スチューデントアサシン

水前寺 狩人

第1話

雨の日…僕はいつも通り端末を操作し内容を確認する

そこにはいつも通り一通のメールが届いていた

内容は時間と場所、そして1人の女性の写真

僕は傘もささずにその場所に向かった

夜の11時、端末に指定された時間が来ると、写真の女性が来た

僕はその女性の方に歩き

そして殺した

これが僕の日常だった

雨の日はメールが届き、写真の人を殺す

そうしたら次の日にはお金が振り込まれている

僕はそうして生きてきた

一週間後…また雨が降った

僕は指定された場所に行った

しかし時間になって来たのはターゲットではなく、金髪の女性だった

「ターゲットなら来ないよ、私が殺っちゃったから♪」

この日を境に僕のいつも通りの生活が消えていった…


「初めまして、自己紹介がまだでしたね

私は雷堂 沙月(らいどう さつき)と言います」

「……」

「そんなに警戒しなくてもいいんですよ

清水 緋司(しみず あかし)さん」

「…なんで僕の名前を知っている?」

「それは私が暗殺を依頼した張本人だからですよ」

「その依頼主が僕に何の用だ」

「あれ?あまり驚かないんですね」

「いいからさっさと用件を言え」

「依頼をしにきました」

「それならいつも通りメールで送ればいいだろう」

「今回は特別な依頼です」

「俺はまだお前が依頼主とは信用していない。そんな奴から依頼を受ける義理は無いな」

「証拠ならありますよ。ほら私のメールアドレル」

そう言って彼女は自分のケータイ端末を取り出して近づいてきた

「来るな!」

「信用がないですね…仕方がないですねでは貴方に空メールを送りますね」

ケータイ端末を確認すると確かにメールが届いていた

「分かったとりあえず信用しよう

それで今回は誰を殺せばいいんだ?」

「いえ、今回の依頼は暗殺ではありませんよ」

「俺にできる事と言ったらそれくらいしかないぞ?」

「明日から貴方には学校に行ってもらいます♪」

「断る」

「しかしそれでは貴方の収入がなくなってしまいますね。依頼を受けていただけば毎月生活になに不自由ない額をお渡ししますが」

「貯金があるから必要ない」

「その貯金なんですが学校の編入手続きに使ってしまいました」

「なっ!」

「明日から一緒に頑張りましょう♪」

僕は雨で風邪をひいたわけではないが頭が痛くなった

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スチューデントアサシン 水前寺 狩人 @UMInootoko

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