いいバイトの条件ッ！！　最後に見つけましたな。

大団円の完結、途中分裂の危機もありましたが、熱い展開とカオスな面々に引き込まれましたぞ！！

よき物語を、ありがとうございました！

書き出したら良い所が多すぎてキリがないのですが、まず一言で纏めるのであれば、最後まで読んで本当に良かった！ って感じですかね！
純粋に文章の流れが大好きですし、後半の手に汗握る展開からの、男気を見せた主人公は本当に素敵でした！
キャラクターの誰もが（大神に至るまで）しっかりと立っており、魅力的です。
カクヨムに来て良かったなぁと、良い読後感を噛みしめながら思っております！
この物語に出会えて本当に良かった！

最後の全員の見せ場を作ろうと描かれている流れも好きですし、やっぱり七花との恋の予感が群を抜けて私は好きです！
店長の言葉の意味もしっかり回収されて、綺麗な幕引きですね！

これは個人的な好みもあるとは思うのですが、そこら辺の本になっている物語よりも、私はこの物語の方が好きです。
面白かったなぁ！

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ここまでが読者的な感想で、ここから書くのは執筆者的な感想になります。
物凄く好きな部分の多い物語で、これ以上に上を目指すとなると、絶対的な正しさとはなくなってくるため、参考か、そういう風に考える人もいるのか、ぐらいで捉えて頂けると幸いです。（私の言葉が正しいとは限りません！ 注意して下さい！！

この物語には素敵な部分が沢山ありますが、やはり弱点もあります。

その最も大きな所は、序盤の力の無さでしょうね。
この物語は魅力的な所だらけにも関わらず、さらにその序章自体も、切り取って見れば出来が良いにも関わらず、先を読ませる事が億劫に感じられました（これは私が感じた事です。

さて、その理由についてなのですが、それは恐らく、最初に読者がこの物語と出会った時に『この物語が、何を書きたいのかが見えてこない』所にあるのでしょうね。

そもそも序章に衝撃的だったり意味深なエピソードを書くのは、そこに興味を抱いて貰い、続きを読んで貰うためですが、この物語に限って言うと、そこが上手く働いていないように感じます。

それはズバリ、この辛いプロローグを読みたい層の読者と、可愛くて面白く馬鹿騒ぎするというコメディを読みたい読者が違うから、だと思います。

私はどちらも楽しめる雑食タイプなのですが、そんな私でもどうやって楽しめば良いのかを戸惑いました。

私としては、このズレを合わせる工夫が序盤に欲しかったのかなぁ？と思います（この物語であれば、序盤は全力でバカなコメディだと読者に思わせた方が良いです。この物語の文章には、それだけで読者を引っ張る力があると思いますし、そこからこの熱い展開に裏切るのであれば、それは読者的に面白い物語がさらに面白くなったと感じると思いますよ！（実際にそう感じました！

偉そうに書きましたが、ユメしばい様はこれだけ力のある作者様ですので、すでに承知の上かも知れません。
正直に言うと、そこぐらいしか突っ込めないと思うほどに素敵な物語でした。

実際の本としての媒体であれば、序盤で読むのを辞めることはまず無いため、このままでも認められる作品だと、力のある物語だと思います。
つまり、そこを直すというのも一長一短だと（個人的な感想なら、私はこのままでも充分に好きです。難しいですね……。

長々と書いてしまい、また下げるような事も書きましたが、とても魅力的で素敵な物語でした！
面白い物語をありがとうございます！！

ユメしばい様

初めまして、星の狼と申します。
タイトルから想像できない、内容。いい意味で、予想を裏切られました。最後、終わり方が良かったです。

歌の国アルヴヘイムの超個性的なメンバーが、転生して……。主流の転生ものになっても、面白いかもしれません。読んでみたいと思いました。

未熟者が、偉そうなことを申しまして、申し訳ありません。
今度も、ユメしばい様の作品を拝読させて頂きます。