エネミー識別ルール

1 はじめに

 このルールは、ソード・ワールド2.0の魔物知識判定やアリアンロッドRPG 2Eのエネミー識別のようなものをガーデンオーダーに導入することを目的とした追加ルールになります。


2 エネミー識別判定

 PCがエネミーに遭遇、もしくはなんらかの情報を得た場合、エネミー識別判定を行える。エネミー識別判定はシナリオ中、同じ種類のエネミーに対して同じPCが2回以上判定することはできない。

例)PC1がエネミーAに対してエネミー識別判定を行って失敗した場合、シナリオ中にPC1がエネミーAに対してエネミー識別判定はできなくなるが、PC2はエネミーAに対してエネミー識別判定を行える。また、エネミーBに対してであればPC1はエネミー識別判定を行える。


2-1 使用技能

 エネミー識別判定に使用できる技能は<調査><コンピューター><観察>とする。また、GMは状況に応じてエネミー識別判定を行える技能を増やしたり、逆に使用不可としてもよい。


2-2 成功率

 エネミー識別判定の成功率は

使用技能の成功率-[識別対象のエネミーのランク×5]

とする。識別対象のエネミーにランクが存在しない場合はランク0として扱うこと。

また、ランク15+のエネミーはランク16として扱うこと。(この裁定は公式でオーバースペック関連のルールが追加された場合、再検討する予定です)


2-3 判定の成功と失敗

 エネミー識別判定に成功した場合、GMはPLにエネミーの「タイプ」「技能(初期値以外のもの)」「特性能力」「攻撃」「解説」を公開すること。さらに、クリティカルの場合は「能力値」「負傷ゲージ」「防御力」を公開する。

失敗した場合は、エネミーの情報は得られずに時間が経ってしまう等のなんらかのペナルティを負うようにするとよい。


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