第2話
昼下がりのオレオル聖堂。前庭は市民のために開放してあり、春の花々が人々の目を楽しませていた。聖堂区の住民たちが庭の手入れに勤しむ姿も見える。猥雑な下町の中で、この聖堂だけはどこかのんびりと穏やかな雰囲気を醸し出しており、清浄な場となっていた。豪華絢爛な王宮よりも、素朴な花々が楽しめるこのような場所の方がよほど落ち着く。ファビアンはそう思いながら庭を散策した。
「聖女様がいらっしゃるそうよ」
「本当に?」
「行こう行こう」
そんな会話が耳に入り、ファビアンは振り返った。
「聖堂にいらっしゃるのでしょうか」
オクタヴィアンの言葉に頷くと、「行ってみよう」と呟く。
聖堂へ入ると、相変わらず古くて粗末な長椅子が所狭しと並べられ、窓から差し込む光が埃を浮かび上がらせている。その長椅子の一角に人だかりが。よく見ると、箒を足許に置いた少女が立ち尽くしている。地味で質素なブラウスとスカートに、飾り気のないエプロン。白い
「エタンセル様、どうかお手を」
「この子に祝福を。お願いいたします」
聖女のご利益に与ろうと、皆が次々と手を差し伸べる中、少女は少し戸惑いながらもひとりひとりの手を両手で包み込む。そんな中、ひとりの若い母親が抱いた幼子を見せる。
「聖女様のおかげで子どもの病が良くなりました。本当にありがとうございます……!」
エタンセルを装うマノンは瞬間目を大きく見開くと、嬉しそうに微笑んだ。
「良かったですね。でもそれは私ではなく、神の思し召しです」
そう言うと幼子の柔らかな頬を両手で優しく包み込む。
「……神のお恵みが永久に降り注ぎますように」
あどけない表情で笑う幼子を見つめるマノンは慈愛に満ち溢れた笑顔だ。そして、ふと額に手をやる。
「あっ」
側にいた老人が声を上げる。マノンの頬に光り輝く滴が転がり落ちた。皆の口から驚きの声が上がる。マノンが思わず両手で口を押えるが、輝く滴は鈴のような音を立てて石の床に散らばる。
「水晶だ!」
「水晶の涙だ!」
皆の興奮した叫び声に、一部始終を見守っていたファビアンが顔をしかめて身を乗り出す。
「……神はいつでも私たちをお守り下さいます。希望を失わぬよう」
市民たちは感激の声を上げてその場に跪いた。
「……ふむ、素晴らしい」
ファビアンは目を細めて呻いた。後ろで控えるオクタヴィアンも不思議でたまらないといった顔つきで凝視している。
「奇跡の少女か……」
だが、この奇跡は本物なのか。これまで散々「真実の裏側」を見てきた瞳が鋭い光を帯びる。奇跡にしても、何故この少女に起こるのだ。
「皆様、どうもありがとう」
マノンはそう挨拶すると深々と頭を下げ、修道士と共に拝廊へ向かっていった。しばらく祈りを捧げていた市民たちはやがてそれぞれ聖堂を後にしてゆく。その様子を見守っていたファビアンも拝廊へ向かう。
「お帰りに?」
オクタヴィアンの呼びかけにも応じず、拝廊を出たファビアンは辺りを見回すと正面玄関の脇にある扉を見つけた。そっと扉を押し開くと体を滑り込ませる。オクタヴィアンはびっくりして主の後を追った。
「旦那様……!」
「あの娘を探そう」
そこは聖堂の中庭で、表の庭に比べると殺風景で少し物寂しい空気が広がっていた。突き当たりには厩が見える。左右に広がっているのは僧坊だろうか。中程には掃除道具などが積まれた荷車が置かれ、僧坊の壁には薪が山のように積み上げられている。
「おや?」
オクタヴィアンの声に振り返る。修道士と連れ立って歩いているのは、紛れもなく聖女エタンセル。彼女は中庭の渡り廊下から僧坊へ続く廊下を曲がり、そのうちの一室に入っていった。修道士はそのまま中庭の奥へ消えたようだ。ファビアンは足音を立てないよう、小走りで僧坊へ向かう。
「だ、旦那様。もしも見咎められたら……」
「しぃっ」
しかめっ面で囁くと、ファビアンは聖女が消えた部屋に歩み寄る。古い木の扉は上に鉄の格子がはまっていた。ファビアンは爪先立つと、そうっと格子に顔を寄せた。
部屋はリネン室だろうか。古いが清潔そうなシーツがきちんと畳まれ、棚に仕舞われている。棚の前に飾り気のない机と長椅子があり、そこにエタンセルは座り込んでいた。小さな背中。細い腰。身を乗り出したファビアンの頬が格子に食い込む。エタンセルは小さな手でウィンプルを取り除け、乱れた亜麻色の髪を整えるとエプロンを脱いだ。そして、二の腕が規則正しく揺れるのが見える。どうやらブラウスのボタンをひとつひとつ外しているらしい。オクタヴィアンが慌てて主人の袖を引くが本人は石のように動かない。ボタンを外し終え、ブラウスがするりと落ちて白い肩が現れる。続いて片方の腕を袖から抜く。と、石の床にぱらっと何かが散らばる。ファビアンの目が大きく開かれ、オクタヴィアンも思わず眉をひそめる。下着姿のエタンセルは袖を振って水晶の粒を残らず落とすと、ブラウスを脱いだ。
(袖に仕込んでいたのか!)
