叶わぬ恋

酒井めぐ

第1話

 巡(めぐる)は努めて表情をつくらず、水平線を眺めていた。面前には青磁色の海が広がっており、凪の中で穏やかに波打っていた。まるで今の自分の心とは正反対の様相だな、と巡は眼を細めながら思った。

 どうも先程から心がささくれだっているようだった。心ここにあらず、とも表現できそうな自身の心を自覚して、手に持った釣り竿を強く握りしめた。釣り竿は古く、グリップ部分のラバーがぼろぼろになっているためか、ギュルギュルと不快な音をたてた。

 何故、こんな気分になったのか。巡は疑問のように考えたが、意味のないことであった。その疑問の答えは分かっていたからだ。

 巡は水平線から視線を逸らして、船頭の方を見た。自分と少し間を開けて、智則と紅亜(くれあ)が座っていた。巡の目には、二人は寄り添い合って座っているように見えた。智則は巡と同じように釣り糸を海へと垂らしていたが、紅亜は手に何も持っていなかった。紅亜は何もせず、ただただ智則へと視線を送っているだけであった。

 紅亜の横顔を見て、巡は胸が痛むのを感じた。

「ちょっと、お兄ちゃん」

 不意に、紅亜が言った。

「……全然釣れないじゃん」

 不満を隠そうともせず、紅亜は口を尖らせた。

「ははは。そうだな、全然釣れないな」

 釣り竿を揺らして、海を眺めながら智則は笑った。その笑いには自虐的な調子は含まれておらず、快活そうに愉快であるように自然なものであった。だが、それがかえって紅亜を刺激したのか、更に不満顔になった。

「ははは、じゃないよお。お兄ちゃんでしょう、急に魚が食べたくなったとか言って、船泊めてもらったの?」

「ああ。だからこうやって頑張っているんじゃないか」

「頑張っても、釣れてないじゃんよお」

「これからだよ、これから。まだ十分も経ってないんだ。辛抱が足りないぞ、紅亜」

「むう~」

 リスのように頬を膨らます紅亜。智則はそんな紅亜の頭をぽんぽんと叩くように撫でた。紅亜は少しくすぐったそうに首をすくめ、眼を細めた。

「何だ、紅亜。もしかして、暇だったりするのか? ならお前も釣りに参加すればいいだろ? まだ何本か釣り竿があったはずだ」

「んーん。別に暇なんかじゃないよ」智則の手を頭にのせたまま、紅亜は頭を振った。「ただ、早く帰った方がいいんじゃないかと思ったの。だって、もう半年ぶりくらいなんだよ?お兄ちゃんだって、早く島に入りたいんじゃない?」

「半年か……」

 智則は感慨深げに呟いた。

 今から、半年ほど前。三月の終わり。智則は大学へ通うために、生まれ育った島を離れ、一人都会へ出て行った。そのこと自体は特に珍しいことでもなかった。巡達が暮らす島は、近年すっかり過疎化が進行し、若い人間は島の外へ出て行くのが常になっていたからだ。

 しかし、巡や紅亜にとっては、驚きだったのだ。

 寝耳に水であった。智則は二月の後半、急に大学へ行くと切り出した。その時、すでに大学への入学は決まっていたらしい。当然、保護者である両親は知っていたのであるが、家族である紅亜には黙っていたようだった。理由は分からなかった。巡が訊いてもはぐらかすだけでまともに答えてくれなかったからだ。

「まだ半年しか経っていないのか」

「半年も、だよ」

 紅亜は自分にとってはずっと長い時間であったと主張する。

「お兄ちゃんがびっくり発言をしてから、もう半年もたっちゃった」

 その時のことを思い出したのか、紅亜は眼を細めた。

 智則の話を初めて聞いたとき、巡と紅亜は冗談か何かだと思った。冗談でないにしても、島外の近隣にある国立大学であると考えた。しかし、詳しく聞いてみるとそうではなかった。島から遠く離れた、東京の大学へと行くのだという。

 巡はそのことに驚きはしたが、不思議には思わなかった。田舎を出て都会へ行くなんて、よくある話だ。それに、田舎暮らしの人間である巡には智則の気持ちはよく理解できた。こんなちっぽけな島で一生を過ごすなんて、考えただけでも薄ら寒い。都会に憧れる田舎もの、なんて言われるのだろうが、当人にとってはこれは切実な問題であり、そんな揶揄なんて気にするようなことでもないのだ。智則が島を出る。それはむしろ尊敬に値するし、自分もそうしたいと憧憬するくらいであった。

 だが、紅亜は違った。智則と遠く離れることを恐れた。異常なまでに怯えた。当然のように着いていくと駄々をこねたり、行かないでと泣き叫んだりした。まるで、子供の頃に戻ったような有様であった。実家でも騒ぎ、ふて腐れ、部屋からでないような生活が一週間ばかり続いた。

