第53話回想4
俺は目の前のポーランド人否最悪プロイセン地方のドイツ人かも知れないけどそれらの人を数える事が出来ない位殺したのだ
そう此の試練と言うのは何を目的に挑戦者に対して受けさせるのかが俺は有る程度察しが着いてしまったのだ
そう答えは「超人の誕生」又は「超人育成場」として目的だろうと俺は思ってしまったのだ
其れはそうだな此の試練を課している場所は神々が居る否神々の住まう場所に存在をしているのだ・・だからこそ凡人が超人に指せる機関としての側面が有っても良いだろう
だからこそ好さんは何を目的にして「超人の育成」を指せるのだろうか・・そう考えていると近くに銃弾の音が聞こえて来たのである
やはり俺は額から汗が流れて腕から血が流れて来ている・・やはり俺は未だに生きている、否生き残ってしまっている
周りを見渡すと俺の所属をしている小隊の皆は如何やら全部死んでしまっているのだ・・だけど俺だけが死に損無いと言うどうし様も無く行場の無い怒りや悲しみがどんどんと込み上げてしまったのだ。
分かって居た事だが此れが戦争だ・・行場の無い怒りやどうし様も無い程に後悔の念が生まれてくる物だと再確認をしなければ成らなくなった
そう言えば好さんは言っていたなあ「戦争と言う物は原因では無くて手段だ・・戦争と言う字には単純に戟を交えて闘争をすると言う意味に過ぎないのだ
だからこそ戦闘行為と言う手段を少数の人間が使う限り戦争は止む事が無いだろう、それ程人間と言うのは争う事に飢えているのだ
そしてある哲学者が言っていたが戦争と言う事象は欲望や感情が存在をする限りは戦争と言う物は止む事が無い」
だからこそ、俺はあの話を聞いた事を今でも忘れる事が出来ないでいるのだ・・だが其れでも其れが生きている人間の業と言う事で有る事に変わりが無いのだ
そうして大ドイツ連邦軍はとうとう此のポーランド在留のポーランド共和国軍の撃破とポーランド共和国の全土の大ドイツ連邦の支配下に成功をしたのだ
そして世界では色々と情勢が変わって要っているのだ・・そう第二次アメリカ南北戦争が開始をしたり欧州枢軸軍によるフランスやベルギー、オランダ、ルクセンブルクの占領等が挙げられる
そして日本と言う国家は現段階の状態は大日本帝国と言う名前では無くて「日本連邦」と言う「中央集権制では無くて連邦制国家」と言う国家に成っていた
やはり俺が前世で歩んでいる歴史とは全然違っていたのだ・・だけども好さんの情報では「日本連邦」は確か「1942年」か「1943年」まで待たなければ「大日本帝国の復活」は望めないらしい
そして俺は此のワルシャワの街の警備を任されている・・だが此のワルシャワの街も戦火の後が所々見えて居たり
そして見たくは無かったが人間の成れの果ても見なくてはならないと言う状況に今陥っている
戦争は真面な神経を持っては成らないと言う軍人のお偉いさんがそう言っていた事を思いだしてしまった
だが今思い返して見れば先程の台詞が戦闘を続ければ続けるほどに日に日に実感と言う物を湧いて仕舞っている自分が如何しても居るのだ
やはり例え自分とは無関係の初対面の人間の死体を見ていても・・やはり人間の死体を見てしまうと如何しても目を逸らしたくなる自分と言う存在が出てしまうのだ
そうだ、俺は赤の他人の死体でも目を逸らしたくなるような程の臆病者の秘書う物なのかも知れない・・否そうに違いが無い
そして俺は此の街の警備を只上の命令で粛粛と行っている・・毎日テロリストや暴徒によって殺されないかと心配しながら毎日を送っている
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