オクタヴィアンは呆気に取られて口をあんぐりと開けた。が、主人の方はそれではすまなかった。
「何と!」
興奮したファビアンの靴先が扉を蹴り、聖女が振り向く。扉の格子から覗く男の顔。マノンはブラウスを掻き合わせた。
「きゃああっ!」
絹を裂くような悲鳴。ファビアンとオクタヴィアンは飛び上がり、同時に尻餅を突く。その間にもマノンは扉に駆け寄ると開け放った。
「覗き! 覗きよ!」
「ち、違う、誤解だ!」
ファビアンが必死に叫ぶが、背後からがたんと物音が響く。
「マノン? どうしたの?」
若い女の声。
「シルヴィ! マリエル! 覗きよ!」
「何ですって!」
背後からばたばたと足音が近づいてくる。男たちが振り返ると、若い修道女がふたり、手にモップを振りかざしてやってくる。
「マノンの着替えを覗いたですって!」
「信じられないわ!」
「わ、待ってくれ……!」
主人を庇おうと立ち上がったオクタヴィアンに背が高い方の修道女、シルヴィがモップの一撃を見舞う。モップは見事にオクタヴィアンの肩を打ち据え、彼は呻き声を上げて蹲った。
「オクタヴィアン!」
「あんたも動くんじゃない!」
そう叫んだ背が小さい方の修道女、マリエルが飛びつくと抑え込む。
「ガスパール! アントナン! 不法侵入者よ!」
シルヴィの叫びに、中庭の奥から男たちがやってくる。
「どうした。何の騒ぎだ」
「マノンの着替えを覗いたふしだらで罪深い男たちよ!」
「いや、違うのだ。話せばわかる。怪しい者ではない」
ファビアンが弱々しく主張するが、修道女たちは鼻息荒くまくし立てる。
「よく言うわ! ぬけぬけと!」
そう一喝するマリエルの後ろから、駆けつけたガスパールが顔を覗かせる。が、その目がかっと見開かれる。
「……あ、あんた!」
ガスパールの様子に皆が顔をしかめる。彼はごくりと唾を飲み込んでから叫んだ。
「もしかして、アランブール伯?」
アランブール伯爵。つい最近耳にした名に皆があっと声を上げる。ファビアンは「いかにも」と答えると懐に手をやり、ネックレスを引き出す。きらりと光を弾くそれは、アランブール伯爵家の紋章である〈竜と塔〉が刻まれた徽章であった。
「アランブール伯爵家当主、ファビアン・デスタンである」
皆の顔から血の気が引く。
「は……、伯爵様……?」
シルヴィが真っ青な顔つきで譫言のように呟く。が、その瞬間。
「そんなの関係ないわ!」
少女の金切声に皆が振り返る。ブラウスとエプロンで前を隠したマノンが真っ赤な顔で叫んだ。
「私の着替えを覗いたのよ! このおじさんは!」
「……その通り」
ファビアンは面目なさそうに項垂れた。
「……失礼します」
扉の向こうからか細い声がかけられる。開かれた扉から、盆にカップを載せたマリエルが固い表情で現れる。
「……申し訳ございません。ミルクしかございませんで……」
「なに、構わないよ」
アランブール伯ファビアン・デスタンは機嫌良さそうに答える。
「ありがたくいただくよ、マドモアゼル」
そう言って片目を瞑る好色そうな伯爵にマリエルは顔を歪め、そそくさと部屋を出ていった。音を立てて閉められた扉を見やる青年司教。その隣には中年の修道女と、ぼさぼさ頭の男。修道女のゆったりした体に隠れるようにして顔を覗かせた少女は、優雅にミルクに口をつける伯爵を敵意のこもった目付きで見つめている。ファビアンの側には、まだおろおろした様子のオクタヴィアンが控えている。
「ああ、美味しい。ようやく人心地がついたよ、司教殿」
「……それは良うございました」
アリスティードは固い声色で返す。そして、眉間の皺を深めると言葉を継ぐ。
「どういうわけで、僧坊にまで?」
「いや、申し訳ない」
粗末な椅子にゆったりと座りこんでいたファビアンは居住まいを正した。
「聖女の奇跡にすっかり魅了されてしまってね。彼女のことをもっと知りたいと思ってついつい後を追ってしまった。着替えは……、覗くつもりではなかった。すまなかった」
素直に頭を下げてみせるファビアンだったが、ポレットは憤然とした表情で溜息をつく。そして、ローブの裾をぎゅうと握り締めてくるマノンの頭を優しく撫でる。