「だから、早く家に帰った方がいいんじゃないかな」

 もう一度、紅亜は智則に催促した。

「別に早く帰ることもないだろう? これから二週間くらいは島にいられるんだ。焦る必要はないだろ」

「でも、お母さん達だって待ってるし」

「本当かね。俺はてっきり、まだ怒ってるんじゃないかと思っていたけどな」

 智則は一瞬訝しむ顔をしてから、苦笑いで言葉を紡いだ。

「島を出るときなんか、見送りにも来なかったもんな。来てくれたの、お前等の二人だけだもんな」

 智則は巡と紅亜を見て、微笑んで言った。

 紅亜が塞ぎ込んで、引きこもってから一週間。ここで問題が生じた。両親が急に反対し出したのである。巡が聞くに、どうやら智則は両親に一つ嘘をついていたらしい。両親には島外近くの大学に行くと言っていたのだ。

 紅亜がどうしてこんなにも荒れるのか、両親には分からなかった。それで紅亜に聞いてみると、智則が東京に行ってしまうからだと言う。ここで、両親は智則が嘘をついていたのだと気付いた。

 大学入学などに必要な書類には、大学名は書いてあっても住所は書いてなかった。大学名だけでは、世間に疎い田舎人間には何処にあるのかも分からなかったのだろう。もちろん、智則はそのことを承知で、むしろそれを利用して、東京へ出るというのを黙っていたのだった。

 遠くに行くと言うのなら、話は別だ。両親はそう言っていたらしい。何が別で何が同じなのか、巡には分からなかった。だがそこは家族の話だ、色々あるのだろうと一応は納得した。いや、巡には見当はついていたのだ。紅亜のことである。

 智則が離れてしまっては、紅亜が一人になってしまうのだ。両親の仕事の関係上、智則と紅亜は二人で過ごすことが多かった。だから、智則がいなくなると紅亜は一人である程度生活しなければならなくなるのだ。それを考えると、巡にも智則が島を離れることは反対すべきなのではないかと思われた。思うだけで、巡は口にはしなかったが、両親は口にしたようだった。

 だが、その問題も何とか事なきを得た。両親に反対された智則であったが、紆余曲折あったすえに、どうにか宥めたようだった。とはいえ、納得はしきっていなかったようで、半ば喧嘩別れのように、智則は島を出る羽目になってしまったのだった。

「もうお母さん達も怒ってないってば。いつも電話で言ってるじゃんよ、わたし」

「そりゃお前の気づかいだと思っていた」

「嘘じゃないってば。何でそんなところで疑うかなあ」

「だってな、あの二人だぞ? 二人共かなり年季が入った強情っぱりだからな。にわかには信じられないって」

「……お兄ちゃんも同じだよね、それ」

「なにおっ」

「ちょっ、やめてよ、お兄ちゃんっ」

 智則が紅亜の頭をぐしゃぐしゃと無造作にかいた。楽しげな声をあげて、紅亜は腕を振って抵抗する。じゃれつく子犬のようだと、巡は思った。

 それに、と巡は一つ溜息をついて思考を続けた。強情さでいえば、紅亜も負けていない。最後の最後まで、紅亜は智則が島外へ出るのを反対していたのだ。学校だって、その間休んで軽いストライキを起こしていた。両親が何を言っても、巡がどう説得しても、聞いてはくれなかった。強情さでいえば、むしろ誰にも負けていないのではないかと思われた。

 しかし、意外なことにその強情さが一変する。智則が島を出る一週間前。急に紅亜は外に出るようになった。それまでの荒れっぷりとは打って変わって、とても落ち着いた様相を呈していた。一体何があったのか。説得に応じるような様子ではなかったので、巡にしてみれば不思議であった。何があったにしても、そう簡単に智則が島外へ出ることに納得するとは思えなかったからだ。

 それは紅亜が強情だからではない。そんな感覚的なことではなかった。もっと単純に明確なこと。どうして紅亜があんなにも智則と離れたがらなかったか。その理由ゆえに、紅亜が納得するようなことはあり得ないと巡は思っていた。

 二人の遅まきながらの再会の会話を聞きながら、巡は思い返した。理由。紅亜が智則と離れたからなかった理由。紅亜の智則への想い。思い返すだけで、巡は胸が締め付けられるような気がした。

 巡は頭を振った。嫌な思考の渦から抜け出した。二人を見ると、まだ智則が紅亜の頭を押さえつけていた。紅亜がふて腐れたように頬を膨らませていた。二人の様子は兄妹というよりも、むしろ父娘(おやこ)に近い。それならばいいのだ。親子であれ、兄妹であれ、それならばいいのだ。そうではなく、恋人同士のように見えてしまったら――。

