怖い話のオムニバス。体験者が独白し、もしくは記述するそれは、日常に潜む恐怖としてどこかで読んだことのある噂話をあなたに想起させるかもしれない。だがそのままではとどまらない。なにせ恐怖の確率は未定なのだから。怖さのパロメーターが上昇下降するさまを楽しんでほしい。