第54話回想5
さてゲリラ戦法と言う単語を聞いた事がある人はいるか?そうゲリラ戦法とは「スペイン語のゲリーリャと言う小さな戦争と言う意味から来た言葉で一般的な意味でのゲリラは不正規戦闘を行う民兵またはその組織と言う意味である」
だからこそあるゲリラ組織は「山岳で森の中で街の中」等色々な地域でゲリラ活動をしているのである
だからこそ正規の軍隊と戦うより非常に厄介な存在だと言う事に変わりが無いのだ・・何しろ敵の全体像が未だに掴めずに俺は居るのである
だが此のゲリラ戦法を取る人はポーランド人と言う事には変わりが無いだろうな・・そう空くまでも此のゲリラ活動を行う者は何を目的を掲げてポーランド駐留大ドイツ連邦軍に対して先程の事を行うかは「祖国の復活」
そう其れだけの目的の為に此れから終戦を迎えても尚「ポーランド人の独立運動」と言う現象は止む事は無いだろう
だからこそ俺はポーランド独立派のゲリラ組織と言う銃を持った人々を見つける作業を任されているのである
そして同時に其の人達が抵抗の意思を示すのであれば最悪の話殺さねばならないと言う意味合いも有るのだ
だからこそ俺は先程の大ドイツ連邦軍に敵対をする者達と戦う覚悟は出来ている・・だが殺す覚悟は有るが如何しても殺した人間のフラッシュバックをする事が有る
そして俺は此の瓦礫のワルシャワの街の警備を任されて早2週間の月日が流れているのである・・そうだが俺が休まる事が無いのだ
何しろ俺が野営をしている場所はワルシャワの街から西に10キロ離れて居る所に有るのだ
だが先程の野営をしている所にテロリストが襲撃をしてきているので多くの大ドイツ連邦軍の兵士は死傷をすると言う事態に成ったのだ
だからこそポーランド人のレジスタン勢力に怒り心頭のお偉いさんの命令で「抵抗をするポーランド人は疑わしい状態でも射殺をしても構わない」と言う様な発言まで出てくる始末だったのである
さて俺はワルシャワの街でビクビクし乍ら今日と言う日を送っているのだ・・そう簡易性爆弾で死んだ大ドイツ連邦軍の兵士が埋葬をしている所を見たり
そして先程の爆弾で負傷をして運ばれている30代の男性のドイツ人が運ばれて居る所を見かけてしまったのだ
そう先程の簡易爆弾は無差別で爆撃をしているのだ・・其れが爆発に巻き込まれるのがドイツ人以外の人間にもいるのである
ましてや同じポーランド人の少年そして少女にも先程のポーランド系のレジスタン組織が製造をした簡易爆弾により被害が出ているのである
やはり今の俺の心に存在をしているのは「又平穏な生活を送りたい・・そして今日と言う日を死なずに送りたい」と言う感情だけが今の自分と言う一人の人間の精神の支えに成る物なのだ
だからこそ俺は自分の前世でも割かし慎重な性格だったけど、此の戦争と言う非日常的な体験を行う内により性格の慎重化に磨きが罹ってしまったのだ
だからこそ俺は例え普通に歩いても「後ろから銃撃を受けてしまうのかな」や「あの廃墟の家の2回または3階の窓から狙撃手により狙撃される」や「大通りを出れば脇道に隠れているレジスタンスの構成員により銃を受ける」と言う様な一種の疑心暗鬼と言う状況に成ったのだ
だからこそ俺は今日と言う日も慎重に動いているのだ・・そう少しでも長生きをする為に
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