「加代の死」

煩先生

 

お揃いの恋は

教室を忘れて

通学路に咲く

蜜と口づける


笑わない君の

熱い頬を知り

堪らぬ想いに

少しだけ泣く


隠れ家で二人

魔の鏡へ問う

交差する瞳に

永遠は在るか


片方だけな靴

容赦無い青痣

僕は憎悪から

罪の尾を掴む

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「加代の死」 煩先生 @wazurai

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