 巡は急に孤独感を覚え、伏し目がちになって二人の様子を眺めた。

「……ん?」

 視線を感じたのか、智則が巡を見て、

「全然釣れないな、巡?」

 紅亜の頭から手を離して、軽い調子で言った。

 智則は両手で釣り竿を軽く振って、苦笑いを浮かべた。それとは対照的に、紅亜は不服そうな顔をする。名残惜しそうに、智則の手を見つめていた。

 巡は紅亜の様子を目にして、

「……ああ」

 笑わずに素っ気なく応えた。言ってから、冷たい声音であったことに巡は驚いた。慌てて「そうだね」とつけ加えた。それでもまだ冷えた対応であったかもしれない、と巡は案じた。

 しかし、それは杞憂であったのか、智則は気にする様子もなく、

「ここら辺には魚がいないのかねえ。もう昼食時だってのに、一匹も餌に食いつかない」

「昼食時って……それは僕たちの話だろ?」

 巡はわざとらしく呆れたような声音で言った。意識して感情を言葉にのせないと、また先程のように冷たい口調になってしまうのではないかと思ったからだ。

 一拍おいて、巡は言葉を紡いだ。

「魚たちにとっちゃ、もう飯時には遅すぎるよ」

「そうなの?」

 きょとんとした様子で、紅亜が呟いた。首を傾げて、巡の方を向いた。

「わたし達と同じようなものじゃないの?」

「違うよ。もちろん種類によっては同じだけど、総じて魚の食事時は僕たちよりずっと早いんだよ。漁の朝が早いのは知ってるだろ?」

「うん、それくらいはね」

「あれは魚たちの朝食時が四時か五時くらいだから、それに合わせているんだ。それくらい違うんだよ」

「ということは、魚たちは昼飯は食い終わってるのか? 今頃、満腹になって昼寝でもしているってことか?」

 智則は微笑みながら、魚を擬人化した。あくまでも、人間基準で魚を見ているのかもしれない。

「何それ。また変なこと言ってる」

 紅亜がつまらなそうに呟いた。しかし、言うわりには表情は柔らかいもので、口の端を少しだけ曲げて笑っていた。

「昼寝してるかどうかは分からないけど、今が飯時ではないことは確かだよ」

 紅亜と違い、巡は笑わずに言った。

「なら、このまま続けても釣れないのか?」

「さあ、どうだろう。今のは一般論に過ぎないからね。それにさっき言ったように、種類によっては違うからさ。ここら辺の海域なら、釣れる奴もいるはずだよ」

「例えばどんなのが釣れるの?」

「この仕掛けなら、釣れるとしたらクロダイとかサビキかな。でも時間的にそれらは釣れないかもしれない。今から釣れそうなものといえば、グレくらいかな」

「グレ?」

「メジナのことだろ?」

 智則が巡の代わりに応えた。

「あー、うんうん、メジナね」

 分かっているのか分かっていないのか、紅亜は頷きながら鸚鵡返しした。

「で、メジナって食べられるの?」

 紅亜のその質問は、つまり何の魚か分かっていなかったということだ。

「食べられるよ。よく冬にお裾分けしてる」

「どれのこと?」

 紅亜がこめかみに人差し指をたてて思案するように目を閉じた。

「白身のやつだよ」

「それじゃ分からないよ」

 紅亜の言い分はもっともだった。

「どういえば分かるかな……。あーっと、あれだ。紅亜は確か唐揚げにしたやつが好きって言ってた」

 巡は思い出すように言った。メジナに限らず、巡は紅亜達にお裾分けということで頻繁に料理を振る舞っていた。二人の両親が役所に勤務しているため、島外に出ることが多く、食事も二人に任せきりになっていたからだ。

 巡は幼い頃に母親を亡くしている。昔から、家事を手伝うことが多かった。中でも調理に関しては、味にうるさい父親に扱かれ、その技術を磨いてきた。だから、いつも一緒にいる紅亜達の境遇を見て、ほうってはおけず、繁く食事を作ってあげていた。

「あっ、分かった。巡お手製のタレ付きのやつ!」

「うん、多分それだ」

「なるほどお。あれがメジナね。おいしいよね、メジナっ」

 紅亜が勢いよく言った。すみれの花が開くように、小さな唇が笑みを形作る。

 しかし、その花はすぐにしぼんで蕾になった。

「そういえば、最近は出ないよね?」

「最近?」

 紅亜に言われて、巡は思い返した。

 以前は度々、紅亜達に料理をつくってあげていた巡であるが、ここ最近は度々ではなく頻繁に変わっていた。当然それは、智則が家を離れて島外に出てしまったからだった。

 巡が食事を作れない時は、全て智則が自分達二人の食事を用意していた。巡には適わないまでも、智則も料理の腕に覚えがあった。逆に、紅亜は料理が全くできなかった。だから智則がいなくなってしまった現状、紅亜の食事を巡が用意するようになるのは自然のことで、当然のように紅亜の食の世話を巡はしているのだった。

