第25話 素人の物語
ちょっと一部の層を攻撃するような形になったかもしれません。私は芸術的発展小説=文芸を否定してるわけじゃ無いです。むしろなんとか寄生出来ないかと思っています。これはランキングでは絶対に上がってきません。それはこういった作品の末路を知ってるし、かつ価値観がどうやって作られるか?で受け手が成長するからです。それを分からない人間に押し付けたらごり押しにしかなりません。自然な形で権威を創るしかないと思います。その辺は任せます。何度も書いてますが、私はそっちは強く無いからです。むしろ漫画物語馬鹿みたいだけど面白いぞーーって推しててそっちで見てるからランキング大歓迎です。
ただね私はラノベってパンドラの箱を開けたなと思う部分があります。実際私は古典的な物語のリアリズムのしっかりした漫画が大好きです。漫画が持ってる共存形が理想系だと思っています。漫画独自のリアリズムの欠如した物語の先端って不味いと思っています。作り手がどうやって創ってるか?なぞ。あんなものまともに創れるものじゃないから。リアリズムを追求するとそれがスキルになりますが、実際それが滅茶苦茶だと世界のルールが無いわけです。それは人間にとっては設計図を作りにくい。青写真が描けない。リアリズムを緩和させると書いたけど、私は一度もリアリズムを無くした物語は使っていません。そんな作品ありえないからです。面白く無いからです。青、赤、緑。光の3原色RGB。これらの中でリアリズムは赤だとします。その配分を変える事で色が変わります。青と緑だと確か水色になったと思います。それはありえない。あくまで赤の配分を変えるだけです。それによって踏み込めなかった色を作る。これが漫画物語とリアリズム重視の物語の違いです。ただこれを先鋭化しすぎると出鱈目な領域に入ってしまいます。
漫画物語に個性や創造性という価値で芸術的に評価したらとんでもないものばかり生まれてしまうと思います。漫画物語は大衆性によって辛うじてライト層の好みに納まってますけど、その実体はマニア的な面が強い。
次何作るの?ってしょっちゅう聞いてくるような満腹でさらに飯を食らうこれがオタク層です。グルメの人が話していたのですが、わざと満腹で評価するときがあるそうです。そうする事でそれでも上手いならより高いレベルの物だと判断するらしいです。食傷気味の人間に受けるもの。
どうしてまともな芸術的発展とは違いイビツになるか?でまともな発展は受け手も評価のための思考感性が深くなって行くからです。これが封じられてるのが漫画物語の先端で創る人間をおかしくします。これを解決するには滅茶苦茶やった無茶な人間が自滅するか?生き残るか?で淘汰するのが一番簡単です。ランキングは一定数の読者の確保って視点でまともな発展をし無い漫画物語にとって合理的なんですよ。
正直言えばジャンプってイマイチです。漫画馬鹿=オタクを先端で刺激するようなランキングになって無いからです。ジャンプアニメが発行部数に対して深夜アニメとしてあまり売れないので分かります。例外は女性層がついたものです。実際ジャンプアニメが話題になるってあんまり無いです。最近だとネット発のワンパンマンぐらいじゃないですかね。
あくまで物語についてだけです…。漫画が持つキャラとか笑いはまた別にしています。それを展開すると一般小説との繋がりがなくなってしまうので。
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