「恋する洗濯機」
煩先生
図体が大きく
騒音を鳴らし
乾燥も出来ず
時々停止する
皺々のシャツ
色落ちデニム
臭う下着類に
省エネも遠い
されど心から
僕を愛するよ
無垢な性能で
僕を愛するよ
気遣う音声に
情が弱る僕は
野暮な洋服を
熱い涙で汚す
「恋する洗濯機」 煩先生 @wazurai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます