第9話 評価脱線

 理論と実践を分けて展開すべきか?なんとも言えません。どっちかと言えば基礎と応用だと思っています。根幹の動機は私はカクヨムを通じて文系書評に負けない漫画物語書評を確立したいんですよ。今までは漫画物語を無理矢理文芸の領域で評価する評論家が多かったです。この最高点がフラクタルと言う作品だと思います。この脚本家に深夜アニメ作家として成功した岡田さんがいるのが面白いですけど。彼女はあくまで脇役で有名な東氏と似たタイプの監督である山本監督が組んだオタク文芸の集大成です。つまらんくて腹が立ちました。これじゃいかんと思って本当の面白さについて追求するために考え始めたのがきっかけです。言っては悪いですが、彼らの目的は語ってる自分が目立つ評論です。大衆向け娯楽を本当に見て面白いものを追求するセンスに欠けています。理論を先走らせすぎると彼らの様になるのが嫌なんですよ。後は行きつまりです。自分では集大成のようになったけど、最後の方ギリギリです。漫画でいったらラストを閉めるときに、またその展開かよって繰り返しが延々と続くような感じです。その一歩手前でやめたんですよ。書いてるときやばいなと思ったからです。本当に小さな割合で過去書いた事の発展とは言えない停滞した繰り返しを感じ始めていました。漫画かも上に積んでラストを仕上げたいつもりなんでしょう。でも結果的に同じ事の繰り返しじゃないか?ってループに陥ります。商業的引き伸ばした大半ですが、その間に創造の源泉を使い果たしてしまうんですよ。あれもこれもやったああ引き伸ばしで閉じるための作品のエネルギーもうなくなってしまってるよって自分でも気がつかない状態に陥ってる。今度は閉じたいのにとじれない。下手すると打ち切りです。まだそんな事無かったよって思ってくれてる人がいるなら無茶嬉しいです。引き際を計算をしまくったからです。


 単純に他人の小説をネタにしてってPVや星稼ぎだとかそこまで落ちぶれて無いです。そもそも中身を創るモチベーションは徹底した自己満足でやっていて、カクヨムで誰かに見せたいってのはきっかけに過ぎません。だからって漫画物語を芸術だとやる気は無いです。そこが彼らの失敗だったと思います。岡田さんがどうにかすれば見る物語に出来ていたのじゃないか?根本的に他人の物語を弄るのは不可能です。所詮は東さんの物語を山本監督が大幅にアレンジしたんでしょう。次に岡田さんが適役じゃなかった。彼女こそまさに一般小説と漫画の違いって重要な人で、あの人ファンタジー設定を使いこなせないんですよ…。ちょちょって幽霊出す程度の実写ドラマの作り手に過ぎません。ウィクロスって中々優れた設定作品創ってますけど、出来ない事は無いが安定しない。それがガンダムのその部分のイマイチさになってると見ています。


 私は漫画物語を舐めてる作り手がすごい嫌いなんですよね。漫画物語の才能って基本無いです。誰でも作れば一つぐらいは傑作が出来る可能性がある。その人達を遣い捨てて成り立ってるそれが漫画物語だと思っています。その中でほんの一握りだけ連続性のアル才能を感じる人が居ます。その人もヒットと言う点では単純には上手く行きません。この人何か違うってヒットして無くてもまぐれ当たりじゃない連続性を感じる人が居ます。大ヒットじゃなくてもそこそこのヒットならまたいけるんじゃないか?って感じです。そしてミドルを数作作って10年もせずに消えて生きます。基本使い捨て、目立つようなヒット作メジャーな舞台で3作創ったらもうゆるしてやれよと思います。その人多分すっからんかんだから。2作までなら片方が微妙に落ちるけどでちょぼちょぼ居ます。後は1作かなりのヒットで後ミドルヒットか商業的には成功して無いけどファンは認めてる作品とか。最後が純粋な一発屋。可愛そうに漫画物語の運の部分知らないで力があると勘違いしたんだな。って作り手です、これが大半。漫画物語なんてまともに食えるものじゃない。絵が上手いなら絵の方で食ったほうが良いと思います。評論家が簡単に分析できるようなものなんて程度として作りやすいんですよ。私も究極的には多数の読者に聞いてみないと分からないと思っています。そしてその中でもトップレベルに難しいのが先端で創る事です。根本的に才能を世間に見せたらもう後がないですから。長くやれるものじゃない。すぐに次の先端の人の登場が待たれます。一般小説の物語の方が力さえあれば継続して成功しやすいと思いますよ。漫画物語の一発屋は1試合の麻雀でトップレベルの打ち手に勝つようなものです。そんな事良くある事。


