準備01 プロット
プロットとは?
プロットとは「お話の筋立て」「構想のこと」で、小説を書こうとして迷っている方ならよく聞く言葉だとは思います。
ではプロットとは具体的にどんなものなのかというと、簡単に言えば設計図です。
もっとイメージしやすく言えば4コマ漫画の4つのコマ。それです。
起承転結や三幕構成など、これに対する方法はいくつか種類がありますが優劣はありません。
言ってしまえば自分がやりやすいものを使えばいいのです。
方法論は、使いやすいように自分のやり方を理論立てたものにすぎません。
これは技術です。
そしてそれが自分に合っているかどうか、自分が書こうとしているお話に適用できるかどうか、そこまで方法論は責任を持ってくれません。
とは言え、自分流のものを見つけるためにも、先人たちが残したものを有効活用しましょう。
「守・破・離」という言葉があります。
まずは型を守りましょう。
型やまとめられた方法論というのは、先人たちが要素をわざわざ抽出してくれた骨子です。
ある程度使ってみて、大事な部分が理解できるようになってから、こうしてみたらどうだろう? などの独自なお試しで破ってみて、特性を弄り倒してみてから、その方法論を離れて自分の方法論を確立する。
そのためのものであり、絶対的に不変なもの、というわけではありません。
武道の型稽古のように、極意を簡単に奪われないよう回りくどいことがされているわけでもないので、ひとつの流派を延々と守って行く必要はないでしょう。
合う合わないを見ながら、気に入ったものを使って、ちょっとずつカスタマイズしてしまいましょう。
私は
・起承転結
・三幕構成
の二つを組み合わせて使っています。
ただ、小説のプロットの場合は「お話をどう見ているのか」が如実に現れる部分なので、合わない作り方はとことん合いません。
物語全てを一緒くたにして、その造りを論じることはかないません。ですので、ここでは私がよく書くエンターテイメントとしての物語をみていきます。
それでも全てを読んでから「私の考えている物語と違う」という意見が出るとは思いますが、そこはそれ。
あくまで一例として、使えそうなところを拾って帰って、使ってやるくらいに思って見てもらえればと思います。
では、実際にどう使って行くのかを見ていきましょう。
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