第4話 超能力とSF警察。

 小生、サイコキネシスでスプーンを曲げた。

 だが、それはSFではなく、手品だと言われた。


 小生、テレポーテーションで箱の中から脱出した。

 だが、それはSFではなく、手品だと言われた。


 小生、タイムリープで過去の同僚と会ってきた。

 だが、それはSFではなく、ただのそっくりさんだと言われた。


「そもそも、超能力はSFではく、アクションだ」


 小生ショック。

 では、小生が好きな『ライトジーンの遺産』はSFでなかろうか?

 ハードボイルドSFと書いてあるが、そもそもSFとハードボイルドは同じジャンルなのだろうか?


 小生、再びSFの闇に捕まる。


<終わり>


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る