 誰でも一般とラノベの切り替えをしてることは分かります。ただラノベを軸として一般を見てる私とは逆だろうと見ています。


 漫画物語が何故安定した作品作りが出来ないか?と言うと一般視点だとリアリズムは軸になるわけですが、漫画物語にとってはリアリズムは逆に手抜きが出来る楽さと同時に作品を構築するためのルールを作れないんですよ。基本的に知性って消去法なんですよ。ルールと消去法ってものすごく相性が良いです。物語の根幹の創造性って消去法じゃなくてこれは一般も同じです。ただ一般はまずリアリズム重視の中で創造性を求められます。所謂自由は何をして良いか?分からず与えられても活用するのが難しいって奴です。縛られる事への精神的な気楽さです。程度問題の違いで創造性を発揮して自由に作れといわれてもリアルで縛られている人間にはそんな事出来ないわけです。結局縛りの中の創造性が大半であると自由になって始めて気がつく。ルールにそった消去法は頭を使って大変だ。しかし自由の中の創造性はもっと大変なことに気がつく。それは基本知性ではない。偶然の思い付きが多い。これが漫画物語の作者が一発屋に終りやすい原理です。ただし何度も言いますが、リアリズムは緩いだけでないわけじゃない、だからこれは極論です。私自分で創る事より創る力を持ってるやつを選ぶにはどうすれば良いか?って理屈を突き詰めています。その時初めて発揮される力を目指しています。その究極的な理想がランキングです。これを超えるには効率を捨てれば可能です。シンプルに言えばランダムこそが最高の武器です。ここで文芸と視点が同じ地平線になると思います。


 すべてを評価するのが不可能ならランダムピックアップしかありえないです。アカデミー賞的メンバーが複数なのはこれを補う意味もあります。ツリー構造性も出来るかもしれません。評価者のランクに応じて評価者がその下の評価者を飼って作品を選出してもらいます。組織よりその序列を作る方が難しいですけど。


 結論としては漫画物語の真髄を知ってる私が漫画物語はランキング以上に洗練されたシステムは無いので黙って従えってのがあります。これは冗談みたいなものですけどね。私自身が選ばれたなら文芸視点の一般を見て見たいってのがあるんですよ。それには2つの評価は別物として早く認識したほうが良いと言ってるんですよ。運営のランキング贔屓にグダグダ言うのは分かります。ただそれならランキングに負けない別軸を作るしかないと話しています。その方向が出来たら運営に協力を求めるべきです。ただランキングを壊してプレーンな場に戻せは文芸馬鹿しか思いつかない自爆だと思っています。ランキングのシステムの不備は批判すべきですが、ランキングそのものの否定は文芸馬鹿しかありえないと書いています。ライト層にとっての目玉の機能を取り下げるだけのサイトの活力を失う判断です。


 今私がやってるのは実際ランキングがどれだけ酷いのか?その一端をチェックするのが入っています。もちろん途中でガンガン切ってるので正当な評価じゃないです。ただ読者視点ならさっさと切ると想定してでライト層ランキングにはそった形になると見ています。ランキングの不出来の批判と、ランキング自体の批判を分離するために書いた案だと理解してください。ライト層主軸であるサイトの方針は絶対として無くすんじゃなくて負けないように対抗するようにすれば良いと思います。それにとって最も早道はこの人は信頼できるという評価者を創る事だと思っています。ただしその評価者として私はふさわしく無いです。だから追放覚悟で方法論を見せてるだけです。だから私を追放してはいけないと書いてるんですよ。私自身はメンバーになるつもりは無いので、この方法は駄目と運営が決めたと分かると思います。それはそれで正しいと思います。元々一般の面白さを追求するようなサイトだと見て無いからです。ただその副産物として、ランキング上位者の作品の真実を自分の目を見ようと思っています。私の行動は矛盾しています。本来なら私が一般を発掘するべきですから。それで筋が通ります。ただそれじゃ私にメリットが無い。ギブアンドテイクです。同時に私はどれぐらいランキングに意味があるのか?自分の主観で確認しています。所謂一石2鳥を狙ってるから矛盾しています。どーせ散るなら私の主観的判断で不当な位置に居る上位者道連れにしてやれと思っています。ここが私が追い出されるリスキーさだと見ています。ただ真実の結果ならそんな事はありえないと思っています。私は自分の好みによるバイアスをきちんと書いてますからね。そういったものが判定の参考になればと。


 私は某所で、不正疑惑のリスト見ています。その先入観を作品を見て思ったよりしっかりしてるじゃないか?と逆に思っています。私は某所のリストに付随してる作品評価を全く信用していません。方法はどうであれ作品を見て意見を言えと思っています。方法の不正は運営に任せます。不正をしたら面白くないのか?それは違うでしょ。次に不正は確定できるのか?それより作品を見たほうがマシです。


 私は追い出されるのだろうか?正直言えば嫌。失うものが無いから勇気じゃない。書いたものも読んだ人の頭に残ればそれで良い。アノ程度何度でも書けるから。まともな創作の管理者が評価についてそんな低レベルはありえないだろ?って思ってるから本心を言えば寝耳に水なのだが。ただ感想を禁止してるのは分かるから。私も書き手の立場は分かるしそれを保護しようとする運営も分かる。だが根本の場の崩壊の方が何倍も不味い。はっきり言えばこの問題の根幹はサイトの風通しが悪いんだ。綺麗な見た目のHPとはうらはらのゴミタメのような場所…。このギャップすごいよな。


 結局理念もくそもなくて、とにかく結果出せば勝ちがランキング性の根本にある。そんなサイトの作者はどういう人間が集まるか言わなくても分かると思う。ただそれを作品で反則ギリギリまでやるか?と場外乱闘でも勝てばよいのか?分かれ目は多分難しいと思う。私はそういう胡散臭いギリギリのエネルギーを作品にぶつけるってのを主義にしててそこからはみ出さない。ただだからこそ私は作り手未満になると自分でも分かってる。理想論なんだ。漫画物語の根幹を追求したら胡散臭い山師しか集まらないのは必然と断言したい。絶対イカサマをしない神の領域のギャンプラーこそが私が見たいもので。いかさまはそこに立つのに邪魔になるから。最初からこぎれいですっきりした世界を好む人間とは質が違う。絶対に問題が出るし、絶対に綺麗な人間は集まらない。でもそれこそが漫画物語がここまで続いてきた原動力みたいなものだから。私の様なまともな物語読みじゃ絶対出てこないような人間もその付随品だと思う。


 マナー違反にマナー違反で対抗みたいにしたくない。運営はそうクレームがきたら斬り捨ててほしい。ただこの混濁した状況綺麗にし無いと物好きしか多分来ないと思う…。汚いから掃除を買って出たと言うならいかにも自己犠牲過ぎる。我慢がならないほど潔癖症でもない。だったらそもそも漫画物語なんて好きになってない。自分自身が何のためにやってるか?判らない面がある。だから終わりで良いやと思ってるのがある。でもそれで爆発してやろうみたいなのは一切無い。在るとしたらその爆弾は破壊が目的じゃない。爆風で綺麗にしようと計算しまくってる。当然すべてを計算しきれない。もうこの汚い場所にこれ以上居たくない。ただ自爆と違うのは私は賭けをしてる。未来がある。その賭けに勝つ勝算がある。今の状況を運営が良いと思ってるわけが無い。しかし作者からのクレームはもっと利己的な感情を隠したおためごかしかもしれない。最後のぎりぎりは私は挑発や喧嘩をしてるわけじゃない。今のままでは作り手も危機感を感じるから。すべての作り手が誰もがやってるから仕方なくやってる無駄な犯罪組織への賄賂のようなもの。全員で協力してその賄賂をなくしたほうが都合が良いと思うだろう。


 じゃ私のやってる事に効力があるか?今は0に限りなく近い。だが漫画物語の汚さとは分けられる美しい存在がある。それが一般を軸とした文芸になる。一般を軸とした文芸の評価は漫画物語に較べれば質が上がれば誹謗中傷にならない。じゃ漫画物語はどう浄化されるのか?私はもうあれは諦めてる…。私の考える方法はもう書いた。すごく上から目線だが、私のような態度でランキング上位作品を複数で監視すれば多分可能。でも出来ない上から目線だと思う。そもそも私も疲れてきてる…。元々やりたいくなかったのは外れた時の疲労感がすごいから。それ上から目線じゃなくて単にパワー勝負じゃんと。通常の人間はここで誹謗中傷をエネルギーに変えて拗れてしまうから。私はそういう節制は凄いから。そもそも目的があるし捩れるわけが無い。何故運営が感想を無くすか?メリットもあるがデメリットとしての人間の攻撃性の発露にしか大半使用されないから。これは読者のおためごかしだ。直接と言う形じゃないのと、私は将来的にはランキングが正常化して、文芸のための路線を築くためにやってる。ランキングが正常化するまでの一時的措置に過ぎない。上位の作品をあらかたみたらやめる。スコップは多分し無い。批判の原因はどんぐりの背比べにあって決して劣った作品が上位を占めてるからと思ってない。不正があろうとなかろうと微妙な点数しか叩き出せない注目される上位作品は攻撃の的になる。これがネットの常識だから。出る杭は打たれる、出すぎる杭は叩き潰せないの法則どおり。だからランキングの下に何の期待も持ってない。突き抜ける自信がある人は勝手に掘り起こしてくれればよい。私の目的は上位ランクの精査にあってスコップではない。サイトに貢献する気の無い利己的な作者なら私の存在は邪魔でしか無いと見ている。情けは人のためならず、自分の読者を新規に確保する未来に繋がる可能性があるから。


 私の動機はナンだ?究極的には目的のため途中は本当に某所で言われるような酷い作品なのか?知りたいって好奇心しかない。だからスコップする気は無い。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る