第28話 インテリと大衆
インテリ層VS大衆。こういう意図ではないって書きました。でも実際はそういう意図混ざってますね。何度も言いますが重要なのはラノベにありがちなリアリズムが適当な物語についてです。こっちが基本です。
でもそれに何故他の意図も入れたのか?最初の動機はネットの文芸マニアのようなネットでのラノベへの批判的意見です。後はそれらと繋がるなろうテンプレ批判です。なろうとラノベって似てますよね。じゃ何故ラノベでなろう的なものが生まれなかったのか?それは編集の癖のようなものだと思います。すぐに書籍化したので根本的な部分は似ています。一歩遅れたのがカクヨムの誕生に繋がってると思います。後はなろうテンプレの先の問題の解決でしょうね。角川も私同様すぐに行き詰るんじゃないか?と見てると思います。何度も書きますが基本的にはジャンプのランキングと同じです。ただ読者が偏りすぎてる。それゆえジャンプの様に20,30年も第一線で進化し続けるバトル漫画のようなものが築けるのか?疑問が多いです。
実際はそういった売り言葉に買い言葉の反射的気持はなくなっています。そこからラノベのおかげで若年層の文字による物語離れを食い止めていると見ています。私はそれを重視しています。私自身が結局物語を文字で読むのを嫌いました。私は若年層よりは様々な作品をたやすく楽しめると思います。それでも私は結局自分にあって無いから文字による物語を出来る限り避けています。文字による物語を読んでいた頃の経験からこんなもの力の無い若者が読む分けないと思いました。ラノベが最大限の妥協点だと思います。
当然ネットで若年層を取り込んでいく流れを考えた場合同じような軽く読めるものに限られるわけです。その層に合わせた作品紹介ならライト向け作品のランキングよりマシなものは無いです。私は自分自身の楽しみで見てませんね…。そんなものは私はアニメで見ようと思っています…。私自身は読みたいわけじゃなくてカクヨムの創造力に期待してるだけなんですよ。なろうとの差別化なら間違いなく年齢層の違いで色の違いが出ないか?って思ったからです。
徹底したライト主義。それぐらいやらないと若者の読書離れは深刻だからです。折角ラノベで10代取り込めていたから今度はネットの割合が高い若年層をネットで勧誘するのは理に適っています。10代が創ったオタク文化をおじさんが後から刺激される。なろうは中年が創ったオタク文化にアニメを通じて若者が変な形で参加してる。ゼロ年代の様に直接また10代が作り上げたものをおじさんが後からってのほうがライトノベルには合っています。叔父さん達がライトノベルの文化作っちゃ駄目です…。
これだけは絶対に固定。これを無視したサイトの色なんて必要ないです。
次にその形を崩さない形でヘビー層、一般層向けを取り込めないか?です。一般層向けは正直どうでも良いです。ネット小説が持ってるアングラ性を利用するならヘビー層の方が合理的だと私は見てるからです。カクヨムに限らずこれは自分達でマンパワーで繋がりつくって過去の本当の意味での同人誌のようなコミュニュティを作ってほしいです。カクヨムでやるならそれにあわせてライト向けサイトの方針を邪魔しないように要望を出せば良いんじゃないか思います。
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