020 電気と天気と窓とリンゴ

 マイクロソフト社のWindowsってOS名『7』あたりから、あか抜けてきましたね。かつてはダサいとマッキントッシュ・ユーザーから評されていたみたいです。Windows10が登場した現在はどうでしょう。個人的には洗練されてきた部分もある、といったところ。システム面では、まだまだ改善の余地あり。

 デザインは設計という意味で、見かけ上のことを指すのではない、とはいうものの現実にはルックスの意味合いも混ざっちゃってますね。英語が日本語として定着する際には、はてな? と思うような変換というか、誤解がつきもの。アイロンなんて、最たるものじゃないでしょうか。

 日本語でも奇妙な定着をしているのが、天気とか電気といった言葉です。今日はいいお天気だ、といったときは、本日快晴なり、という意味になりますし、電気をつけるといったら、照明をともす、という意味になります。

 いい天気、の『いい』が省略されて、天気だけで晴れの意味になってしまったのは、まだ流れが理解しやすい。けれど100年あとには違う表現になっていて、意味が通じなくなる可能性はあります。言葉は決まった形というのがないので、数百年でまったく通じなくなってしまう。書き言葉はその傾向が顕著ですね。これは日本語に限らず、外国語でも同じで、シェイクスピアの時代の英語と、現代の英語ではやはり言葉遣いが異なります。

 電気については、身近な家電製品が照明器具で、電気を使うものといえばそれを指したから、なんて話を見かけました。だから照明をつける、イコール電気をつける、と。単に電気だったら、通す、が自然な言葉でしょう。

 現代で最も身近な家電といえば、やはりパソコンか携帯電話、スマートフォンになるでしょうか。そうなると、電気といえば携帯を指す時代が訪れてもおかしくないです。

 電気というのは、発電所から送電線で送るわけですが、作っている場所から離れれば離れるほど、抵抗が生じて分量が減っていきます。これを安定供給し続けるのが現代社会の必須インフラなんですが、自然災害であっさり崩壊するのは、大地震を経験した日本人ならなんとなく理解しているところでしょう。

 実はマッキントッシュの話したかったんですけれど、灰色メタリックなリンゴマークがおしゃれだなー、みたいな。でも全然そんな流れに戻ってこれなくなっちゃったので、今強引に戻しました。読んでる人はびっくりしたと思う。まじかよー早く言ってよーって。

 でももう、文字数が1000に到達しちゃうから。おうちに帰らないと。もうゴールしてもいいよね。たらららー、たらりらー、たらららー、ら・らーららー。

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