第5話血戦(前)

「ソーシャ様に幸福な人生を送って頂く事が、この婆の最期の望みに御座います」

 銃声が響き、老侍女が倒れ伏す。

 死者の呪いが再び姫の魂を撃ち抜いた。



「URAAAAA!!」

「危ねぇ!?」

 砲弾の如く突進して来るネイソナ王を避けながらスクナは走る。美しかった庭園は見るも無残な姿を晒しており、人間が剣を振って出来たとは思えない地割れやクレーターが其処そこ彼処かしこに生じていた。


「FUSHURRRR……『飛燕Walfoslla』!」

「正気失ってんのに魔術使うなっての!」

 常人には持ち上げる事すら困難なグレートソードが魔術の光を帯び、それを見たスクナは舌打ちをする。


(このまま通路に逃げ込んだら背中からバッサリだな。しゃーない、一か八かだ)

 一転してネイソナ王へと走り寄り、斬り掛かられるギリギリを見定めて指を向けた。

「『増幅PALFYIM』!」

 離れた距離に居ながらギフトの発動に成功、力の奔流がネイソナ王の魔術回路へと絡み付く。


「GAAAA!?」

 魔力の流れを制御し切れなかった為に魔術が暴発し、大剣から爆音と共に光がほとばしってネイソナ王の腕は焼け爛れた。


「試してみるもんだな!」

 Uターンして西宮へと走り、スクナは庭園から抜け出した。

(さっき微かにだが銃声が聞こえた。王が操られているとすれば既にこの宮殿は相手の手に落ちている、正門は塞がれてんな。城下に逃げるにしても召喚されて一週間の俺じゃ隠し通路なんて一つ二つしか分からん、姫さんと合流するのが最善か)


「あら、スクナ様?」

 西宮の裏へと抜ける通路を出た直後にスクナはソーシャと遭遇し、スピードを落さずに左へと曲がる。それを追ってソーシャも走り始めた。


「丁度良かった! 今暗殺され掛かった上にお前さんの親父さんに追われてっから付いて来い!」

「……私の暗殺に巻き込まれる形で襲撃を受けて、レイ様のギフトによって洗脳された父上が追い掛けて来ていると言う事ですか?」

 瞬時に『高速思考Fevserate』を発動して経緯を予測したソーシャにスクナは賞賛の口笛を吹く。


「すげぇな! 多分そう! 逃げ道は分かるか!?」

「パブロが相手なら罠の関係上、隠し通路は使えません。と言うより反逆した貴族は既に殺したので残りはその兵達のみ、騎士団が事態の収拾に動いているので二時間もすれば落ち着きを取り戻すでしょう」

 走りながらソーシャの衣服を見れば返り血がこびり付いており、僅かだが硝煙の臭いもしていた。


「つまり俺達の目的は」

「パブロ、レイ様、父上の無力化です」

 二人は小さな祭祀場へと辿り着き、そして待ち構えていた少年王子の顔が見える位置で立ち止まる。


「『Gilth』。……今晩は、姉上。それからスクナくん。死ぬには良い夜だね」

 月の代わりに空を照らす大きな光球を打ち上げ、姉と良く似た顔をしたパブロは邪悪な笑みを浮かべてそう言った。



「パブロ、答えなさい。貴方はどうして私を狙って暗殺を企てたのですか」

 凛と透き通る声が弟の意図を問う。

「姉上が自分の心に嘘を吐いているからだよ」

「嘘?」

「僕に王位を譲って、自分は誰かのお嫁さんに納まるって? そんなの駄目だ、許せない。姉上はそんな不幸な人生を送る為に生まれた訳じゃない」

 舞台上の役者の如く、パブロは大袈裟に首を振って台詞を紡いだ。


「私達は王族です。望む望まざるに係わらず、果たすべき役目が……」

「それは母上の考えだ。あの人はそう言う生き方しか出来なかった、でも姉上は違う。女王として生きる事が出来る!」

「……貴方は、私が王位を継ぐ事を望んでいたと?」

 ソーシャの問いにパブロは首肯する。


「三日後の快癒祝賀式で王位継承権の破棄を宣言するつもりだったんだよね。だから今日に計画を実行したんだ、姉上が女王となった時に邪魔な貴族を一掃する計画をね」

「馬鹿な事を……!」

 弟のはかりごとが原因で亡くなった命を想い、ソーシャの眉根に憎悪が刻まれた。


「馬鹿は姉上の方だよ。かたくなに言い付けを守ろうとしているのは贖罪しょくざいのつもりなんでしょ、母上を殺した事のさ」

 二人の言い合いを眺め、スクナは薄ら笑いを浮かべる。


「パブロ! それは……」

「言った所で何も変わらないよ、死んだ人間の言葉に縛られている姉上では。今だって、幸福に生きろと言う言葉に縛られたんだからね」

 笑いを堪え切れないと言う様子でパブロは頬を歪めた。煌々こうこうと輝く光球に照らされたソーシャの顔からは対照的に表情が消える。


「まさか、ヴィルを殺したのは……」

「そう、僕が命じた」

 不可知と言って良い速度で抜き撃ちが行われた。

 ソーシャが袖口からスライドさせて出した拳銃は流れる様な動作で狙いを定め、その弾丸は二十メートルの距離を何ら問題とせずに目標の胸へと飛翔する。しかし、鉛の弾丸は血肉を味わう事無く結界に弾かれて虚空へと消えた。


