16代:ヴィデット帝紀後編 -<クイーンビー>-

 自ら起こしたクーデターで実権を握ったヴィデット帝は、公に宣言したとおり、政策を180度転換した。戦争政策は全て中止となり、各戦線の軍部隊には攻撃停止命令が出された。

 といっても、彼女が単に拡張政策を止め、平和主義に穏健政策を採ったわけではない。

 そのような机上の理想主義が国際社会で通用するわけがないことくらい、彼女にもよくわかっていた。

 こちらが平和主義を唱えれば、その輝ける理想に相手方も共感して、ともに手を携え、平和に邁進しましょう、などとなるのは、妄想にしても身勝手すぎる。

 戦争相手国にしてみれば、帝国の侵略によって、大勢の人が殺され、町を破壊され、財産を奪われているのだ。憎悪にかられているのだから、素直に休戦の申し出を了承するわけもなく、交渉はすんなりとは行かなかった。当然、賠償なども求められる。今度は帝国の領土を奪ってやろう、という国だって存在した。攻められた被害者側だって、哀れに震える弱者というわけではない。いつだって反撃してやろう、奪い返してやろう、復讐してやろう、と機会を伺っているのだ。

 かつて侵略した国家で起こった未曾有のテロは、それを如実に物語っている。いくら憎悪にかられたからといって、罪もない同胞市民70万人を巻き添えにして皇帝を殺したのだから。

 戦争には理想も綺麗事も無い。あるのは冷徹な現実だけである。

 だからこそ、その対応策も、現実的でなければならないのだ。

 たとえ、冷たかろうと、厳しかろうと、しなければならないことがある。

 ヴィデット帝はそのことを学んだ。まだ若く、ついこの間まで世間のこともよく知らなかった皇族のお姫様にとって、これは想像以上に心理的負担を伴ったことだろう。

 それでも彼女は、側近や部下たちの意見に耳を傾け、次々と政策を実行していった。

 最初に本格的に取り組んだのは、緊迫した戦線を除き、軍部隊を順次本国へと撤収させることだった。軍務省内部に復員庁を設立して、数百万将兵を帰還させていく。いつ敵対国が追撃してくるかわからない。いつ占領した惑星や植民地にしたばかりの惑星で、反乱が起こるかもわからない。そんな中での撤兵作業は、関係者の神経をすり減らし続けた。

 実際、小規模な軍事衝突や、反乱は、何度も起こった。その都度反撃し、あるいは武力で鎮圧した。敵味方の戦死者は増えるし、市民にも犠牲者が出る。大局的には平和へ向けて進んでいても、ひとりひとりのレベルでは悲惨な現実が繰り返されていた。

 それでも、状況が好転して行ったのは言うまでもない。

 敵対国の中には、交渉に応じる国も出てくる。植民地の市民も、多くはあえて血を流す独立よりは安寧な日々を求める。帰還した兵士は復員して日常に戻り、家族も喜ぶし、社会の運営も良くなっていく。人材が復帰し、軍事負担が減れば、民間の経済状況も当然良くなった。

 強大な軍事力はすぐには削減されなかった。戦死者への遺族年金も当面は増加するのは間違いない。一方で、軍事的無駄の見直しは進められた。

 戦争中は、どうしても軍事関係予算の細かい部分にまではチェックが入らない。

 武器は大雑把に計算されて戦地へ運ばれ、次々と消耗される。食料などの軍需関係も同様である。占領政策にも余裕が無いから、配給や放出も雑な処理になってしまう。

 この時代、武器はより純粋にエネルギーを利用するようになっていた。すなわち、火薬の化学反応よりも、電磁力による加速を利用するし、運動エネルギーを使った銃弾よりも、より高いエネルギーを輸送するレーザーやメーザー、重粒子線を使う。様々な物理学的反応を利用して巨大なエネルギーを発生させる、いわゆるプラズマ兵器も利用される。

 兵器の威力や効果だけでなく、兵器数自体も、エネルギー単位で計算される時代であったが、それも概算で計算されていた。

 それらをすべて見直すのである。

 なにも、予算の無駄を計算して、ヒステリックに事業仕分けをしようというのではない。

 より効果の高いものに集約することで、軍事力を維持しながら、軍隊の規模を縮小しようとしたのである。

 そのため、戦時型の軍艦は全て見直されることになった。戦争の勝敗は物量で決まるともいうが、あればいいというわけでもない。一発のレーザーや電磁バレットで木っ端微塵になる軍艦を何百隻揃えても意味が無い。機動性と攻撃力と防御力のバランスがとれた軍艦が必要であった。その結果、艦隊の構成単位も見直されることになり、中核となる司令艦と攻撃用の各艦、揚陸用の各艦、護衛用の各艦の配分を考慮し、補給艦数隻を加えた「打撃群」を編成することになった。打撃群ごとの艦艇数は従来の攻撃艦隊よりも減る一方、打撃群同士の連携システムを改善した柔軟な艦隊運用体制へシフトしたのである。

