第32話 ラノベからネット小説へ

 しばらくもっとしっかりしたネタで行きたいなと言うのが在ります。なのに何か中途半端な閉め型になっています。それをなんとか閉めたいです。


 私はラノベの戦略は間違ってないと思っています。おそらく小説サイトと言うのが問題なんでしょうね。私にとっては小説投稿サイトはラノベ中心以外ありえないです。企業が何のために無料でそういう場を作るか?作品発掘以外ありえない。有料サイトなら分かりますけど。何度も書きますが読むのを目的としたサイトなら有料サイト以外意味が無い。一般小説に較べて公募で発掘しにくい作品を発掘する目的が優先になる。私が何度も漫画物語を創るのは難しいと書いています。読者にとって良い漫画物語は良い作り手が作る。これに対して私は確率がカラムと思っています。その確率の度合いが一般小説と比べ物にならない。麻雀と将棋みたいなものです。作品同士を読者ランキングで戦わせて最後に上位に来たものを拾い上げるって作り手の力と作品の関係に確率が強く絡むものはすごく合理的な方法になります。


 これでも書籍化のときどれぐらい変わるのでしょうね…。比較したことが無いんですよ。いずれ電子書籍になった時、無料サイトに残ってるテキスト問題ないですか?カドカワその将来モデルにどう考えているんだろうか?私は以前からここが破綻すると見ています。ネットで小説を読むのが当たり前にナルトかなり困るんですよ。じゃ人材発掘にしたら?ネット小説の作家の人が見たら怒るかもしれませんが、漫画物語って大体一発屋がおおいんですよね…。基本アイデア勝負のまぐれ当たりバランス作品の作り手だから。何度も書いてるけど一発芸の芸人。まあこれは辞めておきましょう。カドカワの様な頭の良い集団は私の様なちんけな人間の考える事上回ってるはずでしょう。


 ラノベの戦略は衰退する可能性が高い。それを補う方法としてネットで無料作品を戦わせて書籍化。なろうが特別視されてますが、ジャンプもラノベも同じじゃないの?って話です。違うのは選択する読者層と編集が絡まない事です。ジャンプとラノベの問題を無料なら出来ます。私としては将来的に同じ電子ならそれカドカワで売るだけで付加価値になるの?の心配が大きいです。とにかくここは分からないです。それを無視するなら無料によって淘汰して上位をすくい取るこれこそがジャンプシステムの理想郷となると思います。実際その時多様性は無い方がいいんですよ。多様性を当たり前だと思ってる人は多いでしょう。私は思わないんですよね。結局うんざりするほどバトルものが全く向いてない文字のラノベにまで広がってしまいました。漫画物語に適してるからだと見てるんですよ。結局実写の基本のセックスバイオレンスのバイオレンスの漫画版です。考えない刺激を追及するとそうなってしまうんですよ。まあそれはオタク向けとはちとずれますね。多分ジャンプでものすごい数の連載作品が消えて言ったはずだと思います。それにどれだけのコストが掛かっているか?これそれなりの人選ぶより無料でやって淘汰してもそんなに変わらないと思います。


 結果だけ見てすごいって私はなら無いです。その影に失敗作があるから。その人達と一体成功者にはどれだけの差があったのか?根本的にリアリズム重視の作家と土台が違います。


 あまり考えない刺激で構成する物語。これに対して常に新鮮で新しく奇抜な物語を求め続ける。しかも早く早くと。オタク向けを安定して継続させるって根本的に無理なんです。多様性は読者の多様性も要求します。何が問題の根底にあるか?次々と新しい作品なんてうまれるわけが無い。これ無いものねだりなんです。でもその客の要求に応じようとする。無理を通せば道理が引っ込む。多様性が解決方法じゃないです。特定のターゲットを相手にした時新しい作品が次々生まれるようなことは無い。


 私は最初から無理があると思ってたこの方法をもしかしたら解決する手段になるかもしれないと思って期待しています。ただ結局なろう化してしまったら駄目だとは思っています。それなら一つのサイトでやった方が良いから。どっちみち大半カドカワがもっていくんだろうし…。同じような結果になってしまったらサイトでランキングに自由に任せず無理矢理個性を付ける何か?をするって手しかないのかな?と思います。


 ラノベ戦略の今は少なすぎて何も始まって無いですからね…。今の状態に対してラノベの戦略の持込が失敗したとか言えないです。肝心の読者が集まるのがさっぱりですね。


 私は思うのですが、多様性ってシーラカンスなんじゃないか?と思います。あれは極端ですが、狼はずっと狼です。狼は狼になってそのまま残り続ける。絶滅せず残った種が過去からある。ゴキブリもそうです。些細な変化はしてると思いますけど。多様性とは古臭いものと新しいものが共存する事で常に先端の場が多様性で満たされるって多分無いです。やがて新しいものは古臭いものになって残って最終的に多様性になる。その間に消えてしまった新しいものも多々あると言う形で。常に漫画アニメの先端に居るオタク相手にはその好みから多様性はありえない。無理矢理大量に作って選択を繰り返すしかない。


 結局漫画物語に近いラノベと一般小説を同じ小説として同列に扱うって無理があります。

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