応援コメント

23 文京区に所縁のある文豪、歌人」への応援コメント

  • 文京区白山に住んでいます。ここで生まれて社会人3年目まで過ごし、そのあと神奈川にいました。5年前にこちらにもどり、去年から文京区の坂めぐりをしては、坂の来歴をしらべていて、駅員3の小説を拝見いたしました。

    こちらの内容もだいぶ詳細に書かれていらっしゃいますが、もしよろしければリサーチ方法、資料としてお読みになった本など、教えていただけますでしょうか。

    今、文京区関口の薬罐坂について詳細を調べており、その参考になればと思っております。

    作者からの返信

    おはようございます!
    コメントありがとうございます。
    僕が書く時心掛けた事は、坂の様子だけでなく、そこにある人間模様を文章を使って描きたかった点です。
    『東京の酒蒸しと橋』と言うブログで最初は写真入りで紹介していたものを、矢田挿雲や永井荷風のように写真を使わず文章だけで描けないか、チャレンジしてみたのが、こちらです。
    どのように調べたのかと言うと・・・
    まずは行ってみる
    そして郷土資料館などに行って資料を閲覧する・・・地元郷土史家の方の論文が参考になります
    僕の参考図書は矢田挿雲の『江戸から東京へ』です。
    東京は三度大きく変革を遂げたと言われていますが、一つは明治維新、二つ目は関東大震災、三つ目は第二次世界大戦です。江戸から東京へは、関東大震災前の東京の様子がよく描かれています。
    本気で調べるときは、さらに関係者に取材します。
    そしてもう一度足を運んで、調べた事を風景に重ねながら思い浮かべると、その坂を歩いた人々の息吹が聞こえてくるような気がします。
    『2 三分坂と報土寺』や羽村軽便鉄道は何度も足を運び、郷土資料館を巡りました。関係者の方に話を聞いて新たな発見や、よくわからなかったことに筋道が見えたりすると嬉しいものです。
    最近は国会図書館の資料もネットで検索して読めるのも参考になります。
    みる目を建築物に変えると、また面白いものが見えてきます。特に文京区界隈はまだまだ煉瓦造りの構造物が残っているのも魅力です。
    ぜひ街歩きを楽しまれてください。