 また、より前線で必要になる戦闘機やユニット兵器も性能が良いものに交換することになった。武装のバリエーションが広く、パイロットの生残性が高いもの、遠隔操縦の性能が良いものである。武装の共通化による生産コストの抑制も図られた。

 ヴィデット帝が、その思想や理想はともかく、政策上平和主義者でなかったのは、これらの方針でもわかる。

 彼女は、「軍事力」を可能な限り維持した。維持する必要があった。

 それは国家戦略として、対外関係についても現れていた。

 対外的には、戦争はしなかったが、外交交渉で勢力を拡大していった。軍部関係者に示した「彼女の方針」とは、直接的軍事拡張政策ではなく、外交的拡張政策であった。そのためには軍事力は欠かせない。これには内側の事情もあった。ヴィデット帝は軍部和平派と手を組んで実権を握ったが、和平派は必ずしも多数派というわけではない。強硬派とまでは言えなくとも、軍事万能主義を信奉するものは、軍部には当たり前のようにいる。国力があってこそ国体は護持され、臣民の安寧は図られる。そう考えるのは軍人にはふつうのことだった。

 ヴィデット帝の外交戦略は、それら軍内部の勢力を懐柔する一種の妥協案でもあったろう。

 停戦協議でも、相手に対しては、いつでも戦争を再開できる風を装って、強気に交渉させた。一方で、和平を望む国家に対しては、早々に終戦条約まで話を進め、経済強化などの「特典」を用意した。相手によって差をつけることも戦略の一つである。

 強大な軍事力をちらつかせ、高度な外交戦術を使い分け、敵対勢力を分裂させ、時には暗殺などの非常手段も行って、各国に友好的な政権を樹立させた。

 国内問題で内紛を起こした国を解体して吸収したり、悪政によって市民の支持率を失った政権を倒して併合したり、飢餓に瀕している惑星を接収したり、統治の困難な惑星を母国から買収したり、直接的な領土拡張も続けた。

 ヴィデット帝は、その31年の在位中、一度も対外戦争をしなかったが、直轄領は2.6倍になり、あらたに50の国が属国化し、2000以上の国と朝貢関係を結んだと言われる。彼女は過去に前例のない空前の巨大な帝国圏を築いた皇帝として高く評価され、あるいは恐れられて、クイーンビー、女王蜂というあだ名を付けられた。


 ヴィデット帝の政策を支えたのが、多くの有能な家臣たちであった。

 軍部では彼女のクーデターを支えたラギボルドー中将と、キューザック少将が代表的であろう。ラギボルドーはその後、大将、元帥と昇進し、帝国軍最高司令官として軍部を率いた。キューザック少将はその能力を買われて帝国軍第1艦隊司令長官、中将で総参謀長、大将で艦隊司令部司令長官と歴任する。ホレゾン中将も大将となり、引き続き近衛軍を率い、軍内部の各委員会の委員長を歴任した。イロタヴァール外縁艦隊でキューザックの留守を預かって指揮をとったブリストル大佐は准将に昇進し、再編されたイロタヴァール艦隊司令長官、少将で第2艦隊司令長官、士官学校校長、中将で第1艦隊司令長官、参謀次長を歴任した。彼は中将で同職を最後に病気で名誉退役したが、功労を賞しての大将昇進を「功なき昇進は悪例を残します。小官は聖恩のみ頂戴仕ります」と断った。かつての上官キューザック同様の生真面目で剛毅な性格だった。他にも若手士官から抜擢されたもの、地方の警備艦隊から抜擢されたもの、平民で大将まで昇進した提督など、戦争がないにもかかわらず、異例の人事が多数行われた。それだけ能力や人格を精査したということだろう。

 軍部だけではない。

 そもそも、ヴィデットが帝位に就いた時、彼女に助言を与え、彼女の相談に乗ったのは、文官たちであった。内政を支え、経済を立て直し、外交を駆使したのも、文官たちである。

