第63話「コイカツ」

「ジンコウガクエン」シリーズで有名な会社イリュージョンの新作。今作も同じく3Dのエロゲーである。




ただ、言うまでもなくマシンパワーをかなり必要とするのでスペックの低いパソコンではインストールができたとしても起動が重い。前作のジンコウガクエンシリーズが動かせても、コイカツは動かせないor動くけどロードがクソ長いという人もいるかもしれない。筆者のパソコンも実は中古で購入したWindows7という事もあり、プレイするだけでストレスがかかった。




という訳で安値のパソコンではこのゲームを完全に遊ぶことはできない。しかし、ご存じの通りWindows7はサポートが切れてしまった。(2020年1月14日に終了)




そこで、筆者は友人の勧めで8万のゲーミングパソコンを購入した。財布がかなりキツかったものの、お陰で性能が格段に向上したので嬉しい限りだ。




筆者は高校時代にWindowsXPを持ち、20歳になってからも使い続けたが、ネット回線を引いた後、何故か画面が緑色になるという珍事があった。何故? その後、ネットで安値のWindows7を入手。元々、海外で使用されていた奴らしい。その後、3代くらいWindows7を使い続けた……この前、YouTubeで各パソコンの起動音の動画があったが、懐かしい気持ちに駆られた。






ま、それはいいとして。コイカツを遊ぶ注意点としてはディスク版よりもダウンロード版の方が良い。ディスク版だとロードがやや長いからだ。ストレス無くプレイするにはダウンロード版の方が良いだろう。FANZAで入手可能だ。




用意ができたら、キャラメイクで好きな女の子を創ろう! 既にいるキャラを使うのも有りだが、男ならぜひ、こだわる場面だろう。目元や体系、髪の色、服の種類、下着の種類などなど様々な選択が可能だ。性格も30種類以上あるので好きな物を選ぶべし。




キャラメイクの造形は今作は特に深く、ジンコウガクエン以上にキャラ製作が捗るはずだ。卒業写真を見ながら好きなあの子に似せたキャラを創造する人が今作でも更に増えてくることだと思う。




ネット上では有志が作った可愛いキャラを配布していたりもするので、気になる人はそちらをDLするのもいいだろう(但し、自己責任で)某アニメキャラに似せて作ったキャラもいたりする。ちなみに某ポルノサイトではコイカツで某アニメキャラや某Vtuberさんに似せたキャラを造ってHなことをさせている動画を度々見かけることがある。




作ったら自分のクラスに登録してクラスメイトにしよう。また、上級生・下級生としても登録でき、愛称の選択や好きな性癖もキャラによって変えることができるぞ。これは前作にはなかった機能。「先パイ!」呼びが好きな男子諸君にはいいかもしれない。




キャラは各学年事に追加できるが、キャラ人数が多いとロードに時間がかかる(DL版も同様)ので、人数は10人前後にしておくとスムーズ。




今回は男子キャラが主人公で女子を主人公にはできないのが残念。男子は三人いるのでその中から選ぼう(普通、イケメン、デブ)一応、設定としてはひょんなことから女子高に入る事となった唯一の男としてシナリオを進めていく。




そう、今作はジンコウガクエンと違い、シナリオがあるのだ。まあ、どうでもいいシナリオなので読み飛ばしても問題は無い。(本当にどうでもいいシナリオである)




主人公はコイカツ部という胡散臭い部を作ることになるのだが、1人では当然意味が無い。まずは女の子と話をして好感度を上げていこう。その為に色々と学園内を駆け回ることになる。オート移動ではないので箱庭ゲーム感が強い。マウスの左ボタンで動かすことができ、横ドラックで向きを変えることもできる。




女の子は思い思いの場所にいる。F4を押すと名簿表示が出るので、そこに現在どこにいるかが表示される。場所がわかったらF3のマップセレクトで飛ぶと楽。F8で次の時間に飛ばせたりと親切設計。





ジンコウガクエンと違い、場所は指定できるが、オートで移動という訳ではないので、自ら移動して学園をくまなく歩こう。今回はロッカールームで女の子達のシャワーシーンを覗いたり、トイレで排泄行為を覗くことも可能。また、キャラによっては異性のトイレで自慰行為に励んでいたり、レズっている所を見ることも。




好きな女の子とは最初は会話から始め、仲良くなったら昼飯を一緒に食べるもよし、運動して汗を流すのもいい。好感度パラメータが見えているので難しくはない。あとはデートをしたり、一緒に帰ったり、寄り道で自宅に誘ってHというのも手。




デート先は遊園地、公園、カラオケと選べるようになり、特別なイベントが見れる場合も。デート後は好感度が高ければ、自宅に誘ってH、ラブホに誘ってHを選ぶこともできるので楽しいぞ。




コイカツ部に誘って入部してくれると部室に居つくようになる。部活動という名のコミュニケーションを楽しむも良し、呼び出すのもアリ。ちなみに先生も話しかけまくっていると好感度が上がり、先生ともHができるようになる。




後に「コイカツ アフタースクール」が発売された。新規Hの追加や性格の追加、デートスポットの追加、新衣装の追加など様々な追加がされている。




今作ではジンコウガクエンほど早い段階でHできるわけではないので、そういう方に向けてか、フリーH機能もある。Hする場所やキャラ、Hに対して初めてなのか、積極的なのか、選択が可能。早くやりてぇ!な人はこれがオススメだ。





筆者はFANZAでコイカツトリコロジーパックを購入。こちらはコイカツDL版、性格追加パック、コイカツアフタースクールを全部揃えたものでお値段1万6908円~~。




…………バカだろ、俺。

でも、後悔はしていない。




ジンコウガクエンからの改善としては、複数恋人がいても女の子同士がケンカすることはないし、問題はない。デート日が被ると気まずい雰囲気にはなるが、それ以降は特に何もない。他人がいる中でHしてもキャラは恥ずかしがって出ていくだけ。恋人以外とHしても怒られない。つまり浮気が合法化されているのだ。ジンコウガクエンにあった、妊娠ENDが排除されたのは喜ばしい。




残念な点としては移動がまだるっこしいこと。会話の種類や体位もバリエーションがやや少ない気がするので、長く続けていると飽きてくる可能性がある。個人的にはジンコウガクエンよりも飽きが来るのが早く感じた。それでも時間がある時はついついやってしまうゲームだと言える。


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