第15話 閑話休題

 しばらく休憩したいなとは思っています。はっきり言って出し切りました。以前もう当分駄目だろって思ってた状態からからからになるまでやったのでもう限界と思っています。基本軸はライト層向けのファンを含めた作品への所謂玄人小説読みへの攻撃的態度への批判です。まあ上から目線でも良いです。なろうに飽きているというのを言い訳にして、実際最初からそんなに好きじゃなかった人が飽きてる人混じって批判しています。何故か?ネット小説の読み手の多くは書き手が多いからです。見る読む書く。私は物語の3段階としています。実際これまで書くには中途半端に触れてきました。ただ読むと言う行為が行き過ぎると書く行為とほとんど変わらなくなります。見るものしかしらない受け手は多分さっぱり理解できない部分ですが、読むは面白さを自分で発見する部分もあります。小説は素材でしか無いそれを読む事で料理する事で自分なりに美味しくいただけるようにしてしまう事です。後は冒険に似ていますね。見る読者向けの小説はお宝が見つけやすい場所にデーんとおいてあります。読む事を軸とした作品は財宝は自分で掘り起こして見つけるのです。これをどんどん推し進めると面白さを創る事まで言ってしまいます。料理をケチャップとかつける程度のアレンジまでだったのが根本的に創ってしまうところまで言ってしま様な形です。読むが行き過ぎると書くに近くなります。他人がばらまいた自分好みの味に満足できなくなって、自分でそもそも味付けして料理すれば良いんじゃないか?となっていきます。これを抑えているのは労苦だけで根本的に面白さの次元はかなり近いです。それは見る受け手と読む受け手は根本的にスタートラインから違ってるからです。


 私はライト層向けの作品で書き手の評価をあんまり信頼して無いんですよ。ネット小説の最大の問題はそもそも小説を楽しむと言うのはライト層向けの楽しみじゃないです。小説にどっぷりつかってるとそういった線引きが出来なくなります。ベストセラーが出たとしてもそれはその時だけファンになるにわかです。私が良い例ですが、ワールドカップしかサッカーを見ません。サッカーファンに間違っても私はサッカー好きなんだよねって言わないです。ライト層向けの小説ラノベ。いやいやそもそも小説で楽しむの面倒だから…。稀に気に入ったラノベをアニメから知って読むか?このラノベがすごいとかあれ見てみる程度です。ラノベのスコップなんて金も掛かるし私はしませんよ。


 ライト層向けのファンと作品への批判に対する擁護はこれぐらいにして、WEB小説に未来はあるか?って話しが今の関心です。擁護になったか?分かりませんがそれなにできたと思います。私はねアニメでも漫画でも読む小説に負けない物語はあると思っています。ただ、基本見るがしっかり出来てない作品はあまり良い作品だと思いません。アニメに較べて漫画はましですけどね、ラノベは確かにそこからするともっと読む行為に近いものがあります。ただメディアの特性よりもどう読者と向き合うか?が根本的にそういったタイプの作品とは違います。ラノベは置いておいて、漫画で良く読む視点から高尚な漫画紹介とかありますけど、別に漫画ってドラゴンボールが面白かったとか進撃の巨人が良かったとか、そういう漫画の軸となるような作品の物語の楽しみ方を語るべきだと思っています。問題はそういった楽しみ方をする読者は読むタイプの読者に較べて書けない。私も書きにくいとは思っています。だから受け手の分析が強くなります。受け手をどう楽しませるか?で様々なそういった作品と比較して巧みだとかそういった視点で見たり、もう細部は無視してよいから良いで片付けたりします。そうなると私ももう変わらないですね。読むタイプの作品とどうレベルの知性で、無理矢理読む漫画だけを探してじゃなくて語る事はないか?と書いています。ラノベも同じくですが、ラノベは商品の特徴が強くて漫画より所謂質ラノベの割合が低い。それで仕方なく漫画で話しています。ただ皆無じゃないでしょう。私がラノベを詳細に調べてなんてしてないから分からないだけです。


 ライト層の面白かったとか、良かったからランキングに反映するように投票した。こんなのはざらにあります。それらの論理を紐解くような発言はあるか?皆無です。弁護できないから下らないで終ってしまうのは惜しいと思うからたっぷり書きました。


 さて途中に書いたWEB小説に未来はあるか?なろうに納得できていたら多分カクヨムへの期待は無いはずです。ただ私はね、カクヨムへの期待ってすごく少数派じゃないの?って見てるんですよ。あくまで可能性としてね。本当はもうネット小説のライト層のランキングはすでになろうで終っている。カクヨムはライト層以外の取り込みをして無理矢理個性を出そうとしてないか?と見てるんですよ。その先にあるのは少数派のこだわりなので多分流行しない。未来は無い。もちろん何度も書いてるようになろうは偏った読者によって偏向が前提となって選別されたものじゃないか?って話です。デモね元々小説って斜陽なんですよね。かつ若者とは相性が悪い。漫画でさえやばいと感じてるのにまして小説なんて話にならんと見ています。だったらその中でさらに減ってしまうネット環境の中での読者ってなろうがほとんど網羅してるんじゃないの?って話です。WEB小説の未来の無さはラノベの未来の無さにも繋がります。10代向けコンテンツとして2000年代の勢いはさっぱり無いですからね。


 怖いですよね。若者向けラノベがいずれラノベ?古臭いじゃんって言われる日がやってくる日がね。とにかく若者は古臭いもの嫌いますからね。仮になろうがもう答えだとしたらなろうの今のワンパターンが変化し無いと難しいですね。私は不安としてもう答えが出てるかもしれないとも思っています。ただそうじゃない可能性にかけてカクヨムにWEB小説の未来そしてラノベの未来として期待しています。私漫画が好きですが同時に作り手の立場から絵がメンドクサイなと見ています。実際絵なんて今の様にどの漫画家も絵の水準が高いとあんまり大事じゃないですからね…。大きく差がつくのって中身ですからね。後ラノベも徐々に小説が過去辿った物語の面白さより文字表現による個性の発達が徐々に出始めています。私に言わせればライト層向けの作家の文章が上手いなんてのは絵が上手い話がつまらない漫画家と似てると思っています。そんなもの良いにこしたことはないけどねなんですけどね…。

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