第6話 王都《おうと》サザンロードでのくらし
――ヒルズ村を出てから
というわけで今は、王都サザンロードで
ちなみに私も登録して
なんでもこれをしていないと、
今の生活は、
はやく二人には
――――。
「せりゃあぁぁ」
ヒロユキが
エドワードは
「いってぇ!」
「まだまだだな」
と言って
ふふふ。ヒロユキったらすっごく
そう心の中でヒロユキを
コハルは杖を両手で
「はいはい。もっと
「は、はい! わ、わが
すると杖の先から、水がちょろろろと
それをみたエドワードが手をたたいて、
「おお!
とコハルをほめる。
ふふふ。コハルの方は
その時、家の
「そろそろ、今日の
エドワードがニカッと笑った。「おお。そうだな」
それからみんなで中に入ってテーブルに
エドワードがパンにジャムをぬりながら、
「そうそう。今日は
それを聞いてヒロユキとコハルがびっくりして、
「「え?」」
と声をもらす。エドワードがリリーに、
「なんだ。まだ言ってなかったのか?」
と
「う、うん。まだ言ってなかったわ」
フランクが
「
と言う。
ヒロユキがむすっとして、
「ユッコは
と言うが、ミルクのカップを
「そう? ユッコは
コハルはうなづいて、エドワードに、
「うん。わかったわ。帰りは
「そうだ。というわけで明日の訓練はなしだ。
と言った。
朝食がおわって、エドワードたちはさっそうと
ヒロユキとコハルはそれを
二人が
――――。
「うひょひょ。かわいい子どもがきたもんだのう」
二人を見た魔法使いのおじいさんはそう言って
そして、その
「うん? んんん? このキツネは……」
とつぶやく。
あれれ? おかしいな
ちょっとあせる私だったが、おじいさんは目をこすり、
「気のせいかの? ワシよりはるかに魔力があるように見えたんじゃが……」
二人はおじいさんの
私は
ふむふむ。
こっちだといちいち
……あ、でもあれは。なーるほど、この
「はぁはぁ。……まだあるの?」
「うひょひょ。つかれたか? そうさな。お
と言って、一人で
ヒロユキもコハルもつかれてなかなか立ち上がれないでいる。
私は笑いながら、こっそりと魔法で二人の
ヒロユキがよろよろと立ち上がって
「ふぅぅ。……コハル。行こうぜ」
そういってコハルに手をさしのべると、コハルはその手をつかんで立ち上がった。
「うん。
とおそるおそる言う。
ヒロユキは、「へっ」と言って、
「これくらいなんでもないさ」
とひとさし
まったく
――――。
その日の
おじいさんは笑いながら、二人に2本の
「ほら。これを飲みな。回復の
ヒロユキがおどろいて、
「え? だって
コハルもおそるおそる、
「
とたずねた。
おじいさんはうなづいて、
「どの
と言って、
どうやらあの魔法薬は、おじいさんの
それでも
……なかなか
おじいさんにとって、二人はお
おじいさんがスープを
「それにしても、お
とたずねると、ヒロユキは、
「エドワードたちと
コハルも、
「
と言うと、おじいさんは
「そうかそうか。……じゃあ、明日もここに
するとヒロユキは
「うっ。あ、明日もあれやるのか?」
と言うので、おじいさんは笑いながら、
「いいや。明日は
えっ?
そんな私の
「
と聞き返し、おじいさんがうなづくと、
「「やるやる!」」
と
おじいさんは、ひげをなでながら、
「ついでに少し
と小さくつぶやいて、私の目を見てウインクした。
王都はすごい
さいわいにいい魔法使いのおじいさんに
私もこの
でもこのおじいさん、そこらへんの魔法使いよりも強い魔力を持っているみたいだけど、いったい何ものかしら?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます