第11話 このエッセイを書いてることがばれたっ! その1

 一度完結したこのエッセイですが、ちょっとだけ復活することにします。

 なぜなら新たなネタができたから。


 つまり、このエッセイを書いてることがばれたっ!


 事の発端はしばらく前のことですが、ある事情により、昼間から全社員集まって、そば屋でそば食ってました。

 そのとき、私が小説書いてるという話題になってしまいました。

 まあ、このときには、すでに全員知っていたので、今さらなのですが、内心やべえと思ってました。


 なぜなら、このエッセイを書いてることはまだ誰も知らない。


 なにごともなくスルーしてくれ。

 そう願っていましたが、やはりそうは問屋が卸さない。

 いきなりスマホで「南野海」を検索した人がいます。


 社長。あんただよ、あんた!


「お、つい最近更新してるぞ」

「え、マジっすか?」


 食いついてくるのは、やはり総務部長と工事部長。

「タイトルは『会社にWEB作家であることがばれたっ!』だって」


「なんだってぇえええ!」


 やべっ。いろんな意味でやべえ!


 このエッセイを一話から読んでくださった読者様はよくご存じでしょうが、ここには上司の悪口ととられても仕方ないことがわんさか書いてます。


「南野、なにかいてるんだよ?」

「え、さあ?」


 完全スルーです。帰る頃には忘れてることを望みます。割と本気で。

 まあ、その場では、それ以上話題になることもなかったのですが、会社に帰るなり、彼らはパソコンで検索して、エッセイを見つけ出しました。


 マジすか?


 つづく

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