「しかし、見事な腕前だ。袖口に仕込んでいた水晶の粒をあのように……。どう見てもこぼれ落ちた涙にしか見えなかった」
「伯爵」
どこか得意げな口ぶりのファビアンの言葉を遮る。
「聖女の秘密を暴くために聖堂に忍び込んだのでございますか。それとも、夫人のご喜捨を取り返すために?」
「アリスティード君」
「司教とお呼び下さい」
ファビアンは笑みを絶やすことなく頷く。
「これはとんでもなく重大な秘密だ。教皇庁に知れたら……」
「教皇庁の許しは得ております」
「なるほど。集まった喜捨の何割かが教皇庁に入るわけだ。いや、大丈夫だよ、司教殿」
何か言い返そうとするアリスティードに、ファビアンは気取ったしぐさで制する。
「君たちを糾弾するつもりは毛頭ない」
「きゅうだんってなぁに?」
「しっ」
マノンの肩をポレットが押さえる。ガスパールも唇に人差し指を押し当てて「しぃっ」と顔をしかめて見せる。だが、ファビアンはマノンににっこりと微笑みかけた。アリスティードはマノンたちを守るような形で一歩前へ進み出る。
「何をお望みですか、伯爵」
凛とした言葉にファビアンは目を細めて頷くと、ゆっくり口を開く。
「私を助けてほしい」
思いもしない言葉に司教の眉が寄せられる。
「いや、違うな。この国を救ってほしい」
ますます困惑する人々に、ファビアンは腰を上げた。
「君たちも知っていよう。王太子殿下がネーベル王国のアーデルハイト王女とご婚約されたことを」
「はい」
警戒をゆるめない表情のアリスティードと、相変わらず微笑を浮かべているファビアンをマノンが交互に見やる。
「……伯爵はご婚約に反対なさっているとお聞きしております」
「その通り。私はご婚約だけでなく、ネーベルとの同盟にも反対だ。だが、国王陛下を始めとして、誰も私の意見に耳を貸そうとしない」
そこで言葉を切り、唇を湿してから再び口を開く。
「ネーベルとの同盟は時期尚早だ。ましてやローラン王子とのご結婚など。そう簡単に決めてはならぬ」
「しかし、我々聖職者が国政に関わるなど……」
「心配無用だ」
答えを渋るアリスティードに、ファビアンは熱心に呼びかけた。
「宮廷も国民もご婚約に浮かれている。だが、私はご婚約を考え直させるきっかけが欲しい」
「司教様……」
ポレットの不安そうな声に、マノンも眉をひそめて修道女を見上げる。そんな少女の様子にファビアンが表情をゆるめる。
「ところで、君の本当の名前を教えてくれるかな」
マノンは上目遣いに見つめ、小さく囁く。
「……マノン」
「マノン嬢か。良い名だ」
「伯爵」
アリスティードの固い声に振り返る。
「具体的に、マノンに何をやらせようと」
「そうだな」
自信に満ち溢れた表情で、ファビアンは顎をさすった。
「聖女エタンセルに神のお告げをしてもらいたい。『この婚約は不幸を呼ぶ』といった内容でね。皆は慌てふためくだろう」
主人の背後でオクタヴィアンがごくりと唾を飲み込む。確かに、市民から絶大な支持を集める聖女エタンセルの言葉を無視はできまい。
「君たちの役目はそこまでだ。後は、私の腕次第だ」
「しかし」
「わかっているよ、司教殿」
皆まで言わせず、ファビアンはゆっくり歩み寄るとアリスティードの肩を気安く叩く。
「このような形で協力を頼むのはこれっきりだ。何度も同じ手が通用するはずがないからね」
それでもはっきりと回答を返さない司教に、ガスパールがそわそわと落ち着かない素振りを見せる。そこで、ファビアンが思い出したように手を打つ。
「そうだ。取り掛かるにしても色々と物入りだろう。手付金として先に一万リーヴルを支払おう」
「いちまん!」
思わず素っ頓狂な声を上げるガスパールに、ポレットが肘で小突いて黙らせる。
「ご婚約がどうなろうと、計画が成功すれば報酬として三万リーヴル。悪い金額ではなかろう」
三万リーヴル。とんでもない金額に実感が湧かないマノンは口をへの字に曲げてアリスティードの表情を見守る。苦み切った顔つきの司教にちょっと肩をすくめ、ファビアンはとびきりの笑顔を作るとマノンに呼びかける。
