第62話「世界と世界の真ん中で 」
このゲーム、去年の年末(2018年頃)ソフマップで300円で売っていたゲーム。恐らくクリスマスセールという名の在庫処分の為だろうが、あまりにも激安。絵は素敵だったのもあるし、メーカーは「タマユラ」で有名なランプだ。ランプなら大丈夫だろうと思い、取り敢えずプレイしてみようと即買い。
主人公や友達連中はどうも寮で暮らしつつ、学校に通っているようだ。主人公が寮長ではないけど、お母さん的な存在。悪友もいれば、マジメな子もいたり、女友達って感じの子もいたり、猫っぽい人もいたり、個性豊かな面々が揃っている。途中で妹ちゃんが退院し、兄と同じ高校に入るとのことで同じ寮に入るなど、のんびりな日常ほのぼのエピソードで進んでいく。まあ、言ってしまえばごくごく普通のありきたりな日常モノだと思っていた。
しかし、中盤になると急にミステリーが入り、日常+ミステリーは面白いなと思っていると、最終的にはSFな内容になっていく。それがなかなか面白くて良い。どういうミステリーなのかは壮大なネタバレになるので興味のある人はぜひ、プレイしてみて欲しい。
このゲームはCGも美しく、シナリオも良いのでなかなかおもしろい。キャラの心理描写にはこだわっており、うまく女の子達の気持ちを描いている点が非常に良いと思った。プレイ後の余韻も良く、ランプらしい作品だと言えるかも。
ランプ作品にしては短く、割と短時間でクリアできる。その点を嘆く人もいるが、個人的にはこれでも充分良いと思う。大体17時間くらいだろうか? 読むのが早い人なら1~2日あればクリアできるかもしれない。
評価サイトを巡ってみると、全体的な雰囲気や女の子が可愛い、心理描写が良いと思う意見が多い一方、個別ルートでは千差万別らしい。人によっては個別のシナリオが少々荒いのではないかという意見も。でも、上述したように女の子の可愛さ、そして横のつながり(主人公を除いた女の子同志での会話シーンもそこそこある)心理描写の良さで上書きされているのもあり、大声でシナリオが悪いという人はほとんどいないようだ。
つまり、キャラゲーとしては良作だが、個別含めシナリオゲーとしての面白さとして見ると△と捉えられているようだ。もし、遊ぶゲームがなくて暇があるようならプレイしてみてもいいんじゃないかな?と思います。
攻略キャラ感想(なるべくネタバレなしで)
小々路ちゃん(こころちゃん)
一番初めにクリアした少女。可愛らしさと初々しさがもうどツボでした。この子は普段妹好きを公言しない人でも好きになるのではないでしょうか。それぐらい、可愛くて……。主人公と一緒にお料理したり、ずっと入院していた反動で色々活発に動いたり、クラスでもみんな仲が良かったりとまさにザ・妹という位置を確率しています。
EDはパッと見良いように思えるし、素敵でもあるんだが、個人的にはやや引っ掛かる部分があるのも事実。それは同じゲームの感想書いた人のブログ等でも同意見だった。だいぶ進めていたが、最後は3時間40分ほど時間かけてクリアしました。まあ、可愛いのだから良し!
世界と世界の真ん中で (Lump of Sugar) (2014-01-31)
ブランド Lump of Sugar
発売日 2014-01-31
商品群 通常版 /PKG版/3700円
18禁等 18禁/非抜きゲー/和姦もの
対応OS XP , Vista , 7(32bit) , 7(64bit) , 8
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