七不思議とは
中道先生の部屋はきちんと片付いていた。どこにでもありそうな、ごくごく普通の一軒家。先生はそこに独り暮らしらしかった。
出てくるお茶に「お構い無く」なんてベタベタなな言葉を返した所で、僕と先生は卓袱台を挟んで向かい合う。
ふと、先生の肩を視る。……凝り固まったかのように強張っていた。僕を招き、これから話すであろう事を想像して緊張しているのだろう。けどまぁ、あんな状態では無理もないかもしれない。
「今日は……あの彼女さんはいないのか?」
「彼女は……今日はお留守番です。一応ここに来ることは伝えてますけどね。……てか、あの日は否定するのが面倒だったんで言わなかったんですけど、僕ら恋人同士って訳じゃないですよ?」
「む? なんだ、そうなのか? 勿体ない。あんな美人はなかなかいないぞ?」
一応牽制の言葉をのべておく。僕が先生を訪ねている事を、知っている人間がいるぞ。という予防線。これで万が一の時の保険は完成した。……もっとも、万が一が起きても、多分何とかなるだろうけど。
「……で、滝沢。何の話で、わざわざ田舎までまた帰って来た?」
「先生、何の話だか検討はついているでしょう? 単刀直入に聞きます。先生は……視えているんですか?」
「…………っ」
先生の顔が、一段階凄みを増した。気がした。表情は直ぐに元に戻り、また僕をじっと見つめている。何故そんな結論に至ったのか? それを問うような顔だった。
「先生は……十年前、僕に問いました。何を見た? と。あれは……僕の様子がただ事ではなかったからではないですか? 先生が視えていたものを、僕も視ていた。そう思ったから、あんな問いが出た」
先生は答えない。ただ黙して、話を聞いている。これはもう、核心から言うべきかもしれない。そう直感した僕は、そっと唇を濡らしてから、話の続きを開始する。
「ここから先の話は、あくまで、僕の想像です。連続児童猟奇殺人事件。僕があの校舎に入り込む、数年前に起きていた事件を、当時から小学校教師だった先生は、当然知っていますよね?」
「……死者多数。行方不明者二人……いや、今は一人か。よく覚えているよ」
「……犯人の顔も?」
ここに来て、先生の顔が初めて狼狽したものに変わるのが分かった。ただの妄想は、どうやら当たりを引いていたらしい。
「先生は……僕を守ろうとしていた。三階を封鎖したのも。旧校舎に入ろうとする僕を必死で止めていたのも。全ては猟奇殺人事件の犯人にして、最後の行方不明者……あの血塗れの少年霊。
「……う」
唇を噛み締める先生。後悔と、安心と、哀しみ。そんな感情がまぜこぜになったような、意味を成さない唸りが、彼の口から漏れた。
「……僕があの日以降あの幽霊に会わなかったのは、多分先生が何らかの手を施したから。……想像はつきますが。ついでに警戒体制も強化したから。今思えば、あり得ないほど僕は貴方に捕まりましたね」
「……自作の簡単なセンサーを入り口につけていたからな。誰かが入れば俺が分かるという寸法だ。D校舎は入り口以外は完全封鎖されている。毎度毎度まっすぐ入るしかないだろうからな。ドアそのものを修繕して鍵を掛ければよかったが……いかんせん使わぬ旧校舎に、そんな費用はかけられん」
疲れたようにため息をつきながら、先生は僕の方へ向き直る。厳しい視線が、僕を正面から射ぬいていた。
「そこまで言うんだ。もう気づいているだろう? 雪村浩典を殺したのが……誰か」
「……ええ」
「……滝沢。人生の先輩としての警告だ。〝好奇心は猫を殺す〟何て言葉がある。ホイホイ首を突っ込んでばかりでは、いつか身を滅ぼすぞ。……少なくとも、俺はたったの一回で、破滅が約束された」
「……イギリスの諺でしたっけ。それ。……一応、肝には命じておきます」
僕がこうして答えた瞬間。風を切るような音を立てて、視界を拳が覆い尽くす。寸止め状態の正拳突き。身を乗り出した中道先生から放たれる一撃は、僕の意識を刈り取るには充分なものだろう。……当たればの話だが。
取り敢えず僕は、それにちょっと驚いたフリして、肩を竦めてみせた。
「ヒョロイお前を捕らえて痛め付ける事だって、俺には出来る。……逆にこんな可能性は考えなかったのか? 俺自身が、猟奇殺人事件の犯人だ……とは」
「あ、それも考えなかった訳では無いですけどね。けど、
「……ほう?」
拳を僕に突きつけたまま、先生は眉を潜める。納得がいかない。そんな顔をしていた。
よく見ると、先生の首もとに、銀のチェーンが巻き付いていた。ペンダントトップはYシャツの中に隠れてはいたが、何らかのアクセサリーだろうか。