 中でも2人の重臣の存在が欠かせなかった。

 一人は内務大臣ディボラー・デ・ギーノルー子爵で、もう一人が外務大臣デラン・オー=ツージー伯爵である。

 ギーノルー子爵は皇帝がまだ皇女でしかなかった貴族学校時代の同級生であり、大学も同じだった。行政官となって植民地を担当していたが、皇帝から直接勅命によって抜擢され、財務大臣となったルベルト・カイベンダ伯爵や典礼大臣のアルサス・ゲイリー子爵と共に内政改革に奔走した。彼にとってヴィデットは、あこがれのお姫様であり、崇敬の対象であった。それは彼女が結婚してからも変わらず、彼の職務に対する精勤さもまた、彼女のためであった。ギーノルーは生涯独身だったが、彼の心情を知るものはほとんどいなかった。ただ一人、彼の身の回りの世話を担当したメイドのニア・ベルーダだけが気づいていた。ニアはその心のうちを知りつつ彼に想いを寄せていたというから男女のつながりとは不思議なものだ。ギーノルーがニアの想いを知っていたかはわからないが、ニアとの間に男子をもうけた。結婚はしなかったが、子供は認知し、家督は継がせなかったが、莫大な財産を譲った。その子は成長して父親の功によって男爵に叙せられた。のちに学者として銀河中央のバルジ地帯を探検し、失われた異星文明ウーズィーの遺跡を発見したことで知られるアレーバ・ベルーダ男爵である。

 ツージー伯爵はベテランの外交官で、こちらは能力と経歴によって抜擢された。彼もまた、ヴィデット帝を敬愛したが、それはギーノルーのそれとは異なり、年少の女帝に対する保護者の情のような、護ってあげなければ、という思いからであった。彼は外交方針、外交戦術、外交交渉に能力を発揮し、軍のラギボルドー総司令官や、やはり和平派の重鎮であった統帥本部総長サカスタ・ヨータス大将らと協力して帝国の拡大に貢献した。

 この他にも多くの有能な人物が彼女のために働いた。宮中と政府は、非常に活気に満ち溢れ、貴族・平民、帝国臣民・植民地人にかかわらず、多くの人が、自身の才能を活かすために積極的に皇帝にアピールした。

 皇帝は彼らを抜擢し、その人材の豊かさは、過去のどの皇帝にも引けを取らず、むしろそれらを凌駕していたといわれる。

 彼らは、クイーンビーの12賢人とか、クイーンビーの8提督などと呼ばれて世間でも人気があり、のちのちまでも物語として映画やドラマ、マンガや小説に取り上げられた。

 ヴィデット帝の晩年に皇帝次席補佐官となり、彼女の死後、その伝記を書いた作家ハイモン子爵は、彼女について、次のような文章を残している。

「本来は穏健な優しい性格の女性で、帝位に就く前は、人の良い深窓のお姫様に過ぎなかった。大学の植物学講座で教えていた下級貴族出身の若きトアレ准教授と知り合って恋に落ち、身分の吊り合わない彼との結婚を認めてもらうために、一生懸命親族を口説いてまわったときでさえ、彼女がそこまで行動するとは、愛とは恐ろしいものだ、と人々が驚いたほど、おとなしい人物だった。結婚後も、フンベントの小さな別邸で、夫と子供と3人で、平穏な日々を過ごすことに幸せを感じるような、そんな女性だった。それが歴史に名を残す大皇帝となったのは、彼女にとっては運の悪いことに、皇帝だった従兄がテロで急死し、その後継争いに巻き込まれたことだろう。望みもしない帝位を押しつけられた上に、いずれは、彼女を退位させ、権力を握ろうと、不穏な企みを持つ多くの皇族たちが、宮中内部で様々に陰謀をめぐらした。その不穏な動きを知ってから、彼女は、夫と息子を守るために、たまたま手にした最高権力者の地位を最大限利用したのである。皇帝の権力に関わる法を勉強し、忠誠心の高い臣下を集め、家族を狙う親族らを倒し、敵対する貴族たちを排除し、さらに国民の叛乱を未然に防ぐため国家の安寧を図った。戦争を止め、疲弊した経済を立て直し、軍部の和平派を取り込んだ。対外的に国家を守るため、有能な人間を雇い、熾烈な外交戦術を駆使し、秘密工作を展開し、敵対国家を友好国家へと変えてしまう。彼女の目的は、すべて、家族の安全であった。だが、結果的にはそんな彼女の思惑が帝国を銀河有数の大国家へと押し上げたのである」


 ヴィデット帝は、息子のイノドロー・ベオール・スカ=ランディ・アルベラル・ロード・ヴァンディン・シャリアット・ベルー・ド・フンダに帝位を譲ると、帝星スカラベートの巨大な自然庭園の整備に残りの生涯を投じた。皇帝の時の威厳ある女帝とは違い、本来の穏健な性格に戻り、夫で著名な植物学者であったトアレ公爵とともに日々を過ごした。

