝ってる。2つの点。まずプレイヤーじゃなくてゲームを見てる観客がきちんと面白くなるように僅かに配慮してる。次に根本的にその過程が多少凝ってる。本当に自分個人が面白いコテコテに楽しんで何が悪い?ぐらいの王道をそのまま書いてる…。ある意味自分に正直だ。私はそれが少しだけ分かる。ただ私はその中で個性を求めてしまう。軸自体は外さずにその範囲内で他とは違う。個性的な作品。これ後で個性的になるかもしれない。でもスタート付近の駄々漏れのストレートすぎる個人の好みに対して退屈になって切ってしまった。長編だから多分後で変わるんだろうな。私も義務じゃないので…。そもそも何故私は切るのか?を書くのを目的としてて実際高く評価する作品はそれほど意味無いです。切った作品でも平均的に上位はレベルが高いと分かれば良いので。作品の継続して読ませる力を見てるのが大きいです。



 ここでオタク向けビジネスの話をします。一般的ならまず指摘される欠点。ゲームをやる人だけが分かるプレイヤー視点と言うニッチな視点。結局古典小説からの文芸読みって時代の変化について来てないんですよ。良いんですよ。ものすごく狭いゲームをプレイする視点の人相手の作品。一般に売れれば大きく売れる。可能性はね。それはある種の宝くじみたいな話じゃないか?実際もっと小さな範囲でやったら儲かる賭けがあるのにわざわざでかい金狙って損をする宝くじを進められるわけです。昔ほど確率的なものが良くないんですよ。なおかつ売れたときの発行部数も少ない。宝くじだと思ったら2,3等の賞金しかでねーんでやんの。TVでやってるからって一見メジャーに見える深夜アニメって客の規模ってかなり小さい。それを高価なBD売る事でフォローしたりその後BDまでいかないライトオタク狙ってラノベで売る戦略だから。どっちみちオタク向け。特におかしいと感じるのはランキングに対して疑問を持ってる古典小説読みの様な感覚。一般小説の読書家なんて最初から一切接点が無い。角川SFどこで売る気なんだろう…。それ売ったところでラノベより小さなマニア向けだよな…。ミステリーとかアニメ化されたお嬢様・・・のあの作者の読んで無いですけど恋愛みたいな位置かと。多分オマケだと思うし、私この層って根本はライト層だと思って居ます。一般ライトとオタクライトは小説を読むって意味での頭の程度は似たレベルだと思っています。ランキングの不満グループに古典ラノベを愛好家が多分いると感じてるんですよね。なんであんな小説としてはちゃんぽらんな作品が上位なんだ?そりゃ見るを軸とした漫画物語だからね…。


 私は一般系やその延長の文芸作品はランキングと関わるなと思っています。タグとか検索充実すれば出来ますが、それが読者にとって面白いものか?なんとも言えません。何度も書いてますが根本的にネット小説において一般層の取り込みは今の時代においては弱い。将来的変わるかもしれないけど、そんな悠長な視点止めた方が良いです。おそらく作品の傾向からそういった視点持ってるのこのサイトにおいて書き手なんですよ。そんな人にライト層に向いているランキングなんて意味があるのか?と思っています。正直掲示板を用意してそこで議論するって微妙だと思っています。理由は荒れるからじゃないです。それなりの人選をするので、この人選が問題ですけど、どこまでの量読まないといけないか?で無理がある。ある程度は漏れる作品が当たり前と。次にマンパワーでいくのは良いと思ってますが、サイト機能として新鮮味が無い。これが一番あかんと思っています。だって別に外部サイトでやってその結果参考値として使っても良いですから。荒れる部分は他人任せにすればいいわけです。そんなどこにでもあるありふれた機能で良いのか?が違和感があります。


 私は自分の行動の矛盾がいつも引っかかります。自分の中では問題が無いわけです。でもそういうのを自分本位っていうと思います。あくまでランキング調査の副産物に過ぎない。これは嘘偽り無いです。しかし、思い切りライト層よりの批評がどうして文芸と繋がるのか?私の中でそれが何故問題じゃないか?それは私のライト層よりの批評が下手な文芸批評よりセンスがあると自分で思い込んでるからです。かなり無茶な話です。自画自賛、自己満足。ただ角川がどうして強引な機械的な方法を取るのかは分かります。評価とか批評なんてのは感情主観の塊です。角川はそれとがっつり関わるのを避けたいんでしょうね。私の話は比喩が多いのですが、カロリーメイトを主食にしてる気分です。角川のレビューシステムの根幹は味気ないんですよ。批評とか評価ってそんなすっきり出来ないんですよ。それを言うとランキングはどうなの?だから特定条件なら向いていると書いてるだけです。


「ジャガファン」

笑いなのか?笑いは難しいです。会話しか刺激が無いからそこが楽しめないならつまらないと思います。よって私イマイチ楽しめなかったので切ります。ただ何度も書きますが笑いは受ける人と受けない人を極端に選ぶので他の人が数多く高く評価してもああそうですか程度しか思いが無いです…。



