2016/9/5(月)蚊との取り引き
仕事場の近くの公園で、ガリガリ君を食べながら休憩をしていた。
ここは、緑の木々に囲まれた癒しのスポットだ。
今の季節は、大きな木に緑の葉が生い茂り、真夏の太陽を遮ってくれる。
風通しも良いので、暑い日でも快適に過ごせる。
唯一の不満は、蚊が多いことだ。
緑が風に揺られる中で、子供達が遊ぶ姿を気持ちよく見ていると、
「ブ~ン、ブ~ン、ブ~ン」
と、そこら中で飛び回っている。癒しをブチ壊してくれる(ーー゛)
羽音で大体の居場所が分かる。
音がした方を見る → 発見 → 叩く → やっつける
しかし敵は、絶対数が多い。次から次に「ブ~ン」「ブ~ン」「ブ~ン」。
蚊に刺されるのも嫌だから、同じ様に
探す → 見付ける → 引っぱ叩く → 殺る → よっしゃ、と思う
安らぎを求めて公園へ来ているが、殺戮の為に通っているね。殺しに満足感まで覚えちゃってるし。
しかし、好き好んで蚊を殺しているわけではない。
むしろ蚊にとっては、友好的だと思う。
ずっと、思っているからね。
---
To:蚊さん
私は君達を殺したくない。
けど、君達に刺されると痒くなるんだ。
さらに去年だったかな。デング熱の媒介までしてくれる、ってオマケ付きだったじゃない!?
それらが嫌なんだ。
つまるところ、あなた達は血が欲しいんでしょ?
あげるよ。
あんた達が吸うのは何ccくらい?
100ccくらい(コップ一杯分くらい)だったら毎日あげる。
数十匹くらいまでならば、それだけあればokでしょ?
だから私のことは刺さないで。
---
彼らが応じてくれるなら、こちらも献血をしたい。
けど、返答無し。
手で蚊をヤッつけるには、2種類あると思う。
一つは、両の手の平で勢いよく挟む。主に飛んでいる敵の始末だね。
もう一つは、片手でどこかにとまった蚊をプレスする。
で、数匹を倒した後、肘に止まった蚊を発見。
難しい場所だ。
蚊が止まっている方の手をフリーズさせ、もう片方の手をソーッと近付けて
「パチン!!!」 見事に仕留めた。
けど、蚊がとまっていた手に持っていたガリガリ君を落とした。
半分くらいしか食べていなかったのに、砂利の上に落ちた(>_<;)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます