インストールがすんごい早く終わったゲームの一つ。

あ、このゲーム、すんごい短いなと思いました。

プレイしたら案の定、短かったゲームです。

本作は陽キャを毛嫌いし、クラスでもぼっちな捻くれ者な男子が主人公です。

彼は親戚でもある学園の理事長から「青春倶楽部」に入るように言われ、半ば強制的に入らされる形に……。メンバー集めの為にこいつなら断らないだろ的な感じで集めていくのですが……。内容は短いものの、CGや背景が美しくキャラも可愛いです。こいつら青春しているなという雰囲気がとてもよく伝わるゲームです。学校物が好きな方には特にオススメです。

あと、この手のゲームにしては珍しくクイズパートがあります。イージでも割と手応えがありましたね。他にも裏暴きモードというダンガンロンパを彷彿とさせるシステムも。これはたくさんある吹き出しから正しい物を選ぶというもの。そんなに難しくないです。また、ゲームオーバーの場合はSDキャラが出てきて反省会的なものを行ってくれます（笑）もう最初の選択肢から引っ掛けだもんなぁ。

以下、攻略感想。

椎名　さやか(CV:あじ秋刀魚）

ものすんごく可愛いことで真っ先に攻略した少女。話すのが苦手なコミュ障で、いつもスケッチブックに自分の気持ちを簡潔に書きます。ヘタレな部分が逆に可愛い。Hシーンは唐突で驚きです。お前らまだ昼だぞ？海岸で堂々とするなよ！やるなら、岩場とか場所考えろよ。告白して即Hって王道すぎるわ！と画面にツッコミを入れてました。彼女のコミュ障の理由は後半語られますが、その内容が重く、ストーリーは後半テンポが悪くなるものの、主人公の成長が感じられました。

南条　朔夜(CV:歩サラ)

主人公の後輩の女の子。ゲーマーで恋愛や恋バナが死ぬほど苦手。

過去のトラウマから恋愛話をちょっとするだけでも気分が悪くなり、最終的にゲロってしまうという今どき珍しいゲロイン（笑）　彼女を熱烈に慕う友達の京子もいい味出してます。彼女の告白シーンは特に人気が高いそうです。ああ、こういう後輩とゲームして遊びたかったなと思う今日この頃。歩サラって『オトメ＊ドメイン』を思い出すのは俺だけではないはず。

瑞沢　唯　(CV:花丸あすな)　ルート

彼女、とてもお馬鹿さんで天然まっしぐらなキャラです。でも、主人公の誘いを受けたのはきちんと理由があり、彼女のルートは割と驚きです。青春をとても感じさせるストーリーで、陽キャ連中の実は苦労した部分も描かれており、青春らしさを一番強く感じることができたと思います。おバカキャラと言っても侮れない。ただ、最後はヒロインたちの活躍が鮮やかに描かれ、あんまり主人公の活躍と呼べる部分がありません。それにはちと不満な気がします……。Hシーンには満足なんだけどね。あと、やはり俺の青春ラブコメは間違っているの某キャラクターに似ていると話題に。

宗像　雫　(CV:美空なつひ)

主人公のストーカーです。主人公以外は全員見下しています。運動神経抜群で成績優秀ですが毒舌で気が強く、誰にでも強く当たります。普段は眼鏡をかけ、胸にさらしを巻いて胸の邪魔を無くし、主人公のストーカー行為を楽しんでいます。彼の家には盗聴器まで仕掛けてあるらしい。他のルートでは参謀的な位置づけで活躍します。ある意味、主人公以上に捻くれ者ではありますが、基本彼女は他ルートではさほど変わりません。青春倶楽部に入ったのも主人公の頼まれたから。がらりと変わるのは雫を攻略した時。捻くれ者になった理由も明らかになりますが……彼女らしさを残しつつも、彼女は人間として成長します。筆者としては青春倶楽部内で一番成長したのが彼女ではないかと思います。どう変わるかは本編をプレイして確認だ。Hシーンが一番濃厚なのも彼女です。

小湊　観月　(CV:小波すず)

合法ロリな理事長。観月さんのルートでは観月さん自身の問題ではなく、昔教えていた問題児が学園に転校してきて～～～と言う内容に。主人公がとても主人公するのが良いルートです。しかし、肝心の元教え子にそんな危険性というか、怖さをあまり感じられなかった。もう少し描写が必要だったのではと思います。主人公の前で時折見せる子供のような笑顔、大人としての対応、そんなところのギャップが可愛くて好きです。Hシーンを見るより、頭撫でてぎゅっと抱きしめたい感じ。