第8話 SF1ファンタジー1
SF
「横浜駅SF」
12話、話が動いたって奴でやっぱそういうのは王道で面白い。ただ逆に言えば普通の話になってしまったって点。ただ両立できてると思う。元々ストーリーの流れ自体はもう一つだと思ってたから。しかしSFって駄目だと思う。ちなみにファンタジーも根本的には駄目。ただSFが駄目なのはファンタジーのせい。だからSFはファンタジーよりもっと深刻。ファンタジー=中世欧州になってしまうと思うけど。現実的ドラマ以外って皆関心が無い人は漫画みたいな話で片付けられると思う。その漫画が問題で大量のSF風ファンタジーを撒き散らした。これでSFはこれで良いんだって土台の方が日本じゃ見についてしまったし。それを無視して日本でSFの本流を話しても多分無理。そうなるとSFはただの飛躍を創る世界観造形装置に落ちてしまう。どうやって作り上げるか?は多分問われない。そこにSFの肝があるからそこが適当で良いならファンタジーでも問題が無い。SF以外の非現実的な物語を私はファンタジーと読んでいて漫画の大半はファンタジーだと思ってる。ファンタジー=漫画物語と言っても良い。ここのジャンルが使えないのもそれかもしれない。作品の特徴となる部分に世界観が強いならそこが印象において重要になる。根本的にはこの作品そういった部分で古臭いSFから抜けきれてないと思う。テクノロジーの使い方とそれに対するビジュアルって関係かな。
SAOが斬新だったのはアニメにおけるものがかなり大きいと思う。すべてをナーブギアに突っ込んで、実際はファンタジー世界こそが世界観になってる。それを見る側がゲームの世界だからって認識する事で成り立ってる強引な世界観。当然異世界と表現が変わらないのでナーブギア=転生召喚となってすりかえられてしまう。後はもとのゲーム臭ささえあれば新しい時代の世界観の完成になる。私はなろうが駄目になると見てるのは、根本が異世界じゃなくてゲーム世界だから。バーチャルリアリティはリアルの方向に行くと思う。そこで何故か古臭いゲームシステムで行われる世界観。作者のゲーム体験が古臭いままだから…。いずれ行き詰まりを見せるだろうなと。後この作品に批判的なのは横浜駅が増殖するってコアがこの作品の個性の大半で、その部分がファンタジックな設定にしか見えないから。漫画SFだねってのが一番感じる部分。量子力学が無茶苦茶なのは知ってるけど、量子力学って持ち出せば人間には創造の及ばないなんでもありってしてしまうならそれはSFじゃない。SFの面白さが無い。なんでもありの世界観を論理的な言語で解明していく科学者が馬鹿みたいだ。この作品はSFのジャンルに居るべきだと思う。ただ他のうんこジャンルがラノベファンタジーだとすれば、これは古典漫画SF。飛躍は絶対に必要だけど。一番重要な部分が力技過ぎる。圧倒的なビジュアルで説得する漫画の手法だから。じゃこれ面白くないのか?それは違うけど、SFかSFじゃないか?なんてどうでも良いからおじさん臭い古臭さはどういうものか?と向き合えればと思う。この作品がたまたま若者受けしても多分まぐれ当たりSF根本を復権させるような世界観のモデルになると全く思わない。土台が油臭いメカの古典SFの臭いがする。根本的にはそういった電子部分で工夫してるけど、どこか古臭いジャンクショップの臭いがするのが気にかかる。作者の年齢とは別に懐古的なおじさん層への訴えに見えてしまう。じゃあどうすれば良いの?それが分かったら自分で書いてるよ。
ファンタジー
「豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい」
主人公の配置とメタフィクション的な作りが面白い。ただ何かややこしく捻りをいれたのばかり目だってそこ以外が何かな。そこ以外特に強くおもしろく無いんだよな。脇だったから名作だった作品の脇役を主人公にしたら見たくなかった面を見せられてるような感じ。感覚的なものだけど良く分からない不快感や嫌悪感を感じてしまう。その正体は分からないけど。スピンオフで気をつけないといけないのは、本筋をこっち側で見た場合って2度見るような感覚。これは1度目は見てない作者の頭の中にあるアニメだから。でも本筋に対してひねくれた視点で作って在るのはありありと分かる。まっすぐ行けば楽しめるのをわざと道草くってる感じなんだ。そこに作り手の捻りを入れたドヤ?って狙いの臭いがきつくて気になってしまう。私だけかもしれないけど。意図的にそれを台詞から強調してる気がするんだよな。とりあえず先を見て見たいと思ってるけど、それは楽しいからじゃない。だって良く分からない不快感があるから。さすがにそれを理由に切るには惜しいと思えるものは持ってるから。ただちょっとでも落ちたら即切ってしまうだろうと感じている。
3話目で感じたのはこのまま太ってる話ししてるだけかな?って不安。普通なら速攻で閉じてる。そのつまらん筋を読ませるのが上手い。そこは素直ににくい。4話目で断念。この先面白くなるかもしれない。その可能性はある。ただそこまで付き合わないといけないルールがあるわけでもない。さすがにEPの1話1話が単調すぎる。この作品は設定で誤魔化せる他の作品と違う。もろストーリーの部分が強く出てしまっている。主人公のキャラがやたらと強いから。そのせいストーリーの引き付ける無さが気になって仕方ない。この先面白くないかもしれないけど単調な反復運動の様なストーリーに飽きた。じゃあ客観的な視点ではどうか?人の飽きる速度は千差万別。後2,3話見て単調だと感じないとさすがにその判断はし無い。あくまで個人的には飽きたのでもう見ない。メンドクサイ。