 ヴィデット帝が夫とともに惑星スカラベートの生態系と自然庭園の調整を行ったことが、のちのち、この惑星をして「庭園の惑星」「水と植物の惑星」と呼ばれるようになった。

 実は、この惑星の「意匠」に大きな役目を果たしたのが、意外なことに、ギョルメであった。前帝の長男で、本来ならば帝位を継ぐはずだった男である。

 ギョルメは反乱の火種とならぬよう、皇帝の目の届くスカラベートの自然豊かな中で育った。そのため彼は生物学に興味を持つようになった。

 成長すると、彼を気の毒に思っていた側仕えの者たちが、さりげなく彼の身分を教えるようになったが、ギョルメはそう言う「余計な話」が嫌いで、むしろ動植物への愛着を深める結果となった。

 彼にとって、ある意味仇でもあるヴィデット帝に対しては、まったく隔意を持たなかった。一つには、母や姉、甥ら直接の家族を殺されていない、と言うこともある。

 が、もう一つ、ヴィデットが何事も包み隠さずにギョルメに事情を話して聞かせていたこともあった。

 つまり、側近連中が口を出す前に、ギョルメは帝国中枢で起こった権力闘争を知っていたし、ヴィデットがどうして権力を欲したのか、その動機も知っていた。

 成長するにつれて、それなりのことを言えるほどの理解力を得たギョルメだったが、たまに訪れるヴィデットに会うと、正直な態度で応じた。

 あるとき、ヴィデットはギョルメにこう問うた。

「あなたももう立派な大人。自身で自身の生き方を決めることも出来る年齢になりました。将来どうなりたいか考えていますか」

「陛下。もし私が何かを望んだら、その通りにして頂けるのですか?」

「そうね、出来ることと出来ないことがあるわね」

「正直ですね」

「まだまだ帝国をあなたに譲るわけにはいかないわ。その時機が来たら、あなたにふさわしい地位を与えても構わないけど」

「なるほど……。では、私の希望を聞いて頂けますか」

「どうぞ」

「生態系の研究者になりたいと思ってます」

「研究者?」

「もしよろしければ、ですが……」

「それでいいの?」

 ギョルメは笑った。

「私がこの星を去って、どこか辺境で陛下に対する叛旗を掲げることを考えておられましたか?」

「そうね。考えなくもなかったけど、期待した訳じゃないわ」

「私は、フン帝国の皇族である前に、一人の人間です。権威や権力よりも、人間としての欲や夢の方が重要です」

「……そう。あなたがそれを望むなら、叶えるのはわけないわ。帝国大学でもフンベント理学大学でも優秀な教育機関はいくつもある。我が夫はその道の碩学。学ぶことは多いでしょう。学界のコネクションはいくらでもあります。あなたがそういうコネクションも大いに活かしたいというのであれば、望むところへ進学させましょう」

 ヴィデットは、ギョルメをこの星に置いたことが、こういう結果になったのか考えた。もし他の星であったら、また違う道を求めたかもしれない。

 そうだとすれば、やはり自分はこの若者の人生を制限してしまったのかもしれない。

 ヴィデットは自分にとって必要だったとは言え、ギョルメに対する心苦しさを感じずにはいられなかった。それはすべての敵対した人々に対しても同じだった。

 ギョルメは帝国大学の生物学部で学び、その後帝国環境管理省に所属する生態系学者となった。派遣されたいくつかの惑星で、テラフォーミングの進捗状況を監視調節し、あるいはまた開拓や、災害に伴って破壊された生態系の復興に取り組んだ。

 彼は、皇族ではなく、学者として生きた。

 仕事をし、研究をし、さらには派遣先で知り合った平民の女性と恋に落ちて、結婚までした。二人の子をもうけ、ヴィデット帝からもらった領地を二分して早々と子供に譲った。多数の論文を発表し、学界で認められ、学術賞を受け、国外でも知られるようになり、多くの国から環境対策の依頼を受け、星々をめぐり、やがて母校の帝国大学の教授となった。

 彼は帝位について全く興味がないようだった。

 それは彼の周りにいた一部の者たちを失望させたが、家族は安心した。熾烈な権力闘争の悲惨さを身を以て知っていたからである。

 ヴィデットが譲位してスカラベートに戻ってきた時、その招聘を受けて、ギョルメもまたスカラベートに帰ってきた。

 ヴィデットはギョルメにスカラベートの広大な生態系の管理と後継者育成のリーダーになる事を求めたのである。

 それはギョルメにとっても望んだ仕事であった。

 ヴィデットの夫である植物学者トアレ公爵とともに惑星の生態系をデザインし、調整し、管理した。過去に撒かれて自然に拡がった生態系と、それに手を加えることによって新たな生態系が作られた。惑星全体を使った実験的なものでもあったと言える。それは銀河中の人々からも注目された。

 そして、スカラベートは、他に類を見ない世界となった。

 その陰には、あえて皇帝を目指さなかった男と、その彼が皇帝になる事を阻止した女の思いが隠されていたと言える。

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