第31話 ラノベの衰退

 新しいテーマが見つかった。凄く嬉しい。誰かが言ってたけどどう書くかより何を書くか?の方が難しいとそんな話が合った。今凄く分かる。それだと時間が掛かるのじゃないか?過去に考えたけど多分忘れている。いつか本当の意味でそれをすべて使い果たしてしまったら終わりだと思う。ただ今回はそうじゃない。パーツに過去の物を使える。根本的な部分ではこれは新しいテーマだ。考えようとしたけどイマイチ深化しなかった。


 何故ライトノベルは今苦しんでいるか?である。


 まずそれに対して過去の材料を使う。ライトノベルは衰退したか?ではない。最初のピークを過ぎたって段階に過ぎない。ただここからずっと落ちてしまうのか?それは分からない。その心配があるから私は書いてる。


 まず誤解がある点。ライトノベルの売り上げはライト文芸の分化によって分散してしまった点。これは難しい問題。私はライト文芸のミステリーには否定的。対象となるターゲットが誰か?良く分からない。女性向け?ミステリーはハイレベルなオタ受けって意味であまり受けてない。一般に対するオタって軸があり、一般の王様ミステリーがオタ向けで王道になるはずが無い。オタ向けミステリーと言えばSFに絡む要素なら面白いと思う。ひぐらしがあるけど、あれはミステリーと言うよりゼロ年代の特徴であるループ系だと思う。ライト文芸は何をしたいか?が良く分からない。ただし売れてるのは確か。さてその中で問題はネット小説のライト文芸扱い。これは出版社の方でも結構適当らしい。正直言えばラノベで出してよって感じがある。キャラを軸としたミステリーこれをラノベと分けるのは分かる、むしろ一般じゃないって意味が薄いって思うから批判的なだけなので。ライト文芸扱いで出してるネット小説出身の作品をラノベとして計算すれば売り上げは落ちてないのかもしれない。


 とりあえずネット小説以外のラノベ本体は苦しんでいる。ラノベに組み込まれたネット小説も多々あって、それらを除いたらもっと売り上げは激減してると見てる。アニメ化のハードルの低さがそれを如実に物語ってる。


 私は何度も書いてるけど、創作は初期に大半のパターンが出尽くしてその後停滞期を迎えるから。そのまま衰退してしまうものの方が多い。基本的にピークを過ぎたら特に原因が無くても黄色信号になる。ただそれで終らなくてピーク以上になる創作もわんさかある。私はラノベは無いと見ている。理由はオタク向けとわざと狭いターゲットでやってるから。広く浅くじゃなくて狭く確実に取りにきてる。それは確実にがメリットになってる半面意外な発展はない。オタク以外を増やすか?それは危険だと思う。今居る客を逃してかつ新しい客も来ない最悪の展開になると見てる。オタク向けゆえに過去の創作がそういったマニア向けだったのか?を比較しないと参考例にはならない。むしろそのまま衰退こそが創作のセオリー。むしろ創作の衰退のパターンはマニアの先鋭化によって新規の客がいなくなって特に受け手の世代交代に失敗して退場していく。そういったものは大衆娯楽じゃなくてもパトロンシステムでも似たようなものになる。一般からマニアが普通で。最初からマニア向けだったものがその後どうなるのか?ちなみにマニアから一般へは数多い。ただそれは目立つ伸びるピークは多分無い。何故ならマニア向けは基本大きな成長なんて無いから。その点ラノベってびっくりするほど成長してると思う。


 セオリーは置いておいて、詳細な部分で因果はあるのか?テーマを設けたのは、おそらくコピー戦略に批判的な人が多いからだと思う。これ以前扱った。過度なだけで、これは漫画も経験してきてる。それは似たタイプの物語だからより参考になる。ただ一点違うのは、ラノベのオタク向け縛り。基本カドカワは漫画においてオタク向け展開している。僕街もそういったところから出てきている。ただ未来日記を見れば一般じゃなくてオタ向けだと分かると思う。BDの売り上げは芳しくなったけど、原作は売れたらしい。漫画全体で言えばカドカワだけがオタク向け漫画を出してるだけで他は全く違う。


 じゃ過度なコピー戦略による偏ったタイプの作品ばかりになったからじゃないか?となる。しかしだそれは失敗だけ見てるからそうなる。オタクは当然一般に対して特定の好みに偏る。最初からこうなる結論は見えている。乗り切らないならオタクビジネスはやがてタイプの偏りによって終焉を迎えるで終ってしまう。ある種が単一で増えすぎて特定の種に感染するウイルスによって絶滅する。そんな話はある。人間もそれは言われている。一つ失敗したら似てるから全部失敗する。アニメはどうやって対応してるのだろうか?ゼロ年代のエロゲを縮小させて基本切り捨ててる。深夜アニメは原作として採用して創っていくから創造するって意味では一番重要な部分を外部から入れている。だから外部が弱ったらそこを斬り捨てることで対応している。これによってオタクビジネスに特化したまま維持してきてる。だがラノベの乱造による衰退にはアニメも影響を受けている。


 おそらくだけど、批判的な人達は多様性って言葉で片付けて終わりだと思う。だが最初からオタク向けと言う先鋭化したターゲット狙いで本当にそんな事可能なのか?ただミステリーは相変わらず存在している。そういったジャンルも似てないか?って点。これは確かにそう。しかしだ衰退したSFなどのジャンルもアル。ミステリーが残ったのはたまたまじゃないか?って点。


 オタク向けと言う狭いターゲットを維持したまま多様性を残さなくてはいけない。それは一見矛盾だと思える。それに対して私は、無料の上澄みだけとってきたら?と見てるのがカクヨムにナル。方法論は今までどおり。多様性と安易に解決策をノベル人達は多分リアリズムが緩いタイプの漫画物語の創る事とヒットさせる事の出鱈目さを知らないと思うし、オタクの好みの狭さと成長しない審美眼をしらない。オタク向けに先鋭化すると言う事は漫画の先鋭であり先端の作品ばかりになる。オタク的な意見を私は良く見るけど、どこかで見たことがあるものを徹底的に低く見る。その割りに似たような作品ばかりじゃないか?それは違う。それは外から見てるkら。実際は似たような好みしか受け付けないので、その中ですごい細分化されてる。だがそれすら速攻で飽きる。オタク向けの進化スピードは異常に早くてそれに作り手が追いつけない。あっという間に流行おくれの作家になってしまう。まるでそれはすべてを食い尽くす軍隊ありやバッタの群れのよう。外から見るとオタク向けは似たような作品ばかりなので同じものばかりであきにくい人達なんだと思うと思う。誰でも自分の好みは似たようなものを何度も食べれる。でもそれもいつかは限界が来る。そこから考えるとその速度は今トレンドの外にいる人間のあき方とは比較にならないほど早い。すべての漫画はラノベに較べて遅れてる。または全くオタクの好みにひっからないだけである。それが私のラノベを好みの中から見た意見。


 じゃお前はオタクなのか?と言えば。多分どうだろう。私はそんなに好きじゃない…。私はリアリズムがしっかりした作品がすきなんだ。


 ええココに来てそれ何?うーんこれ言うべきだったかな??私はラノベは好きだけど、別に一番好きじゃないよ?ただ嫌いじゃないのがすごく大きいから意見してるだけなんだけど…。説得力無いかな…。いつかは言わないと不味いかなと思ってて…。

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