「まず、先生は僕が来ると聞いてから、三階を開放した。これが何を意味するのか」
「三階は、お前が卒業してから解放していたのかも知れんぞ?」
「いいえ。普段は封鎖している筈です。色々なものでね。でなければ、あんなに三階への床や踊り場が、不自然な位綺麗な筈がない。埃があまりないのは、普段は何らかのもので封鎖しつつも、定期的に動かして、三階に出入りしていたから。目的は……魔方陣の更新」
魔方陣のペンキと見られるものは、定期的に塗り替えられていたような真新しさだった。恐らく、僕らが来る前日も、先生は塗り直していたのだろう。何のためにか? それは……。
「あの魔方陣……。燃える目を囲む、歪んだ五芒星。これが意味する事を考えれば。事件の手口を知っていれば。貴方は猟奇殺人の容疑者である可能性は、限りなく低い筈なんです」
「猟奇殺人でも、魔方陣は使われていたぞ。似たようなものかもしれん」
「あそこにあった歪な五芒星と、事件で使用された魔方陣は別のものですよ。確かな筋からの情報です」
今頃近くのカフェで優雅にくつろぎながら、僕を待っているであろう相棒の顔が脳裏に浮かぶ。ミステリー的な視点で見てしまえば、彼女の力は反則だと思う。が、だからと言って力を借りない理由にはならないけれど。
「ハワード・フィリップス・ラヴクラフト」
その名を口にする。知る人ぞ知るこの作家の名前こそ、今回の怪奇……。D校舎の幽霊に関わる、キーパーソンの一人だった。
「知らない……筈はないですよね。あれだけ机で、彼の創った世界に関わる書籍や、ゲームで使用するサイコロまで飾っていたんですから」
クトゥルフ神話。というものがある。その起源は現存する神話に比べれば、比較的――。否、段違いに新しいものだ。
それもその筈。それは、ラヴクラフトという作家と、その友人たる作家達が創作した神々や地名。書物や道具等の名称を貸し借りする事によって肉付けされ、作り上げられた、謂わば架空の神話体系なのである。
神話なんて大層なものなのか。そんな声が上がるかもしれないが、生みの親であるラヴクラフトの死後も脈々と語り継がれ、世界を広げ、現代に至るまでありとあらゆる物語や世界観を作り出してきたと説明すれば、その壮大さが分かる。これを神話と言わずして何と言うのか。
太古に地球を支配していたが現在は地上から姿を消している、強大な力を持つ恐るべき異形の怪物ども。それらが現代に蘇る。あるいは人間を狂気に陥れていく。というのが、主なモチーフだ。
「貴方が読んでいたのは、ブライアン・ラムレイ。『タイタス・クロウの帰還』だった。机に積まれていたのは、『地を穿つ魔』『幻夢の時計』……。所謂タイタス・クロウサーガシリーズと呼ばれるこれらは、すべからく、何らかの手段を持ってクトゥルフの邪神や組織と対峙するって内容です」
もしかしたら、意図的なメッセージだったのだろうか。いや、卒業してから一度も会ってない先生が、そんな不確かな手段を使って何かを僕に伝えようとは思うまい。
趣味。
そう考えるのが妥当だろうか。
「最後に、あの歪な五芒星。あれはクトゥルフ関連の創作物で出てくる、魔除けの印、『エルダーサイン』だ。下位の邪悪な存在から身を守れると言われている……おまじないに近いものでしょうか。つまり、邪悪なものではないんです。……僕はこれを描いたのは先生だと思うんですが……」
僕の目を暫く探るように見て。先生は、ここでようやく拳を下ろしてくれた。心臓がバクバクだったりしたのは内緒だ。色々な怪奇を追っていると、不測の事態に妙な耐性がついてしまったりするものだ。
それがなかったら、僕は拳を突きつけられた時点で、情けない悲鳴をあげていたに違いない。
「〝てけり・り! てけり・り!〟」
不意にそんな言葉を口走り始めた中道先生。僕が少しだけポカンとしていると、中道先生は満足気に口角を曲げた。
「今のは、あの少年……。雪村浩典が、事件現場で口走っていたものだ。意味は……分かるか?」
「い、いえ。でもその形容しがたい感じは……クトゥルフ関連ですか?」
中道先生は、静かに頷く事で肯定した。実を言うと、クトゥルフはそこまで知識があるわけではないのである。いい機会だから、もう少し深く掘り下げてみてもいいかもしれない。
「雪村はな。この小学校の生徒だったんだ。当時は六年。俺の受け持った生徒ではなかったが……ごくごく普通の生徒だったよ。ああ、あとうちの小学校には、犠牲者が一人出ていたな。やさしい……子だった」
「……そうなんですか?」
メリーのタブレットから得た情報では、所属している小学校までは分からなかった。まさかの先輩だった事に驚いていると、中道先生は己の手を見つめていた。