「そうだよ。あれ、私大好きなのに、最近作ってくれないじゃん」

 今の今まで気付いていなかったのに、さも残念そうに肩を落として紅亜が言った。

「意地悪?」

「そんなくだらない意地悪しないよ……。メジナは冬が旬だからさ。夏は、あんまり食卓にはあげたくないんだよ」

「んん? 夏は旬じゃないってこと? でもでも、釣れるんだよね?」

「釣れはするけどさ。でも夏のメジナは磯臭さが強いんだよ。だから、夏にはメジナってあんまり食べることってないんだ。逆に冬は磯臭さがなくなって、脂(あぶら)がのる。それでメジナは冬が旬っていわれてるんだ」

「にゃるほど」

 感心するように頷く紅亜。

「じゃあ、今日釣れたりしたらどうするの? 磯臭いんでしょ」

「磯臭いっていっても、釣ってすぐに食べるなら大丈夫だよ。臭さは調理法によって多少は消すこともできるし」

「にゃーるほど」

 再度、紅亜は頷いた。

「いやしかし、巡は本当によく知ってるな」

 智則が紅亜に同調するように頷きながら言った。

「そうかな?」

「ああ。俺は魚のことなんか、とんと無知だからな。調理法はおろか、釣り方だってほとんど知らん。魚なんか、みんな釣り糸さえ垂らせば何でも釣れると思っていたくらいだぞ」

 もちろん最後のは冗談なんだろうけど、それくらいに何も知らないと言いたいのだろう。

「そうだよ、巡。お兄ちゃんなんかより、ずっと知ってるよ。それに魚を捌くこともできるし、料理もうまいもんね」

 紅亜が巡の方に身を乗り出して言った。

「流石は漁師の息子だね!」

 椅子に両手をついて、船の揺れに合わせて身体を揺らす。凪の中であるのに、風に吹かれたかのように髪がさらさらと宙を泳いだ。

「そう、かな……」

 智則の時と同じように答えようとしたが、うまくいかなかった。紅亜の笑顔が眩しすぎたのか、巡は視線を外して思案するように空を見上げた。空には雲一つなく、真上から少し傾いた位置で太陽が輝いていた。

「ん? どったの? 巡」

 紅亜は不思議そうに瞳を瞬かせて言った。

「いや、何でもないよ」

「んん? そう? まあいいや」紅亜は振り返って、智則に言った。「ということで、お兄ちゃん、早いとこ釣ってよね。このままじゃ、お兄ちゃんだけいいとこなしだよ」

「言わずもがなってな。それ以前に、お前が言うな、紅亜」

 智則が笑いながら言った。

「俺は巡みたいに知識派でも観念的でもないんだよ。俺は実践的なん」

 言葉を途切れさせて、智則が立ち上がった。智則が持った釣り竿が軋み曲がり、ミシミシと恐いくらいの音をたてた。

「ほらなっ、やっと一匹目だっ」

 自分を鼓舞するように覇気のある声を出して、智則は両手に力を込めた。そして一本釣りの要領で、リールをまかずに竿を強引に持ち上げた。無茶苦茶だ、と巡が思う間もなく、海面から勢いよく何かが飛び出した。仕掛けの錘と共に、魚らしき塊は振り子のように宙に半円を描いた。空高く舞い上がったそれらは、程なくして力を失ったように落ちてきた。丁度、智則の頭上へと。

「っぶな」

 感嘆と恐懼の言葉を混ぜて発して、智則は一歩右側へと飛んだ。片手に釣り竿を持ち、もう片手ですぐ近くにいた紅亜を庇うように広げた。紅亜は小さく叫び声をあげて、智則の腕にしがみついた。

 船床(ふなとこ)に錘が落ちて鈍い音をたてた。同時、びたっ、と生々しい音が二度三度鳴る。

 一瞬の静寂のあと、続いてびちゃびちゃと魚がはねる音が響いた。

 巡は竿をたてかけて、二人に近づいた。

「二人共、大丈夫?」

「ああ、問題ない」

「……問題ない、じゃないよっ。危ないでしょっ!」

 どうやら、二人共問題ないようだ――巡は智則にくってかかる紅亜を見ながら思った。

「それよりだ、巡。釣れたものなんだが」

「無視しないでよっ!!」

「何が釣れたの?」

「ちょっと、巡も!?」

 落ち着け、と智則が紅亜の頭を押さえつけるように手をのせた。「う~」と紅亜は唸るだけで、ひとまず抗議をやめた。

 巡は二人を避けて、打ち上がった魚を見た。

「……これは」

「どうだ? お前なら捌けないか?」

「いや、これは僕でも無理だよ」

 打ち上がった魚はフグだった。

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