「パブロッ!!」

 二発の装弾を撃ち果たしたソーシャが銃を投げ捨てて叫ぶ。

「無駄だよ姉上、ここの結界の事は僕が一番知っている。魔脈の流れを操作して一箇所に集中させれば銃撃を防ぐなんて容易たやすい事さ」


「……一箇所に集中させてるって事は、選定の剣に絡まってる結界も薄くなってるって事だよなぁ」

 影の様に気配を薄くしていたスクナがぽつりと呟いた。

「……何だって?」

 パブロはスクナの言っている意味が分からず一瞬困惑した後に息を呑む。


「良い事聞いたッ!」

「くっ! 君は何をしでかすか本当に予想出来ないな! 『火矢Reafrirwo』!」

 走り出すスクナ目掛けてパブロは魔術を放つが、闇夜の中で視認し易い火の元素魔術がスクナに当たる筈が無かった。


「届く――――」

 ソーシャが新たな銃で援護射撃をし、スクナが走り抜ける。五十メートル程の道程を駆ける僅か数秒が終わりを迎えた。


「HAAAAAAAAAAAAAAH!!」

 スクナの目前で、選定の剣が粉砕される。

 あとたった一メートルと言う距離、だが先に届いたのはスクナではなくネイソナ王の鉄槌にも等しい一撃だった。


「なっ」

「IYAAAAAAH!」

 クレーターが生じると共に撒き上がった砂埃の中から銀閃が煌めき、スクナの身体が宙を舞う。


「はぁ、はぁ……。どっちに逃げたか迷ったせいで遅れたけど、ギリギリセーフか?」

 荒い呼吸を整えながら、レイがソーシャの後方に現れた。

「……レイくんは本当に良いタイミングで来るねえ。スクナくんを止められなくてここまで来させちゃった罰に城下十周させようかと思っていたけど、その幸運さに免じて二十周にしてあげよう」