「……あの神話を知るものは、色々といる。俺のように片足をつっこんでいるもの。どっぷりと浸かっているもの。滝沢。お前のようにかじる程度のもの。雪村は……どれだったんだろうな。俺には分からない。だが、ああして何度も生け贄を出していた辺り、案外浅い知識だったのかもしれん」
何かの感触を思い出すように、中道先生は手を握り、開く。生々しい動きだった。
「あいつは……雪村は、俺が殺した」
ポツリと、先生がそう呟いた時、部屋の温度が少し下がったような気がした。僕は何と言葉を発すればいいのか分からなかった。
「滝沢。お前は、俺がお前を守っていたかのように。そう言う。だがな。それは、違う。俺はいつだって……俺自身を守っていた」
目を伏せ、ため息をつく先生。何故だろうか。何処と無く、老け込んだように見えてしまった。憑き物が落ちる。というよりも、被っていた幾重もの仮面が剥がれていくかのようだった。
「殆ど、衝動的だった。あの悪魔は、返り血を浴びた身体で魔方陣に女の子の死体を乗せ、踊り狂い、俺に気づいたら笑ってみせた。すぐに分かったよ。こいつが一連の元凶だと。職員会議で、手口や対策を。何が出来るか。何度も話し合ったからな。保護者の恐怖と哀しみの声。自分の生徒を守れなかった同僚の、無念の想い。それが俺の中で混ざり、き、気がつけば……!」
震え、早口でそう捲し立てる先生。額には、いつの間にか大量の汗が滲んでいた。
「死体は……どうして両方とも?」
「分かっているのに、……お前は聞くのか?」
「僕に……言われたいのですか? 御自身で告白したいのでは?」
僕がそう言うと、「青いなぁ……やさしいなぁ……」なんて呟きが先生から漏れた。そして……。
「怖かったのだ!」
不意にグリンと顔を上げ、目を血走らせながら。唾を撒き散らしながら、先生はそう叫んだ。
精悍な体育会系の教師の姿は、もはやそこになく。あるのはそう、狂気に支配された一人の男だけが残されていた。
「俺が! 俺が……どれだけ苦労して教員になったと思っている!? それを一撃で破壊しかねないのだ! 良心もあったさ! 行方不明者扱いされた二人の両親に、子を返すべきだと! だが……結局、俺はそれが出来なかった……」
慟哭する先生。それを僕は、黙って見ている事しか出来なかった。
「雪村が死んで、パタリと事件が止んだ頃だ。あいつの幽霊が現れたのは。最初は学校内を自由に飛び回っていたばかりか、俺の家にまでついてきた。夜な夜な枕元に立ち、俺に囁くのだ。『ユルサナイカラ……儀式ノ邪魔、ユルサナイカラ……』と」
「……やっぱり、殺人と儀式は繋がってたんですね。目的は……何かの召喚でしょうか?」
「わからん。だが、そんなものがどうでもよくなる事態が起きた。恐ろしい事に、奴は俺以外にも、他の生徒にも干渉し始めたのだ。ちょっとした怪我をさせる微々たるものだったが、俺は確信した。奴はまだ……獲物を探していると」
旧校舎で初めて会った時を思い出す。あの時の狙いは、僕だったのだろう。なまじ霊感があったばかりに、実は結構危なかったのかもしれない。
「もはや、猶予はなかった。当時はお前と同じ。かじる程度の知識しか持ち合わせていなかった俺は、そこから出来うるかぎり調べた。そして……」
「……エルダーサインに、辿り着いたと」
それは、まさに藁にもすがる思いだったのだろう。そして、先生の目論みは成功した。クトゥルフを崇拝していた少年霊は、皮肉にもその要素によって封印された。
「誘い込むのは、簡単だった。あいつは生徒に悪戯する以外は、どこまでも俺について来ていた。そして……俺はあいつを封じた」
「三階に?」
「そうだ。そして、そこから数年後……お前が現れた」
「あの子、二階に現れましたよね?」
「ああ、虫の知らせというやつか。行ってみれば案の定お前がいて、あいつの封印が綻んでいた。お前を絞めた後、D校舎に行った時、俺は恐怖に震えたものだ。塗ったばかりの筈な魔方陣が、黒く変色し、剥がれ始めていたんだからな」
「あー、成る程。納得いきました」
大体予想がつき、僕は顔をひきつらせるしかなかった。取り敢えず、あの時は幼くて無邪気だった。そうとしか言えない。
「多分それ、僕のせいです。いつもしりとりをしながら入ってましたから」
「……しりとり?」
首を傾げる先生に、僕は少しだけ迷ってから、自分を少しだけ話す。幽霊が視えて、その存在や領域に干渉できる事。あの日、自分を守る為の結界に利用したしりとりだったが、それを簡易かつハリボテなものとはいえ、先生の結界の中へやりながら入ったら?
