面白かったです

多少の分かり辛さはありましたが、全五話という短い話数でよく纏まっているのでは、と思いました。

一つのテーマとも言える四話と最終話における端的に言えば記憶と忘却ですが、ここが一番の読み所なのではないでしょうか。

主人公が二人のまったくタイプの違う少女と公園の一匹の猫と出会い、何を感じ、どう決意して行くかは是非読んで確かめて欲しいです。

覚えるという事の新鮮さ、忘れるという事のある種の悲しさ、忘れないという事の尊さを書いた良くできている作品だと僕は思います。

拙い文章で申し訳ございません。