「増えてるんですけど!?」

「僕を驚かせるからだよ。……さぁ姉上、これで不安要素は無くなった。レイくんのギフトで元の姉上に戻ろう」

 腕を広げて微笑むパブロの方は見ずに、ソーシャは倒れ伏したスクナを見詰める。


「スクナ様」

 ソーシャの口から呼掛けの声が零れた。

「姉上、死体に話し掛けても無駄だよ。レイくん、準備を」

「あ、ああ」

 それを見て二人はソーシャが茫然自失となっていると捉えたが、その実、ソーシャの思考は一瞬足りとも停止していない。


「スクナ様、起きて下さい。命を救った恩人が助けてくれと言っているのに、貴方はそれを無視する程度の方なのですか」

 全員の視線がスクナへと向いた。


「……あー痛てて。無視してた訳じゃねえよ。全身バラバラになりそうな衝撃受けて起き上がれなかっただけだっての」

 ゆっくりと起き上がり、スクナは鬱陶しげに言い訳をする。


「……全く、信じられないな。真っ二つになってないのが不思議な一撃だったのにどうして……」

 真顔で驚くパブロの前でスクナは肩を竦めた。

「手品の種明かしはしないのがセオリーなんだが教えちまうと、この服の中に隠してたのが、何と選定の剣の柄にござい」

 するりと取り出したのは確かに剣の柄。スクナは昼に折った時、そのまま懐に隠して持ち帰っていたのだ。


「さっきのは姉上の『幻術Lilusion』!? いや、刃は確かに砕いた……、なら何故父上の剣を防げたんだ?」

「さぁね。多分、刃の部分は剣じゃなかったんじゃねえのか? 結界が魔力の刃に絡まってたんじゃなく、結界が刃の形になってた、とかな」

 しげしげと鍔から下しか無い剣を眺め、スクナはそう答えた。


「何を根拠に……」

「『この剣』がな、俺に言ってんだよ。『やっと封印から開放された』ってな。だからな、きっと面白い事になるぜ」

 スクナの纏う奇妙な気配に危機感を覚えたパブロが魔術を唱えようとし、レイがネイソナ王に攻撃を命じようとする。


 ――――だがそれよりも早く星の雨が流れた。小さな光の破片がスクナの周囲に纏わり付き、その姿を隠す。

「っ! 何だ! 何が起きた!」

 目をく程の輝きが収まると、スクナの腰には白銀の剣帯が巻かれ、その隣には小さな妖精が浮かんでいた。


《三百年振りだなァ、あるじの素質が有る奴は》

 童女の様な声で呟き、妖精は欠伸あくびをする。

 初代ソーマ王の伝説の一端が今再び目覚めたのだ。


「……驚いた、選定の剣にあんな物が宿っていたなんて。レイくん、ボサッとしてないで戦闘準備だよ。気を取られている隙に姉上の姿が消えた、彼の方も危険だけど奇襲闇討ちお手の物な姉上を放置しておくのも不味い」

「目の前で何かイベントが起きてんのに構わず動くのかよ! そしてアンタら姉弟はホント碌でも無いな!? 何処の世界に得意技が幻術と奇襲なお姫様が居るんだよ!」

 レイのツッコミが虚しく響くのを視界の端に捉えながら、スクナは妖精に向かって話し掛けた。


「よう、お目覚めの気分はどうよ」

《最悪だ。其方そちがキッチリ『増幅PALFYIM』してくれりゃ此方こちも綺麗に出て来られたのに、中途半端な力の篭め方する物だから一遍いっぺん封印っ壊して出て来る破目になっちまったじゃねェかァ》

 荒っぽい喋り方をする妖精の不機嫌そうな声色にスクナはからからと笑う。


「かっかっか、そりゃ悪かったな。それより、最初にやる事が有んだろ」

《……ふん、まァ良い。バックルに剣を差せ、そしたら身体が勝手に動く》

 期待に近い予感をたずさえて聞けば、粗雑だがほぼ答えの様な返事が返って来た。


「成程、このベルトは『そう言う』用途か」

 スクナはにやりと笑い、教えられた通りに七つの星が描かれたバックルへと柄だけの剣を一体化させる。

 そうすると不思議な事に自然と左手は緩く拳を握って腰へ、親指と人差し指で作った丸を重ねるように右手の拳は左手の拳と合わさり、まるで透明な鞘と剣を握っているかの如き構えとなった。


《そして右腕を伸ばしながらこう唱えなァ。『抜剣BARWELADD』と!》

「合点承知、こうだな! 『抜剣BARWELADD』!!」

 存在しない鞘から剣を抜き、スクナが吼える。

 ベルトから目のくらむ様な閃光が迸った。


《――――抜剣完了。おい、を教えろよ我が主。この『ポラリス』の担い手になったんだからなァ》

「へっ、姓は夜刀、名は宿儺ってんだ。さぁてポラリス、ちょいと喧嘩と洒落込しゃれこむか!」

 スクナは兜の下でニヒルな笑みを浮かべて宣戦布告をする。魔的な金属光沢を放つ異形の鎧が夜空の下で拳を構えた。



 スクナの足が地を蹴り、爆発が起きたかの如き加速が生じる。

「ぬあッ!?」

 意識と動きのズレからバランスを崩して大きく転んでしまうが回転の勢いを制御してブレーキを掛ける事に成功、しかしネイソナ王が其処へ斬り掛かって来た。


「DHEAAAAA!」

「そらよッ!」

 上段からの唐竹割りをネイソナ王の左脇へ回る様に転がって回避し、スクナは無造作な蹴りを返す。


「NUUUN!」

 ヤクザキックを鋼の様な筋肉で保護された左腕で受け止めるが、その衝撃にネイソナ王の巨躯が数センチメートル動かされた。


「おお!?」

 そしてスクナは蹴りの反動で三メートル程も後ろへと跳ぶ。驚きの声を上げて姿勢を整えるがその間にもネイソナ王は襲い掛かって来た。


「OORRRRRAA!」

 分厚い鉄板にすら見える大剣による平突き。左右への回避は平突きからの連続的な動作として薙ぎ払いが生じ得る為に不可能である。


「此処だッ!」

 故にスクナが選択したのは剣背を蹴り上げて逸らす事。脚甲きゃっこうしのぎとぶつかり激しい音を立て、スクナの目論見通りに上方へとち上げられた。


「HAAAAAA!」

「がっ!」

 スクナに取って予想外であったのはネイソナ王が剣を手放し、速度を殺さずにタックルをして来た事だ。王に相応しい豪華なブリガンダインは見掛け倒しではない重量と硬度を持っており、ポラリスを装着まとったスクナが軽々と吹き飛ばされたのである。


《情けないなァ、主よ。此方は『増幅PALFYIM』のギフト用にたれた剣だ、抜けばたちまち全身の能力が増幅される。その分魔力もガンガン食うけどなァ。振り回されてンじゃねェぞ》

 スクナの頭の中に妖精の声が響く。スクナの身体が鎧に包まれたと同時に姿を消したが、剣に宿る妖精は居なくなった訳ではなかった。


(目の前のオッサンは『増幅PALFYIM』無しでアホみたいな馬力出してっけど)

《ネイソナの奴は『再生ETEGARERNE』持ちだから肉体が自壊するパワー引き出せンだよ。そもそも筋肉の量が違い過ぎるわボケ》

 グレートソードを構えなおしたネイソナ王が斬り掛かり、唸りを上げて迫る鉄塊をスクナが避ける時間が続く。


「WOLLAA!」

(口の悪い剣ですこと! だが眼も耳も身体ももう慣れたな!)