「それから……、報酬とは別にマノン嬢に贈り物がしたい。先程の非礼の詫びにね」
「えっ」
目を丸くして声を上げるマノンに、ファビアンがここぞとばかりににじり寄る。
「何がいいかな。髪飾り? ボンネット? モスリンのドレスなどどうかな」
「ドレス?」
瞬間、目を輝かせた少女にアリスティードが「マノン」と鋭く声をかける。だが、マノンはポレットのローブを握りしめたまま言い返す。
「皆の役に立つなら、私やるよ。司教様」
「おまえはそんなことを考えなくていい」
アリスティードがぴしゃりと言い放ち、マノンは不服とも恐れとも取れる眼差しを向ける。それを見てとったファビアンが大仰な身振りで口を挟む。
「これは君でないとできないことだ。国の未来を幸せにできるのだ。それこそ、君は本当の聖女になれる」
殺し文句ともいえる言葉にアリスティードは険しい顔付きで伯爵を睨みつける。マノンはポレットの背から歩み出ると、背の高いアリスティードを見上げた。
「ね、司教様。私、がんばるよ」
どこか必死な顔付きで見つめてくるマノンにアリスティードは根負けしたように溜息を吐き出す。ファビアンはにっと笑みを浮かべた。
「商談成立だね。ではまず、マノン嬢のドレスを仕立てよう。オクタヴィアン、シュゼットが茶会へ行くのはいつだった?」
「明後日でございます」
「よろしい。では司教殿、明後日迎えを送るからマノン嬢を屋敷にお連れしてくれたまえ。贔屓の仕立て屋を呼んでおくよ。手付金もその時に支払う」
「仕立て屋さんだって」
マノンが少し興奮した顔つきでポレットに囁きかける。孤児だったマノンは、当然ながら仕立て屋でドレスを誂えたことなどない。ポレットは固い表情のままマノンの髪を優しく撫でながら引き寄せる。ファビアンの方は満足した顔つきでステッキを取り上げた。
「では、また明後日にね。マノン嬢」
目も眩むような豪華絢爛な王宮の大廊下をゆくのは、カンテ伯。長い長い大廊下を通り抜け、後宮へ向かう。豪奢な絨毯を踏みしめ、目指す一室へ辿り着く。侍従がベルを鳴らすと、白亜の扉が音も立てずに開かれる。次の間へ通されたカンテ伯は、少しだけ緊張した面持ちで佇む。やがて、主室の扉から「入れ」と声がかかる。
「失礼いたします」
侍従が扉を開けると、意外にも落ち着いた装飾の壁紙が目に入る。息をついてから部屋へ入ると、書棚の前で分厚い本を抱えた青年が顔を上げる。深みのある栗毛。男らしい精悍な顔つきながら、柔和な表情をしている。
「お呼びでございましょうか、王太子殿下」
タンドレス王国王太子、ローランは穏やかに微笑んだ。
「すまないな、わざわざ呼び出して。少し気になることがあって」
言葉の端々から誠実な印象を覚えるローランに、カンテ伯は慌てて頭を下げる。
「何を仰います。殿下のお呼びとあらば、いついかなる時にも馳せ参じます」
ローランは本を閉じると書き机に載せる。
「今日、アランブール伯と言い争いをしたそうだな」
アランブール伯の名にぴくりと眉を引きつらせる。
「皆が婚約を祝ってくれるのに、彼だけはまだ反対しているのが気になってね。少し前にも、ネーベルに対する不信感を丁寧に説明してくれた」
「恐れながら王太子殿下」
カンテ伯は固い声色で呼びかけた。
「ご不安にさせてしまい、面目次第もございません。アランブール伯には私からもしっかりご説明させていただきます故、殿下は何もご心配なさらぬよう……」
「うん。君がこの国の未来を見据えて提案した縁談だ。私も国の末長い幸福を願っているからね。だが」
ローランは微笑みながらも鋭い眼差しを向ける。
「アランブール伯も愚かではない。長年内務卿として国にその身を捧げてきた人物だ。彼の意見を蔑ろにはしたくない」
うっすらと額に汗が浮かぶのを感じ、カンテ伯は静かに唾を飲み込んだ。
「君たちはよく話し合う必要があるかもしれないな」
「……御意」
カンテ伯は深々と頭を垂れた。
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