笑いに関して難しいけどちょっと触れます。基本すぐ思いつくようなアリキタリな発想の笑いを連発されたら気をつけます。理由はそれなりに長く見る上でネタつまりをすぐ起こすからです。ネタに困ってから頭がとろけるような疲れる笑いを私は好まないので…。イマイチだと思うのもありますけど、基本私は寒いとかすべってるとかあまり使いません。100人いたら90人ぐらいこれ酷いなって思う奴ぐらいです。何が面白いんだ?って笑いは他者と全く共感する部分が無くて困惑する事が多々あり考える事を放棄しました。何度も言いますが、一応基準は在ります。それでも基本笑いは個人が苦手な食べ物があるなどの好み以上の意味を持たないとしています。


「無神経なチート勇者」

設定としてはそれなりに作ってあるけど武器の人化って良くあるケースでそこが刺激的じゃないな。ソウルイーターかな。んでそれらに絡む刀=女キャラだけど別に…。後会話があんまり好きじゃない。イマイチ。これは笑いに引っかかるけどどうだろうそれより設定がありがちなので安直に感じる。結局異世界転生ではいくら個性的でも、根本的に武器の人化自体がラノベ漫画にすごく多いからあんまり個性あると思えないし、それが有効活用ほど強い刺激にも感じない。


「スキルの種」

悪口になってはいけないけどこの作者さん頭おかしいんじゃないか…。留まる事をしらない無限に膨れ上がる最強設定。お兄様とは別の方向。アインズ様ともまた違う。もう自分のモリモリ設定で強くする事意外何も無い作品…。敢えて地味に抑えてこれ以上見ない。ただイマイチじゃない。何故こんな派手なチートの作品が地味か?と言うとあまりに発想がアリガチで誰もやらなかっただけじゃないか?と思うから。敢えて私はこの作品ワンランク上げてある。やりすぎで飽きれてる半面そこそこ楽しめてる。ただこの先さすがに飽きそうだと思ったから。多分多くの人はこれを見て思う。あまりのチートの重ね合わせにおなか一杯になると。


「タバコベンツ物語 エルフ編」

最初だけ笑ったけど、後何かつらい…。それにこれファンタジーのカテゴリである必要があるのか。エルフ出てるだけ。しかもオチベンツだし。その他お勧めしたい。最初笑ったから期待した分イマイチ。


「弓術世界の魔剣使い」

惜しい本当に惜しい。漫画なら間違いなく続き気になってみてた。ラノベが絶対にバトルに問題があると思わない。ただやっぱ面倒だな。設定がこれ良いわ。弓馬鹿?そんな感じの弓最強世界。弓好きにはたまらんしょ。それを支える弓で使いやすい魔法との組み合わせ。ここに例外である剣で挑む主人公と過去その前例を成し遂げた憧れの近所のお姉さん。いろいろ良いんだけど、これバトルにすごい寄った作品でそこにちょっと…。バトルが駄目だとはマジで思ってない。ただかなり特殊なケースか?文章の問題だと思う。この2点気をつけないと駄目だと思う。何か他の評価があれば良いけど、地味ってイマイチの上評価にするしかない。


「ボクは可愛さで無双する!」

転生の後まで見る。それをマイルールにしてるけど、プロローグでちらっと見たし面倒になってきた…。だから評価は面倒。この場合2つある。文章が疲れると後はまたこんなのかって疲労感から読めなくなってしまう。そんな事言ったら異世界転生無理でしょ?結構最初我慢してるかも…。駄目だよな娯楽とそんな風に接したら。私も異世界転生にはいろいろ思う事はある。手放しで褒めてるわけじゃない。


「アンチヴレイブ」

面倒くさそうが保留。面倒だと思いつつ切るのを留まらせた。後々の展開に期待。



以上で30位までの再チェック終わりです。上位5が変わりにくいだけで、この辺りは結構変化が激しいです。後計画としてはランキング内をランダムにチェックします。これは基本的に均等ならムラが無いと思ってるからです。後これは調査よりスコップの意味合いが大きいです。次に下位ランクの境界線のチェックです。どこで明確にレベルが落ちたぞ?って地点があるかです。


これだけ丁寧に見たので結論としては、大雑把には400位ぐらいまでは変わらない。敢えて言うならトップ10はそれなりに濃密なものがあります。ただ正統派古典異世界ファンタジーは400位まで均等に高いレベルの作品があると見たほうが良いです。おそらく多くの人が不満に思ってるのはこれだと思います。確かにその点だけはランキングがイマイチ機能していませんね。後トップ5の2作品もう一度続き見てみようかと思っています。理由は当時ちょっと想定を高くしていました。正直思ったより全体のレベルが低いです。その点トップ5の2作品厳しく見すぎたかな?と思っています。決してNO1の作品が抜けてるわけじゃないんですよ。ランキングが正常で無いならこの作品を楽勝で皆超えてくると思い込んでいたんですよね。途中騙されたと感じていました。確かにNO1の作品イマイチです。私も散々けちつけています。でもあれクラスより上がごろごろしてるならカクヨム期待できると思っていました。


そして今思うのは、ああなんだ2chの住人異世界召喚より古典ファンタジー好きなんだなと真相が分かったと。そもそもNO1の作品異世界召喚勇者を見守るってずれた形になってますからね。いい加減な言葉に騙されたと思っていますよ。

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