第3話 ランキングについて

 今回はランキングについて考えて見たいと思います。ランキングと面白さってどういう関係があるのでしょうか?一つはっきり分かるのは、ランキングは面白かったと言う人が多い作品が上に来ます。ランキングが上の方が確率的に自分も面白いと感じる確率が高い。ランキングの順位よりも評価した一人一人の評価者に目を向けるとその中に自分が評価した場合入る可能性があると言うことです。順位だけ見ていてもランキングって何の意味があるの?となってきます。


 でも実際はそんなに確率高く無いですよね?個人個人の好みって千差万別で確率は高いわけはないんですよ。辛うじて高いんじゃないかな?と言う程度で捕らえると良いかと思います。でも極端な話100人読んで99人面白かったと言う作品があったとします。この中に自分も入ると思うでしょ?問題はそんな極端な例が無いから実際あまり高くはないし確率的に高いなんて実感もわかないと思います。


 後カクヨムに関しては星の数が3段階ありますよね。数多くの人が星1つの作品と少数でも星3つぐらいつけてくれる作品とどっちが面白いのか?これも難しい問題だと思います。漫画の発行部数がそうなのですが、日本全国の人の存在を感じるほど売れてる単行本の漫画ってありますよね。何とは言いませんけど。実際読んでみたらすごく面白いと感じるものじゃないとします。多くの人に薄く楽しませる作品と少ない人に濃く楽しむ作品のどっちが価値があるのか?ランキングってのはそういうのに答えられるのか?がなんとも言えません。明確に分かるのは、面白さの強度は分からないけど、面白い面白くないのYESNOの答えに関しては確率的にある程度答えてくれるんじゃないか?と思っています。


 素人臭いという事でランキングを否定する人って結構居ます。私は何かしらの意味があると思っています。他の話をすると、こういう否定する人は詳細な感想を書ける人なのかと思います。そういった判断材料ではなくて多数決の順位なんて何の意味があるのか?となります。しかし面白さの因果ってリアリズムがしっかりした物語じゃないと受け手側もそんなすっきりと文章化できません。結局そういう人ってそういった滅茶苦茶な話って低俗だといって好まないんですよね。低俗だといわれるようなあまり頭を使わないような漫画みたいな作品はみっちりとした感想文よりも言葉にならないものをなんとなく面白いと思って評価して集計するランキングの方が合ってると思っています。小説で言うならライトノベル系になりますよね。上手くレビューが書けないって人いると思います。ライト系はあんまり上手く書けないと思いますよ。面白いから面白い。そういうものじゃないですかね?

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