ちょっと書いておこうと思うのですが、今までアニメ化されたネット小説=成功作と言って良いですよね。それらはすべて例外なくストーリーの流れはイマイチで素人臭い。ただ舞台や設定の絡め方はどれも上手い、そこは今のプロと比較しても先端って意味で刺激的。手と足を使う格闘技があるとすると手技は素人だが足技が今まで見た事も無いような見事さがある。本来ならアンバランスゆえに勝てないと見てしまうけど、試合や戦いって結果はすべて勝ち進んでいる感じです。ランキング性とは徹底した結果主義なのでこういう作品が生まれるわけです。オタク系の作品にとっては先端であること以外はあまり重要じゃ無いです。ストーリーの稚拙さは見逃せる。特に私のアンテナセンスは敏感でそれはストーリー重視の人達と違います。だから私は貶すため読んでいるわけじゃないです。ストーリーは最初から期待して無いからバランスがどうか?で見ています。ひょっとしたら規格外の人物が出るかもよ?確率的にならそううちに…。ただ個人のバランス感覚には限界がある。後は統計的な結果に任せます。
すげー作品ってのが80点だとしましょう。上位のネット小説系はアニメ化によって私の中で55~65辺りでびっしりうまる作品が大半です。それを原文で読んだらもっと落ちるでしょう。私小説嫌いなので…。見る面白さがあるか?を重視してみています。本読みの人とは違う独特の視点だと思います。さすがに横浜はそのあたり設定厨の部分があるので文字的にシフトしてみてますけどね。物語好きの視点から言えば小説って本当にあかんなと思うのが強いです。これから漫画アニメが衰退するとしてもそれは物語の衰退であってメディアじゃないです。物語自体が無視される未来ならなんとなく感じます。物語の楽しみってメンドクサイから。新しい刺激が増えて面倒な娯楽は斬り捨てられる。その中で生き残っていくにはより面倒な負担を減らす方向で考えないといけないんですよ。小説の価値を私は大量生産して淘汰できる原作的なものって決め付けています。その価値観で評価しています。だからこいつは本が読めないって言うならそうだと思います。そういったものを超えたより上位の物語マニアの視点で評価してるので、小説好きの人なら私の評価ゴミなので気にしないでください。場合によっては読むを重視して読む作品あると思います。そのシフトチェンジに失敗してるか?またはそれに値しないと判断してると見ています。
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まず第一に違法であるとは考えていません。次に営業妨害じゃないか?いやこれランキング以外の評価基準を作るためです。機能によってなんとかしようとカクヨムさんはやってると思います。人力じゃない機械化は当然です。ただカドカワがお金ださなきゃやりようがあるんじゃないの?って話です。機能によって選挙システムの様に評価者を作ろうというんじゃなくて普通に評価する人間が人力でなんとかすればいいんじゃないの?って話です。おそらく私の問題点は分かってるんですよ。誹謗中傷紛いの作品への感想の排除だと思っています。自分でも結構やばいと思う部分があります。ただ絶対そうならないのは私は時折どうもお茶を濁すようにはっきり言わない時が多いです。逆を気を使ってしまってそれに対して鞭をうって書いています。個人の資質に任せると問題が出るからタブー化してるのは分かります。ただ今の状況はそういったタブーに突っ込むような奇策をうたないと無理だと見てるからです。
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私の書いた中で強い矛盾を感じるのはライト層向け一般小説と文芸がダブルスダートにならないか?です。それは無いと断言できます。それは私がネットでの様々な作品評価を見ていて多数派は純文学と言うより一般レベルの範囲内の質に拘ってると判断できるからです。一般小説はランキングはあてにしない方が良いです。それにタグつけに限界があるのでそれを作者に完璧にさせるのは無理です。一般小説に関してランキングは捨てたほうが良い。どうしても見たい人は非ライトノベルの検索の追加を待つしか無いです。そしてライトノベルのタグもどうせいい加減ですしね…。仮に完璧なランキングが出来ても一般小説は面白さの追求と質の追求に乖離が生じるデメリットより質の追求で得られるメリットがマシだと見ています。ネットの中の評論家じゃ芥川賞などのような乖離した純文学は選ばないと見ています。極論として芸術論を話しただけで、それを自分達でやるとなるとこっぱずかしいと思う人ばかりじゃないでしょうかね…。
そもそも私が散々語ってきましたが、ライトノベルの分類はかなり難解でしょう。私もやっとこれかな?と見えてきたものを書き連ねました。もしグリムガルが学園物なら判断に迷ったと思います。結局わかり易いファンタジーか非ファンタジーで判断してるに過ぎません。グリムガル煩いなですけど、作者さんが同一サイトにいるからもあるのですが、それだけあの作品はライトノベルっぽくないなと思うから。
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