028 すればするほど楽になる
体をどのように動かせばいいか、改めて振り返ると、きちんと教えてもらった経験に乏しいです。小学生のときに、護身術みたいなものを習っていて、それくらいでしょうか。今ではすっかり頭から抜け落ちてしまいました。とっさに体が動くようになるには、かなりの修練を積む必要があると感じます。文字通り、身に染みるくらい。
体というのは、何度も何度も繰り返し同じ動きをすると、それに慣れてくるみたいで、例えば文章を書くにしても、書いていれば書いているほど楽になっていきます。これ、このエッセイを書いていて発見したこと。いくら楽になるといったって、調子の波はありますし、それなりに疲れるのは確かなんですけどね。
なもんで、小説を書いている人たちを見て、よくあんなにハイペースで書けるなあ、と指をくわえて感心していたわけですけれども、そうじゃなかった。休む方があまりよくない。でも、目には厳しいライフスタイル。なにせほら、息抜きですらデジタル機器でやっちゃいますから。はい。
そこはモニターの前から離れろよー、って思いはあるんですよ。あるんですけれども、飽きたときに真っ先に気分転換の娯楽を提供してくれるのは、目の前にある機器なんです。なんていいやつなんだ。気が利いてる。
そんなわけで、まなこを限界まで酷使して、目がぁぁぁー目がぁぁぁーとムスカごっこに興じたりします。うん、滅多にしないっていうか、思い出してみるとしたことあったっけ? くらいの頻度なんでね。バルス!
運動不足を感じると、筋トレをしたり、ストレッチをすることもあります。あと謎の踊り。これは思いつくまま、心の命じるまま、体をうねうね動かします。音楽があってもいいし、なくてもいい。魂でダンスしてますから。暗黒舞踏を想像した人は、誤解なのでやめてください。そこまで芸術性高くないです(褒めてたのね)。
筋トレはマイブームになると、だんだん負荷を増やしていって、ある時点で目標を達成する。とたんにやる気がなくなってしまって、中断されます。面倒なんだもん。目標が高すぎるとがんばれないし、やってはやめて、やめては始めてのくりかえし。そう、生きるってそういうことなのね~。
うまいやり方があるんじゃないかと思いつつ、真剣に考えるふりしておやつつまんでいると、そのうちにお腹がよくなってきて、レリゴーならぬレリビーな感じになってくるわたしです。
あ、そうそう。お腹減ってるときに、その場で足踏みをすると、空腹感が紛れるらしいですよ(菓子パンかじりつつ)。
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