第6話 「お、俺は小説なんて書いてない。し、証拠でもあるのか?」
さて、ここまで小説を書いてることがばれるとどんな目に会うかということをテーマに、いろいろ書いてきましたが、そもそもなぜ、小説を書いていることがばれたのか?
ここまで読んできた皆さんの中には、そこが腑に落ちないと思っている人もいるかもしれません。
そう、常識で考えれば、誰にも言わなければ、ばれるはずがありません。
それでは誰にも言ってないといいながら、こっそり誰かには教えていて、その人に裏切られたのか?
違います。
嘘をつけ。どうせ、「俺は小説家だぁ。WEBに乗っけて印税もらってるんだっ! すげえだろ」といって女をゲット。あげくに鬼畜のような振り方をして、恨まれたんだろう?
そんなわけねえだろっ!
じゃあ、なぜばれたのか?
誰にも言ってないというのはほんとうです。逆にネット上の仲間は、南野の正体を知りません。
じつをいうと、私も不思議でした。
可能性として考えられるのは……、
1)誰かがスマホを盗み見した。
2)私の書いているブログをストーカーのように読み込んで、断片的な情報をつなぎ合わせ、名探偵のごとく私の正体を割り出した。(いねえよ、そんな暇人)
3)新人賞投稿先の編集者が、私の会社まで、「おたくの社員が小説書いてますよ」と告げ口しに参った。(そんな編集者ほんとにいたら、ぎゃくにおもしろすぎるだろ!)
さあ、どれでしょう? ちなみに1)ではありません。
もちろん、2)でも3)でもありません。(あたりまえだっ!)
じつは会社のパソコンです。
古いXPのパソコンを会社に返したとき、私は不覚にも小説のデータをそこに残したままでした。
なにい? 仕事中、さぼって小説を書いていたのか?
と言われそうですが、そうではありません。(いや、ほんと)
家のパソコンのデータをクラウドでバックアップしていたのですが、そのデータを会社からも見れるようにしていたのです。返すとき、それを消すのを忘れました。
まさか、廃棄するパソコンのデータをチェックするとは思いませんでした。
「これはなんだ? ひょっとしてエロいものではないのか?」と話題になったそうです。 まあ、「ねこねこお嬢様」とかある意味、危なそうなタイトルだしな。
というわけで、いくら私がしらばっくれようと、無駄だったわけです。
今週の教訓
会社にパソコンを返すときは、たとえ破棄するものでも、やばい中身は消しましょう。
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