何かがぶつかり合った時、脆い方が壊れるのが道理だ。領域は侵食され、僕は無意識のうちに先生のエルダーサインをゴリゴリ削りながら、前進していたのだろう。結果、幽霊はあの場所に現れた。
それ以降、あの子が僕の前に現れない訳だ。僕があの子を探せば探すほどしりとりは続き、先生の封印は削られていく。あの子からしたら、さぞ天の助けに見えた事だろう。『マタキテネ』は、文字通り大歓迎の意を示すものだったのだ。
先生からすれば……ヒヤヒヤしたに違いない。
僕の見解を話すと、先生はポカン。とした顔になった後、そういう事か……と、椅子に崩れ落ちた。
暫しの沈黙が流れる。謎の殆どは引きずり出した。後は、この後どうするか、だろう。
「そういえば、警察にエルダーサインは、どう説明を?」
「生徒の悪戯。と言ったよ。消しても消しても書かれて困っていた……とな。死体についても、当時は今ほど見回りをしていなかった。と、言ったよ」
「本当は生徒が消して先生が書いていたとは……想像もつかないでしょうね」
「……違いない」
互いに笑みを漏らす。不思議だ。目の前にいるのは、殺人犯だというのに。もっとも、こんな突飛な形の証拠以外はないから、警察はしょっぴく事も出来ない。それが先生と、あるいは僕を守っていると思えた。だからだろうか。僕がそろそろお暇します。と告げても、先生は何も言わなかった。「誰にも言うな」とも、「忘れてくれ」とも言わなかった。
ただ、玄関まで僕を見送りながら、僕を爪先から頭の上まで眺めてから、「大きくなったな。滝沢」と、いつぞや吉川先生に言われた事と同じ事を呟いた。
「良心があったのは本当だ。実際にあれを解き放てば、また犠牲者が出るのでは……とな。同時に楽にもなりたかった。だから、D校舎が取り壊されると決まった時は。お前が再び学校に戻った時は、終わりの時が来たのだと思ったよ」
「僕が来たのは……偶然でしたよ?」
「それでも、だ。あと、少しだけ期待した。お前なら徐霊くらいはやってのけるのでは……? とな」
「先生、僕を何だと思ってるんですか」
僕が寺生まれだったら可能かもしれないけど。
ともかく、もう知りたいことは知れた。後はどうなろうがあまり関係ない。先生がこの後、どういう行動をとろうとも。僕がそう告げると、先生は再び肩を震わせて、「雪村がお前にちょっかいを出さない訳だ」と、笑った。どういう事かと問うと、先生は真っ直ぐ僕を見つめたまま言う。
「雪村の標的は、いつだって自分より〝弱い〟者だった。こうしてみると分かるよ。あいつの狙いはもう、俺しかいない。俺自身が、あいつの未練なのだろう。……D校舎が取り壊されて、あいつが自由になったら、自首しようと思う。封印を解こうにも今は警察が出入りしていて、入れんからな」
「……その前に逮捕されたら?」
「どのみちD校舎は取り壊される。そうなればあいつは自由だ。獄中の俺の元に、直ぐ様飛んでくるだろうさ」
その時僕は何となく、ああ、もうこの人と話すことも、会うこともないのだろうな。そんな事を思った。だから……。
「じゃあ、僕はそろそろ家に帰ります。先生、さようなら」
「……ああ、さようなら、滝沢君。気を付けて帰りな」
今日もどこかの学校で行われているのであろう、先生と生徒がするような挨拶を交わして。僕は先生の家を後にした。
帰り道でふと、学校の七不思議についての考察を思い出した。
放課後にまつわるもの。プールにまつわるもの。他にも色々。これらは全て、学校の先生と生徒が過去に犯した過ちを、戒めとして残しているのではないか。というものだ。
放課後に異次元空間が出る何て話ならば、寄り道した生徒が死んだか行方不明になってしまった。
プールで足が引っ張られる。は、授業中に生徒を溺れ死なせてしまったか。あるいはプールに忍び込んだ生徒が溺れ死んだのか。
体育館で。保健室で。トイレで。過ちは怪談に形を変え、語り継がれて行くのだろうか。
ならば僕らが遭遇したこれも、時が経てば七不思議になるのだろうか……。
この過ちも、いずれ……。
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