第19話 安全地帯《あんぜんちたい》の探索《たんさく》
というわけで、二人はさっそく
コハルが
「んしょ、んしょ」
ふふふ。かわいいわね。……おっと、むこうに小さいイノシシがいるみたい。
こっそりと二人からはなれて、イノシシの方へと
おそらく木の
あばれるイノシシだったが、あごに力を入れて、
二人にいいお
がさごそと
「なんだそれ!」
「すごい、ユッコ!」
とさけんだ。
ふふん。
「あ、……きゃあああ!」
まったくもう。コハルったらドジねぇ。
さわいでいるコハルを見て、
「行くぞ」
というヒロユキのかけ
お
「いたたた」
ヒロユキが
「ははははは」
コハルが
「ちょっと、そんなに
と
それを見て、ますますヒロユキが、
「まったくドジだなぁ。はははは。……は?」
と
「と、ととと……。おわー!」
と言いながら
コハルと
「いたたた」と
「あははは」
と
「くそっ。
と
……なんだかんだいって、この二人って
二人はイノシシを
その
ふふふ。お
そう思いながら、コハルのとなりに
コハルがやさしく
……うん? なにか
「ユッコ?」と
「コハル!
どうやらヒロユキもオオカミたちが
まったくあのオオカミたちったら、しょうこりもなく
そう
じっと見ていると、その
リーダーはそのウサギを
……えっと。もしかして
そっとリーダーの方を見るが、ひたすら
まあ、いいのかな?
「今のは……」
コハルの前にウサギを下ろすと、コハルは
「まあ、とにかく
――――
次の日、ヒロユキとコハルと
コハルが
「
オオカミは
……ふふふ。これであの子たちも
お
どうやら今日は
その
ちょっと
……うん。やっぱり
でも、なんでだろう?
じっと
あれれ。
二人に
だから、
そのまま、
なにやらうっすらと
そっと
どうやら、この
……う~ん。これは、
そういえば、
ともあれ、
たぶん、このダンジョンで
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