エロゲーをレビューしてみた。思い出も含めて。

第76話「古いエロゲを今遊ぶには」

筆者は思う。人間とは過去に縛られる生き物だと。どれだけ情報通を気取っても、過去を懐かしく思い、あの頃が良かったと思う人は少なくない。何故、異世界転生のマンガやライトノベルが流行り続けるのか？　若者たちからすれば、つまらない現実世界よりも、楽しくて、金も仕事も尊敬も職業も異性も思うがままの異世界に魅力を感じるからだというのが筆者の持論である。

以前コラムに書いたVitaは生産を終え、その役目を終えた。いくつかの最新エロゲの全年齢版はSwitchでも一部は出ているが、さて、今古いエロゲを遊ぶにはどうすればいいか？

そこで今回も役立つのがファンザである。ファンザのPCゲームの中にはセールで安くなった作品もあるが、中にはかつての有名な作品がWindows10も対応になって発売しているのだ。

「プレミアムアーカイブス　山田一」

「Wind −a breath of heart− Re:gratitude」

「素晴らしき日々 〜不連続存在〜 フルボイスHD版」

「らいむいろ戦奇譚 〜明治日本、乙女防人ス。〜【Windows10対応】」

「サクラノ詩 −櫻の森の上を舞う−」

「夜明け前より瑠璃色な」

など、様々な過去作品がWindows10で遊べるようになっている。割と安値なので新作を買うよりもいいかもしれない。セールなどで安くなっている場合もあるので活用すると更に安く抑えることができるぞ。上記の物は全部筆者は買ってしまった。

コロナ過もあり、店頭よりもネットのDL版を買うのが更に普及した昨今。新作に飽きた人がかつての名作を遊ぶも良し、かつて遊んだ名作を今遊ぶもよしである。

そして、トチ狂ったというと表現が悪いが、中には期間限定で500円セールを行っていることも……もとは9,800円したゲームだというのに500円とは有り得ないと言わざるを得ない。特に「ものべの　ハッピーエンド」「ゴールデンアワー」は時々、500円で売られているのでぜひチェックだ！