第二日
土は種を産み出した。
種は芽を出し、ぐんぐんと育った。
伸びる芽を見て土と水、空は時を知った。
一日と呼ぶにはあまりにも長かったかもしれない。
もしくはほんの一瞬だったかもしれないが、時の始まりはこのようにあった。
後に第二日と呼ばれることとなる時の事である。
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