 思考だけで会話をしながらスクナは暴風の如き剣撃を逸らし回避していた。その動きは一動作毎に効率化され、無駄な力みが削ぎ落とされて行く。

「しぃッ!」

 ネイソナ王の袈裟けさりに合わせての踏み込み。一瞬の加速によって懐へと潜り込み、胸甲の上から肘鉄を打ち込んだ。


「GAFFA!!」

 竜革の裏に鋼鉄を裏打ちした鎧が丸くへこみ、ネイソナ王は吹き飛ばされる。

《へェ、コジロー程じゃねェけど飲み込みが早いなァ。だが、ネイソナはそれ位じゃ倒れねェよ》


 ポラリスが言ってすぐにネイソナ王は立ち上がり、血の混じった咳を吐いて剣を担いだ。

「SIII……『破城Tarb=Retaming』」

「オイオイ、元気良いねえ。魔術まで使って本気モードって訳か?」

 軽口を叩きながらもスクナの頬を汗が伝う。目前の敵から放たれる殺気は比較にならない程に増大しており、まともに当たれば即死は免れない威力である事を予感させた。


《チッ、しゃァねェ。『影武者DORWI=RORWASH』を使いなァ》

(何だか知らんけど策が有るんだな?)

《此方の機能の一つだ。自分の影が自由に動く事を想像して唱えなァ、やりゃ分かる》

「ったく、大雑把だな! 『影武者DORWI=RORWASH』!」

 スクナが呪文を唱え、地に落ちた影がざわめく。


「HUNNNNNNG!!」

 蛮声ばんせいも高らかにネイソナ王は突撃し、軌跡に燐光を散らしながら大剣が振り下ろされた。

 スクナの頭頂から足先までぐしゃぐしゃになり、石の床が粉々に砕けてばち状に削れる。吹き飛んだ砂塵と共に、スクナだった残骸が真っ黒に変色して闇にけた。


 ネイソナ王は唸り声と共に空を睨む。直上十メートル超、月を背にして跳ぶ影が一つ。

「おおおおおッ!!」

 咆哮を上げて銀に輝く星が落ちて来た。スクナの重量に鎧の重量を乗せ、前転による遠心力と自由落下による重力加速度のスピードを合わせた踵落しは魔術にも匹敵する破壊力を生む。


「MWNN!」

 ネイソナ王は右手で握った大剣を盾として構え、左手で支える。

 受けきれると言う判断は幾多の戦いを乗り越えた経験に基づいた確かな物だ。しかし計算外だったのは魔術の暴発が剣へ与えていた負荷であり、『支配VOLTRO=MONCE』による感覚と思考の鈍化である。


 いかづちが当たったかの様な炸裂音が響き、一拍遅れてスクナが着地した。

「……ふぃー、死ぬかと思った」

 頭部に強烈な一撃を受けたネイソナ王はぐらりと揺れて倒れる。盾に使用したグレートソードは刀身の中程で折れ、支えにしていた左腕もまた開放骨折を起こしていた。


《『影武者DORWI=RORWASH』をかぶせる様に出して手前は後ろに下がり跳躍、其処までは良いが、あんな隙のデカい技を格上相手に出すンじゃねェ》

(結果良ければ全て良しだろ)

 ポラリスの説教を素知らぬ顔で受け流すスクナだったが、爆発音が耳に届く事で再び気配が鋭く尖る。


「ぉぁぁあああああっ!?」

 吹き飛ばされて飛んで来たのはもう一人のヴィジターであり、パブロと共にソーシャと戦っていた筈のレイだ。

 放物線を描いてレイは倒れているネイソナ王へと向かい――――見事にキャッチされた。


「……は?」

 思わず気の抜けた声を発してしまうスクナの前で再び不屈王が立ち上がり、レイもまたふらふらの状態ながら立とうとする。

「GAAAA……!」

「うおぉぉ……、目ぇ回ったぁ……」

《ひゃははっ、まだ踊り足りねェってよォ!》

 意地の悪い妖精の声にスクナは苦々しい笑いを浮かべた。

「第二ラウンド、ってか」

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